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これはすごく良かった!!

バブリーたまみさんのこの本はおすすめです。

子どもが生まれてから、夫婦がセックスレスに陥る一例、漫画で示しています。


たかしとえみと、バブリーたまみさんの三者でこの件について会話が続きます。

(52ページ)

たまみ「さてえみちゃんはたかしからの誘いを拒んでしまうということですが、(中略)自分の中でどういう理由で断ることが多い?」

えみ「なんというか・・・、身体だけ求めてきて・・・、都合良すぎるというか。」

たまみ「あー分かります。なんでその時だけ求めてくんねん?私は性欲処理機ですか?みたいな(笑)」

たかし「ちょっとそれは言い過ぎでしょう?俺はただえみとスキンシップを取りたいと思ってるだけです。夫婦の会話も子供ができて少なくなったからこそ、そういうのは大事だと俺は思ってます。」

えみ「はい?夫婦の会話もないし、会話があっても毎日『専業主婦はいいよな』『子育てしかしてない』とか言われてそんな気持ちになるわけないでしょ?」

たかし「それは・・・。」

たまみ「そこに関しては、さっきたかしと2人でじっくり話をしたので、きっとたかしも言い過ぎた部分があったと思ってくれていると思います。ちょっとわかりやすい例を出しますね!」

えみ「お願いします。」

たまみ「例えばたかしを毎日いびってくる嫌な上司がいたとします。ほめてもくれない認めてもくれない、怒ってばっかり。そんな上司から定期的に『酒飲みに行こう』と言われたら・・・心から行きたいと思いますか?たかし、その酒はおいしいですかね?」

たかし「まあ・・・心から行きたいとは思わないでしょうね。付き合いでは行きますが。」

たまみ「それと同じなんですよ。そんな奴とはおいしい酒なんて飲めないんです。でも一緒にプロジェクトを頑張ってきた仲間と仕事も成功した!『よし!打ち上げで飲みに行こう!』この酒はおいしくないですか?」

たかし「そうですね。おいしいですね・・・。」

たまみ「それとまったく同じだよ。酒も普段の仕事の人間関係で『おいしい・おいしくない』があるように、セックスだって日常生活の関係が出てくるんです。認めてもくれない怒ってばっかりの相手とセックスしたって気持ちよくもなんともないんだよね。」

たかし「・・・。」

たまみ「たかし。もう分かってるよね。前戯は日常生活からなんです。テクニックとかじゃない。日常生活で一緒に子育てして、労い合って『私は大事にされてるな』って実感があってはじめて濡れるんです。普段の生活でどれだけたかしが前戯をしてくれるか。余裕がないとセックスしたいなんて思えない。前戯なしで挿入されるのと一緒。心が痛いんです。『愛されてはじめて愛したい』っていう余裕が生まれるんですよね。」

えみ「もうたまみさん・・・そうなんです。余裕がないんです・・・。」

(引用ここまで)

そうそう!!こういうことだったんだ!!なかなかこういう事例とか説明って考えつかなかったなあ。さすがですね!!!

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