【社会人必見】TOEIC対策に必要な英文法徹底解説!
皆様、こんにちは、えりまどです。
今回は掲題の通り、TOEICの文法に関連する超有益なnoteを執筆します。
TOEICは英語のリスニング力とリーディング力を主に測る試験である以上、英語の根幹にある「英文法」の理解が重要であることは言うまでもないことです。
一方で皆様の中には「英文法」に関して苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか?
何を隠そう、私もその1人でした。
私はオーストラリアの帰国子女で、中学卒業までをあちらで過ごし、高校入学と同時に日本に帰国したのですがが、日本の高校での英文法の教え方に驚きました。
「主語がSでOが目的語で」
「SVOOが第4文型でSVOCが第5文型」
「runは自動詞だと走るという意味があるが、他動詞だと運営するという意味がある」
等などです。
正直オーストラリアで英語を習ってきた時には一切ない概念でしたし、英語は言語である以上、法則をもとに作られたというよりも、作られたものから共通項を括りだしたのが文法なので、理論ドリブンで教育するにはどうなのよ、と正直思っていました。
事実として、日本人は中学、高校と計6年間英語を学習しますが英語に苦手意識を持つ人は多く、話せる人はおろか、満足に読める人も少ないと思います。
私は現在英語コーチングの仕事をしているため、生徒の方に説明する必要があるので第1-5文型のような文法知識も当然頭には入れていますが、もっと効率的で実用的な英語の学習方法があると思っています。
また、社会人になってから求められる英語力は「英文法」に関してだけ言えばTOEIC対策であるケースが殆どです。
逆の言い方をすれば、TOEICで問われる英文法さえ理解すれば、あのめんどくさい英文法の学習から解放されるわけです。
そのため、皆様を不要な英文法学習から解放したいとの思いからnoteを執筆するに至りました。
本noteは他の市販の参考書にはない以下の特徴があります。
本noteの特徴
必要な情報が精査されている
市販の書籍の多くはボリューム感を出すために情報のかさ増しが行われています。
その為、本当に必要な情報が隠れて埋もれてしまうリスクがあります。
当noteでは、TOEICを攻略するために本当に社会人が必要な英文法のみを抽出しておりますので、無駄が一切ありません。
反復継続して読み込むことで英文法の根幹を理解することができるでしょう。
このnoteは"進化"する
市販の学習用の教材は購入した後更新される事は当然ありませんが、本noteは進化します。
追加すべきコンテンツがあれば、随時更新しますし、場合によっては必要に応じてYouTube等の動画コンテンツも本note内で発信していきます。
一方で、コンテンツがリッチになるにつれて、noteの有料化も検討します。
完全無料なのは今だけかも知れませんので、是非頭に入るまで繰り返して読んでください。
是非これらを踏まえてご検討頂ければと思います。
一切の忖度がない内容
通常の市販の本ですと、出版社から発刊しますのでその内容に関してもどうしても関係当事者に配慮した内容にしないといけません。
私のnoteは一切他人に忖度する必要がないので、有益だと思った内容のみを記載し、無益だと思った内容は削っています。
当然、学校教育で今まで習ってきた内容も問題だと感じている点に関しては激しく非難しています。
嘘偽りのなく、有益な内容になっていることはここで約束しましょう。
日本の英文法教育の問題点
まず、私が考える日本の英語の文法教育の問題点について記載します。
基礎・応用をワンセットで教えない
1つ目は基礎・応用をワンセットで教えない点です。
英語も言語である以上、英文法には原則もあれば例外もあるのですが、日本の教育では最初原則事項を絶対的な正義として教えます。
その為、多くの方はそれを絶対的な意識として頭にインプットするのですが、当然例外的なケースにいつかぶつかります。
とうすると「今まで信じていた英語は何だったのか・・・」となり、「モームリ」と頭がバグってしまうのです。
少しピンとこない方もいると思うので、例文を見ながら解説します。
下記の問題を見てください。
結構悩まれる方が多いのではないでしょうか?気持ちは分かります。
感覚的に"every"を選びたいけれど"three weeks"の"s"が気になってします訳ですね。
中学・高校などで「everyやeachの後は単数形がくる!」と口を酸っぱくして教師に言われた洗脳の弊害です。
答えはなんと"every"です。
実は「everyやeachの後ろには単数形がくる」というよりも、「1つの名詞としてのカタマリがくる」と理解するのが正しいです。
この文脈の中でにのthree weeksは週×3というよりも、「3週間という単位がくる度に」→「3週間ごとに」=「3週間という1つのユニット」という表現になるわけです。
このような英文法の「例外」に遭遇した時、人は絶望し「英語、モームリ」となるのです。
その為、本来であれば、everyやeachの原則的な使用方法を教えると時に例外も一緒に教えるべきだと私は考えています。
※特に成人に教えるときはその方が効率がいいです。
左程英語を得意でない人が教えているケースが多い
皆さんの多くは中学、高校で英語を誰に教わったでしょうか?
