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【連続小説】島人えりまど君Vol.2_魅惑の都市那覇松山

俺が那覇に移住し、住みかとして選んだのは、東京でいう「新宿の歌舞伎町」に該当するような沖縄最大の歓楽街、「松山」という町だ。
※詳しくは前作参照

皆、沖縄の那覇と聞くと国際通りが最大の繁華街だともうだろうが半分あっていて半分違う。

国際通りはどちらかというと観光客メインの歓楽街であるのに対して、松山は地元の人メインの最大の歓楽街なのだ。

どうせ沖縄に来たのであれば、観光客と仲良くするのではなく、沖縄に友人を作って楽しみたいと思ったし、無事に離婚できたばかりの当時32歳の俺はどうにかして沖縄美女を抱きたいという邪な夢があった。

その夢をいち早く叶える為、勇猛果敢に治安は悪いが最も盛り上がっている松山エリアに住む事にした。

それが、これから起きる数々の珍事件のきっかけになるとも知らずに。


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