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私はセックスマシンじゃない
きょう紹介する本こちらなのですが、「私、離婚します!」2005年の本です。
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2005年に40代とかの人の事例だから、2025年では60代の女性たちですかね。仕事と家庭、女の幸せとは、に関しての感覚がちょっと時代の違いは感じますが、夫婦間不同意性交の苦しみはどんな時代でも同じです。
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32ページからの体験談で「セックス好きの夫に悩まされて」という頼子さん(仮名)の事例が出てきます。
職人の夫との間に、2人の子どもが生まれて
「夫は本当に子どもたちをかわいがりました。不満といえば、夜が激しすぎることだけでした」
この頃から、ずっと我慢した性生活を送っていたようです。
内装の職人の夫なので、バブルがはじけたら内容の仕事が激減してしまって、昼間から酒を飲んでゴロゴロし、頼子さんは失望したとのこと。
(ここから引用 37ページ)
頼子さんは3人目の子が幼稚園に入ると、またパートの仕事を見つけ、働き始めた。3人の子育てとパートの仕事、家事で、一日が終わるとくたくただった。それでも、夫は毎晩、頼子さんの身体を求めた。頼子さんが夫の要求を拒否すると「浮気してやる」とか「離婚する」と散々ののしられた。
「この人は何のために私と結婚したんだろうって思いました。夫婦ってセックスだけで結びついているものではないはずですよね。時には私の身体のことをいたわってくれてもいいのにと思いました。私はセックスマシンではないんです。夫に欲求があるように、私だって疲れていたらぐっすり眠りたいんです。そういう思いやりがまるでないんです。」