多くの人が「学校の英語の先生」でしょうが、残念ながら彼らの多くは「英語が得意でない人」です。
本当に英語が得意であれば外資系に務めたり、海外で働いたりするのですが、彼らの多くはそういった経験がありません。
英語教師に一般的に求められるレベルは「英検でいうと準一級」なのですが取得できていない人も多いのが教師の現状です
※因みにえりまど自身は準一級は高校生の時に取得しました。
中には例外的に英語力の高い英語教師がいることも事実ではありますが、レアケースでしょう。
またレベルが低いだけであれまだいいのですが、教師というには往々にして自身の権威性を保つために簡単なこと敢えて難しく説明しようとします。
そのせいで英語に苦手意識持つ人が増えてしまっているので、私はこれも日本の英語教育の問題点だと考えています。
大学受験を念頭に置きすぎている
また、大学受験に重きを置きすぎている学習方法も問題だと私は考えています。
最近は多少ましになったと聞きますが、日本の英語教育は難しい英文を「解精読」ための教育でした。
その為、英会話やTOEICに必要な速読を念頭に教育がプログラムされていません。
正直不必要な知識が多すぎて消化不良を起こしているケースが多々あります。
その為、このnoteでは「TOEIC」でハイスコアを取得するため必要不可欠かつ精選された文法知識を皆さまにお届けします。
下記に示す7つのキーファクターを理解すればTOEICに関連する文法は完璧になると言えるでしょう。
Part5/6の文法問題だけでなくPart7の読解にも役立つ内容にしています。
不毛で役に立たない英語学習から解放されたい方、一歩踏み出しましょう。
たった数千円の投資です。
1.まずはこれ!TOEICの文法は○詞問題からは逃れられない
解説
TOEIC一番大事な文法知識はなんでしょうか?
断言しますが、「品詞」に関する知識です。
品詞とは名詞、動詞、形容詞、副詞の4つの事で英語は最終的に4品詞の話に帰結すると言われるほどです。
Part5では30問中6問-8問が品詞問題なのですが、品詞問題は解き方さえしっていれば選択肢を読んだだけで解答することが可能です。
しかも慣れていれば5秒で解く事も可能ですので、品詞問題を攻略する=TOEICを攻略すると言っても過言ではないかも知れません。
昔、学校でも「形容詞的用法」とか「副詞節」とかごちゃごちゃ言われたと思いますが、難しく考える必要はありません。
TOEICの文法問題では、「何が品詞とし欠けているか」をジャッジできればいのです。
解答のポイント
以下が品詞問題のコツです。
例題
例題も確認してみましょう。
また各品詞のイメージも添付しておりますので、必ず確認してください。
2.日本人が大混乱の関係詞!今日でその謎は解決!
続いてはややこしい文法の「関係詞」の話をします。
関係詞とは、関係代名詞( who, which, that など)や関係副詞( when, where, why, how )の総称で、関係詞節と呼ばれる「名詞を説明するためのカタマリ」に繋げる言葉です。
関係詞には、大きく分けて2つの役割があります。
① 2つの英文を1つの英文に繋ぐ
② 先に登場している何かを修飾する
順番に解説します。
役割
① 2つの英文を1つの英文に繋ぐ
例えば、以下の例文2つを見てみましょう。
A.I know the man.
訳)私はその男を知っている
B.The man is standing under the tree.
訳)その男は木の下で立っている
この2つの英文を「私はその木の下で立っている男性を知っている」という一つの英文にまとめる時に使われるのが関係詞です。
まとめると
I know the man who is standing under the tree.
訳)私はその木の下に立っている男を知っている
となるわけですね。
② 先に登場している何かを修飾する
関係詞を使って、先に話されている何かをを修飾することができます。
先ほどの「2つの英文を1つに繋ぐ」の項で使った例文をもう一度見てみましょう。
I know the man who is standing under the tree.
