その後のアッパー系コミュ障

これはまあ、私怨のようなものだが、その後の話を人伝に聞いたので書き留めておく。

しばらく続いたこの人(アッパー系コミュ障)のシリーズだが、案の定、危惧していた通りになったらしい。

彼女は現在、新たなターゲットを見つけ、じゃれ合う振りをして相手をディスるという嫌がらせ行為をしており、ターゲットにされた後輩は「彼女の嫌がらせがエスカレートするようであれば辞めたいと思う」と周囲に漏らしているという。

問題は後輩がその話を上司の誰にも相談しておらず、上司でありながら後輩から全く信用されていない点であり、アッパー系コミュ障云々を差し置いてもマネジメント能力皆無である事を露呈しているところだ。

おそらく彼らは、後輩に対する悪意には気付いているのだが「そんなの軽い冗談の一貫だろう」とか「ただの軽口で本気じゃない」などと(表面的には)見做している。
だが、内心では「この人との関係を拗らせたり怒らせたりするとややこしい事になる」と考え、敢えてスルーしているのだろう。

誰も火中の栗を拾わないし、拾えないのだ。
監督不行届で情けない話だが。

しかし、一方ではどうも「彼女は自分の価値を高く見積もり過ぎており、数々の武勇伝や功績などもほとんどがウソ」と認識されつつあるようで、今後も様々なやらかしの末、数年後には半ば放逐される形で出る事になるだろうと思う。

後輩が退職して問題が露呈するか、どこかの時点でアッパー系コミュ障が上層部からきつい叱責を受けるかするのだろう。
そして叱られるとなかなか立ち直れないのだ。
自己愛性人格障害ゆえに。

なお件のお局もそうなのだが、一見ユニークで人当たりが良く、押しが強い…という性格は、若い頃は良いが、年を食うと仕事面では著しくマイナスに振れる。
もちろん技能面や成績などに優れていれば別なのだが、そうでなければ厚かましくうるさい中年女という扱いを受けやすい。
これが婚活ならば良い面になるのだろうが、仕事だと気安さが侮りに転じてしまうのだ。
お局が生真面目なカタブツ女性であれば、ちやほやされる事はなかったかもしれないが、今のように困った中年扱いもされていなかっただろう。

アッパー系コミュ障は33歳なので、未だそうした中年女性の苦難には遭遇していないのだが、既にその片鱗が伺えるため、35過ぎあたりから急激に周囲の視線が変わり、かなりの辛苦を味わうだろうというのは容易に想像出来る。

元々男女問わず、自己愛性人格障害には中年の危機が訪れやすい(理想の自分と現実の自分との乖離に苦しむ)とされており、実は役員にも1人それらしき症状の人物が在籍していた。
彼は役員になれているのでまだマシなのだが、どうも精神科にかかってはいるようなので(以前に服用している薬の話をしていた)この症状のある人物は社会的地位を得たからといって、必ずしも中年の危機から逃れられる訳ではない。
彼女の場合は尚更だろう。

35歳までに気付く事が出来れば軌道修正も可能かもしれないが、おそらくは難しい。(40を過ぎると生涯矯正不可能とされる)
そして自慢の「コミュ力」は歳と共に自らに仇を為すのだ…。

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