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スタイルを考える

スタイルを考える機会って中々ないですよね。


女性はわかりませんが、男性は早い人は12歳頃から買い物をします。遅い人は18歳とかです。自分は高校生くらいに親に言われて選ぶようになりましたが、実際にしっかりと見れるようになったのは20歳です。アパレル業界の有名な人がかなり早い印象です。幼い頃から服を選ぶ環境にあり、それがきっかけで服屋を志した、みたいな。インタビューとかで割と見ます。

この人若いけどお洒落だなぁ~~って人は始まるのも早いですね。
12歳の自分は何してたかというとひたすらモンハンしてました。金冠含め勲章揃えてたので、割と廃人プレイしてました。MHP2Gという作品ですが、当時の環境は今でも鮮明に覚えています。人生の分岐点でしたねあの作品は。

前回、服は趣味じゃない、生き方でスタイルのことだ。みたいな話をしました。お洒落な人は何着てもお洒落だし、選択のセンスが良いと。
結局どれだけ早くスタイルについて考え始め、それを作ろうとしたかが、大きく影響します。それが10代から20代前半でどれだけ追及できたかによって凡そ変わります。センスは磨くものです。

そこを過ぎてもぱっと見はおしゃれにはできると思います。服装モノトーン+ベージュにして生活用品の色味を抑えるだけでそれっぽくはなるんですよ。無印良品みたいなイメージです。

でもやっぱスタイルが出来てる人って、情報量が多くてもどこか纏まりがあるし、軸が感じられるんですよね。
服装は3色まで‼とか骨格診断とかイエベとかブルべとかは分かりやすい、届きやすい基準ですが、そんなの関係なく生活を自分の物にしている感覚があります。

服とか車とか、物単体で見てしまいますが、自分のスタイル全体で見てみると良いと思います。自分はもう25歳になりますが、あまりうまくいってません。
でも20代残りの半分で自分のスタイル、生活を追い求めてみようと思います。

スタイルを作るには


0からは生まれません。他人の真似から入って、様々なスタイルを部分毎に混ぜ合わせて自分に落とし込んで出来るものです。

この人かっけえなーって人を見つけることからです。
雑誌やWebマガジンが良いと思います。普段からSNSで追っかけてる人がいればその人でもいいと思います。

後はお店で提案を受けるのも良いです。
その為には提案をしてくれる接客の店に行かなくてはいけません。軸も知識もない人程提案聞かずに自分で選ぼうとするので、一度営業されると良いです。
自分は最初の2年間は提案や接客殆ど受けずに一人で色々模索してましたが、そこそこしんどいので人がいた方が良いです。

服なら系統ですよね。なんとなく意識する服装があればいいです。
自分は夏は綺麗目で少しエレガンスな感じ、冬はフランスやイギリスを取り入れつつトラッドに振ったりします。ここ数年変わってません。
大学生の頃はスタイリスト長谷川昭雄さんの真似をして、オーバーサイズにアメリカの要素を取り入れつつ、スケーター要素を外すような意識がありました。根底がかなりオタクなのでストリート受け入れられないんですよね。

今は、少しずつワークやミリタリーの要素を取り入れたいとは思っていますが結構難しいです。

石川県に素晴らしいセレクトショップがあります。自分のスタイルの理想形はこれです。
自分の中でバックボーンまで納得したものを選び揃える。貯金や結婚、仕事について考えるのも大事ですが、若い時こそお金と時間を使って経験をして目を養って考える事が必要じゃないかなと思いますね。

車について

最近は車についても考えます。
残念ながら自分は浪費が激しくお金がないので今の車をローン返して乗り換えはしばらくできません。
でも次の車は何が良いかなと時折考えます。

車になると新車か中古か、維持費やリセール等金銭的な事情がまず絡んできます。維持できない物は持てないですからね。
その中でどの車が合ってて自分を表現できるか、乗ってて楽しいか考えます。
自分は職業柄ある程度は車について知っているので選べますが、車はお洒落さに惑わされない方がいいです。
ファッション誌に載ってる古い車は余程興味がない限りは絶対にやめた方がいいです。

一見すると大衆車でも一つ一つにストーリーがありますから、そこに目を向けて調べてやると良い車選びができると思います。ただ車毎に壊れやすいとか、燃費が悪いとはデメリットもあるので、そこは知識が要ります。
燃費が良いだけでプリウスを選ぶのと、プリウスの特徴や背景を知った上で自分の軸と照らし合わせて選ぶのとでは違いますからね。周りから見たら同じですけど、そこは言語化できれば良いのです。
余程乗り換えを頻繁にしたいとかじゃなければ、リセールなんて気にしないでください。中古でも新車でも大事に乗りましょう。

ネットで情報はありふれているからこそ、必要な時に適当にちゃちゃっと調べて正解に近そうな選択をすればなんとでもなる時代ですが、仮に正解じゃなくても、失敗したとしても生活スタイルについて考え、それに合うと思ったものや自分を表現できると考えた物を選んでいきましょう。

そうすれば数年後の自分は全然違う姿になると私は信じています。

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