この例文の「Who is…」以下の英文は、「The man」を修飾していると言えますね。こんなイメージです。
また、「関係代名詞と関係副詞の違いが良く分からない」という方も多くいと思います。
解説
先行詞である名詞が後ろに続く節にどのような形で(=どの品詞として)入るかによって、「関係代名詞」か「関係副詞」かが決まります。
① 関係代名詞
Germany is the country which I have wanted to visit.
「ドイツは私が長いこと訪れたかった国だ」
これを2つの文に分けて考えると、
Germany is the country+ have wanted to visit the country(→which)
→先行詞the countryは、後続の文において、他動詞visitの目的語になっていますね。※大前提としてvisitはその後に目的語を必須とする他動詞なので。
そして目的語は名詞しか取れませんので、関係代名詞whichが用いられるわけです。
②関係副詞
「ドイツは私が行きたかった国だ」
これを2つの文に分けて考えると、
Germany is the country. + I wanted to go(→where).
先ほどの文章とほぼ同じ意味ですが、whereという関係副詞を用いています。
これはwanted to goのgoが目的語不用の自動詞だからです。
そのため、目的語になる関係代名詞ではなく、関係副詞のwhereをいれるわけですね。
因みに少し応用的な話になりますが、「自動詞のgoを使いたいけど関係代名詞を入れたい」と考えた場合はどのようにアジャストするかというと
Germany is the country which I have wanted to go to.
と最後に「前置詞のto」を追加してあげればいいのです。
前置詞があれば目的語が必要となりますから、関係代名詞のwhichを使うことができるのです。
更に応用的な話をするとフォーマルな文章では上記を以下のように修正することも可能です。
Germany is the country to which I have wanted to go.
toは「前置詞」ですから文字通り「名詞の前にくる品詞」が語源ですので、名詞のwhichの前に持ってくることが文法上可能です。
合わせて覚えておきましょう。
解答のポイント
次に関係の問題を解く際のフレームワークを紹介します。
例題
では最後に関係詞に問題をいくつか添付します。
3.第〇文型はもう不要!自動詞と他動詞の考え方
英語における5文型とは
次は、英語の動詞の基本的な考え方について記載します。
皆様が最初に英語を学習させた際に、中学や高校で先生から「英語には5つの文系があって、それぞれ動詞によって取れる形が異なる」と熱く教えられたことがあると思います。
ただ私自身この概念があまり重要だと思ったことは、正直一度もありませんし高校生の時は正直授業などロクに聞いていなかったため、この概念を理解していませんでした。
※それでも英検準一級受かったらTOEICも当時で800点くらいだったのでした。
大人になって人に英語を指導する立場になったので今は完全に理解していますが、分類訳にあまり意味を感じていないというのが忌憚なき意見です。
一応5文型の考え方と定義を下記にまとめておきます。
敢えて例文記載せず、理論だけを記載しました。
こんな理論頭に入れても意味がないことを感覚的にご理解頂くためです。
特にTOEICに関しては「この文章の何文型ですか?」と聞かれる事はありませんので、具体的フレーズで覚えておいた方が余程実用的です。
また、文型というのは平たく言えば目的語を不要とする「自動詞」と目的着を必要とする「他動詞」の派生形ですからそちらの概念をまずは頭に入れ、他動詞の中で目的語が2つ必要な動詞と目的語と補語が必要なものがある。
と理解した方が実態に近いと思います。
以下参照
自動詞・他動詞の区別
因みに自動詞・他動詞の区別の仕方にも注意をしなくてはいけません。
学校ででは「この動詞は自動詞・あの動詞は他動詞と言う風に区別するように教えられと思いますがあまりいい覚え方ではありません。
大体の動詞は自動詞の意味もあれば他動詞の意味もあるのです。
例えば"swim"という単語は皆さん知っていますよね?
例文の通り、こてこての「自動詞」として使うのが一般的です。
一方で以下のような他動詞の使い方もあるのは皆さまご存知だったでしょうか?
このように一見自動詞と確定していそうな動詞でもよく調べると他動詞の意味も往々にしてあるので、動詞を見たときは文脈から他動詞か自動詞かを判断できるくせを意識的につけておくことをお薦め致します。
4.分類は無意味!可算/不可算名詞はこう頭に叩き込め!
