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なぜ子どもをバイリンガルにしたいのか?私の経験から考えます

今回は、「なぜ子どもをバイリンガルにしたいのか?」というテーマについて、私自身の体験を通じて考えてみたいと思います。このテーマについて深く考えるようになったのは、私が3か国語を話すということを、周りから頻繁に質問されるからです。「言語が話せるっていいね」「英語ができて羨ましい」という言葉を本当によく頂きます。一見、外国語を使う必要がなさそうな方からも「実はずっと英語をやってみたい」という声を多く聞きます。

では実際に、英語が話せることで、どのようなメリットがあったのか?子どもの頃から大人になってからの経験を振り返りながらお話しします。

子どもの頃に感じた「言語の力」

  • 好きな洋楽の歌詞が歌える、意味が理解できる。

  • 好きな映画を字幕や吹替なしで見られる。これが意外と私にとって大きかったです!和訳や吹替ではニュアンスが変わったり、ジョークが伝わらなくなったりすることがよくあります。特にジョークは、その言語特有の文化や歴史、スラング、韻を踏む技術が詰まっているので、日本語に翻訳するのが非常に難しいものが多いです。

    • 学校の英語の成績が良い(笑)。これもシンプルだけど嬉しいポイントでした!

    • 英検やTOEICなどの資格試験で好成績を取れたことが、進学や入試で有利にでした。現在でもこうした資格が大学や企業での評価対象になることが多いですね。

大人になって実感した「言語の可能性」

  • インターネット上の情報量が圧倒的に英語が多いので、興味のある分野を深く掘り下げることができました。

  • 海外の著者の本を原本で読める。翻訳本を読むと、内容がぎこちなく感じたり、省略されていたりすることが多く、原本で読む価値を改めて実感しました。

  • 海外旅行では、英語圏でなくても意思疎通が可能。

  • 国内外問わず、仕事の幅が広がる。住む場所の選択肢も増える。

  • 言語を通じて、自分の気持ちを直接伝えられる。翻訳デバイスや通訳を介する必要がないことで、コミュニケーションの自由度が大きく広がります。

言語を習得することは、単にコミュニケーションの手段を増やすだけではありません。私は3か国語を日常的に使っていますが、これが脳にどんな影響を与えているのか、具体的なエピソードとともにお話しします。

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