慣れる

この間、道でおばあちゃんとおじいちゃんが手を繋いで仲良く歩いている姿を見ました。目と目を合わせて、微笑んでいました。

ああ、私も将来こんな夫婦になりたいなあって思いました。どれだけ歳をとっても、初心を忘れずに、お互いの関係性を当たり前に思わず、毎日ちゃんと愛情と感謝を伝えられるような。

「慣れ」って怖いですよね。慣れることでプラスの面もあるけれど、「慣れ」によって自分自身を身失ってしまうことほど恐ろしいものはないと思います。慣れるまでには時間がかかるし、そのプロセスは苦しいものであるかもしれません。でもその「過程」を忘れず、初めて触れた時の気持ちずっと心のどこかに置いて置くことができたらいいなと思います。

何かにどっぷり浸かって、もうそれしか見えない!ってなるぐらいにのめり込む事はとってもいい事だと思います。私も今までの人生でいくつかありました。その世界の中心で生きているかのような。それしか考えられない〜!って。でもハマりすぎると、のめり込みすぎると、何かが見えなくなったりするんですね。しかもそれが結構「大事」な何か。忘れてはいけないようなこと。

『よく知ってる=大事な何かを忘れている』なのかもしれません。

だからこそ、客観的にモノを見る力が必要で、だからこそ、外にいる人の考えを聞く素直な姿勢が必要なんだな〜って思います。

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