「大体の動詞は自動詞・他動詞両方の意味がある」
という同じような概念として、「可算・不可算名詞を分類することも無意味」というのがあります。
「jobは可算だがworkは不可算」のような学び方をした方も多いますがこの思考も危険です。
workは仕事という意味で使う際は不可算名ですが「作品」という意味で使う時は複数形を取る可算名詞になるのです。
実は結構ありますので、一例を下に添付しておきます。
また、少しTOEICから話は脱線しますが、英会話においても可算/不可算の考え方はとても重要で、最後のsが抜けているだけで相手に伝えられる意味が大きく異なってしまいますので、意識してください。
※英会話のノウハウは下記noteに詳しくまとめておりますので興味がある方は読んでみてください。
5.もう迷わない!時制の完全マスター
続いて、時制の話です。
「時制」とは、現在、過去、未来といった「時」を表すために動詞の形を適示変化
この現在、過去、未来の3つがさらに基本形、進行形、完了形、完了進行形という4つの時間軸と組み合わさることで12パターンとなり、能動態+受動態の2軸があるので全部で24パターンあるというのが英語の時制になります。
多いですね。。。。
下記が全体像になります。
過去形
まず、最初は過去形から解説していきます。
今現在とは直接関係のない、過去に点在する出来事や事実などを表現するときに使います。
過去形はこの「今現在とは直接関係のない」という部分がポイントです。
「昨日をテニスをした」「去年のドイツに行った」のような過去の出来事を表現するのが過去形の役割なのです。
現在形
次に最初に現在形から始めてみましょう。
度シンプルに現在形が表すことは「習慣」と「事実」だけです。
正直「現在」の事を表しているわけではないので、この「現在形」という名前がよろしくないと思うのですが、ずっと改善されていませんね。
未来系
未来形は基本的に「予定」と「意志」です。
「来年の夏ドイツに行く」
「英検に合格する」
「明日友達とテニスをする」
「家のローンが来年で終わる」
このようにに、未来に予定されたイベント、あるいは未来に向けての意志を表現するのが未来形なのです。
時制の概念図
最後に時制の概念をスライド化していますので、イメージをこれを機にイメージを持って下さい。
6.ややこしい前置詞と接続詞はこう覚えろ!
次にTOEICの文法対策には必須の英文法について解説します。
こちらもややこしく苦手にされている方は多いですが、以下がポイントです。
①前置詞「だけ」のワードを覚える
②接続詞「だけ」のワードを覚える
③前置詞と接続詞両方の用法を持つワード一覧
前置詞「だけ」のワード
接続詞「だけ」のワード
両方の用法を持つワード
ややこしいですが、累計28個しかありませんので、これをまずは頭に叩き込みましょう。
それが一番シンプルですが、TOEIC攻略の一番の近道です
7.応用編!けど役に立つ倒置の活用法!
最後に「倒置」について役立つ情報を記載します。
苦手意識を持たれている方も多いかも知れませんが案外単純です。
倒置構文とは、読んで字の如く通常の語順とは、語順が入れ替わる構文という意味です。
このような入れ替えは日本語でも多く見られますね。
「なんて危険なんだ!あの人は。」
のように、場所や程度の強調をするために語順を入れ替えます。
ここでは主語と動詞を入れ替えて、「危険」という形容詞を強調していますね。
英語でも基本的考え方は同じです。
また語順を入れ替えるに加えて、「語順を入れ替えて、疑問文にする」もポイントです。
TOEICに頻出の"should"を使って解説します
Should you have any questions regarding our products,
もし私たちの商品についてご質問があれば,
これは、仮定法のifを省略した形の倒置構文で、倒置させる前のの通常文の語順は以下です。
If you should have any questions regarding our priduct, ~
これをifを消し語順を入れ替え、疑問文の形にします。
Should you have any questions regarding our product,
このステップで、仮定法の倒置構文が完成です。
※TOEICのshouldの倒置は「万が一○○があれば」のようなみたいな用法で使われるケースも多いので合わせて覚えておきましょう!
サマリ
如何だったでしょうか?
今回は苦手とされる方の多い英文法、中でもTOEICに活かせそうな文法に絞って執筆しました。
未だに英語を日本人は多いですが、グローバル化と共に英語学習の重要性は年々増加しています。
私のXやnoteで英語の苦手意識を克服し、英語力を身に着け、グローバルに活躍できる日が来ることを願って止みません。
えりまどイングリッシュ一同