私を構成するゲームたち#2
私を構成するゲームたち#1 の続き。
都立のアート系高校に入学する。今はツーブロック禁止問題が話題になっているが、私の通っていた高校は私服OKで、坊主に鼻ピアスをした女子、他校の学ランを着た女子、他クラスには緑のモヒカン男子などがおり、非常にフリーダムだった。
ちなみに私は近所のスーパーで服を買う、ノーメイク地味女だった。愛読書はnon-noなどではなく、もちろんファミ通。彼氏?そんなもんいねぇよ!
そんな訳で、オタク系グループの子と仲良くなり、通信ケーブルでポケモンを交換したり、「もう勇者しない」でおなじみラブデリックの名作【moon】(※Switchで復刻おめでとう!これは今の若い子にもぜひ遊んでもらいたい作品)や、見えない宇宙人の写真を撮影しまくる怪作【UFO-a day in the life-】の話で盛り上がっていた。
友人から借りた、宇宙で野菜を育てるゲーム【アストロノーカ】も面白かったし、友人と泊まり込みで遊んだボードゲーム【天空のレストラン】も熱かった。
バイオハザード型のゲームの【ガレリアンズ】(主人公が自らに薬物を注射して超能力を使うのだ)もダークな世界観が良かった。
そうそう、【FE聖戦の系譜】のスピンオフ作品である【トラキア776】もこの頃に発売された。FE産みの親である加賀さんが携わった最後のFEで、シリーズ屈指の難易度の為、私は経験値が二倍もらえる裏技の「エリートモード」でしかクリアしたことがない…。
しかも難易度が高いのは内容だけではない。当時のソフト入手方法がゲームショップではなく、ローソンのロッピー端末から予約し、店員さんにお金を払うという方法のみというオタクにはちょっと辛いシステムだった。当時「ニンテンドーパワー」というサービスがあり、詳しくはウィキペディアでお願いします。
この後はデザイン系の専門学校に進学するが、この頃はKONAMIの音ゲーばかり遊んでいて、【ポップンミュージック】【beat mania】【ダンスダンスレボリューション】などにハマる。専門に入ってからはアルバイトも始めたので、ポップンのアーケードスタイルコントローラも3万(定価)で買っちゃう。しかし自宅でやると恐ろしいレベルの騒音が出るので、さほど使わずにすぐヤフオクに出してしまった…。ダンレボも自宅の2Fでやっていたら「(当時、築70年くらいの)家が壊れるからやめろ」と、家族に怒られたのもいい思い出。
…多分、私のゲーム人生が一番輝いていたのは、この辺までじゃないかな。このあと就職したり、一人暮らししたり、バンドやったり、結婚したり、子供生まれたり、離婚したり色々あった。
職場の人たちと【モンスターハンター2ndG】やるためにPSP買ったり、そのお古のPSPも娘にあげたり。娘にメモリースティックのセーブデータ全消しされたり。
アラフォーになった今でもゲームは大好きです。
あの広い草原を走り回る感覚を、なんとなく終わらせたくなくて、終盤まで進めて放置してる3DSの【ゼノブレイド 】もそろそろクリアしようかな!