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講座【簿記】:2.仕訳の基本ルール


【たったコレだけキーワード】

  1. 借方=「左手で現金(資産)貰う」

  2. 貸方=「右手で現金(資産)を払う」

  3. 全体を把握する


参照:https://www.brush-up.jp/guide/sc132/journalizing

【仕訳の基本ルール】

  1. 借方:資産の増加、費用の発生

    • 資産の増加
      例:財布にお金を入れると「現金」が増える。
      → 借方に「現金」を記録します。

    • 費用の発生
      例:スーパーで買い物をして現金を支払うと「食費」が発生する。
      → 借方に「食費」を記録します。

  2. 貸方:負債・純資産の増加、収益の発生

    • 負債の増加
      例:友達からお金を借りたら「借金」が増える。
      → 貸方に「借入金」を記録します。

    • 収益の発生
      例:アルバイトの給料をもらうと「収入」が増える。
      → 貸方に「収益」を記録します。

  3. 等式:借方金額 = 貸方金額

    • 取引ではお金の増減が必ず一致します。
      例:スーパーで1,000円の商品を現金で買う場合、「現金が減る」(貸方)と「商品が増える」(借方)が同じ金額になります。


【資産の増減に関するルール】

  1. 現金が増えたら借方、減ったら貸方
    例:銀行から現金を引き出した場合

    • 借方:「現金」増加

    • 貸方:「普通預金」減少

  2. 売掛金が増えたら借方、減ったら貸方
    例:掛けで商品を売った場合

    • 借方:「売掛金」増加

    • 貸方:「売上」増加

  3. 商品が増えたら借方、減ったら貸方
    例:商品を仕入れた場合

    • 借方:「仕入」

    • 貸方:「現金」または「買掛金」

  4. 備品購入時の仕訳
    例:会社の机を現金で買った場合

    • 借方:「備品」増加

    • 貸方:「現金」減少


【負債の増減に関するルール】

  1. 借入金が増えたら貸方、減ったら借方
    例:銀行からお金を借りた場合

    • 借方:「現金」増加

    • 貸方:「借入金」増加

  2. 買掛金が増えたら貸方、減ったら借方
    例:掛けで商品を仕入れた場合

    • 借方:「仕入」増加

    • 貸方:「買掛金」増加


【収益と費用に関するルール】

  1. 収益が発生したら貸方
    例:商品を現金販売した場合

    • 借方:「現金」増加

    • 貸方:「売上」増加

  2. 費用が発生したら借方
    例:光熱費を支払った場合

    • 借方:「水道光熱費」発生

    • 貸方:「現金」減少


【純資産の増減に関するルール】

  1. 資本金が増えたら貸方
    例:会社設立時に出資を受けた場合

    • 借方:「現金」増加

    • 貸方:「資本金」増加


【等式を保つ仕訳ルール】

  1. 借方と貸方の金額は必ず一致する
    例:取引金額を確認し、借方と貸方が同額になるか注意する。

    • 取引例:500円の商品を現金で買った場合

      • 借方:「商品」500円

      • 貸方:「現金」500円

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