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私もそこに入って飛んでみたい。クラブの為に働く人の姿がすごく楽しそうに見えた。本当にいい物を作りたいから【#私とエルフェン vol.2グッズ担当:袴田有菜 前編】
クラブ内外の多くの人が関わることで展開されるサッカークラブ事業。
「#私とエルフェン」は、クラブと接点のあるさまざまな魅力溢れる人たちにお話を伺い、ご紹介していく企画。
第二回目はクラブの「なかの人」にフォーカスしました。インタビューに答えてくれたのは、エルフェンのグッズ担当 袴田有菜さん。
自身もJクラブの熱烈なファン・サポーターであったという袴田さん。
【前編】のこちらでは、幼少期のお話からサッカーとの出会い、なぜサッカークラブで働くことを志したのか、その原点に迫りつつ、グッズ担当者としてのリアルな〈現場の声〉をお届けします。
エルフェングッズを熟知する袴田さんおすすめアイテムもご紹介!
インタビュアーは、袴田さんと同じフロント部隊として働く運営・社会連携部 伊藤です。
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【プロフィール】袴田有菜(はかまた ゆうな)
長野県出身。サッカー総合専門学校JAPANサッカーカレッジ卒業後の2022年2月に株式会社エルフェンスポーツクラブに入社。当初からグッズ担当を任され現在に至る。数々の新商品を開発し、ホームゲーム時や各種イベントでの販売に加え、近年はオンラインショップの充実も図る。好きなサッカー選手は谷口彰悟選手。
夜中の3時に並んで整理券を
ーまずはじめに、はきゃ(袴田さん)の幼少期、学生時代の話から聞かせてほしいのですが、ご出身は長野県ですよね?
袴田さん(以下、袴田):はい、小中高と普通の公立学校に通っていて、中学校のときはバスケットボールを、高校の時はソフトテニスをやっていました。その頃にはもう将来サッカークラブで働きたいという夢が決まっていたので、高校卒業後にサッカーの専門学校に行こうみたいな流れを考えていました。
ーかなり早い段階で今の職業をイメージしていたんだね。サッカーとの出会いはいつ頃ですか。
袴田:小学校に松本山雅(松本山雅FC)の無料招待券が小学校低学年ぐらいから配られていて、その頃は行く感じではなかったんですけど、4年生の時にチームに松田直樹選手が加入して。もともと山雅のサポーターがすごいっていうのは耳にしていたんですけど、ある時おじいちゃんに行こうと言われて一緒に行ってみたらハマっちゃったという感じです。
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ーどんなところに魅力を感じたの?
袴田:実際に行ってみたらゴール裏のサポーターの熱が凄すぎて、あの中に入って自分も応援したいと思ったんですよね小学生なりに。
ーそこで受けたインパクトが相当強かったんだ。
袴田:そうだったんだと思います。サポーターの中心部隊の人たちって(応援しながら)飛んでるじゃないですか。私もそこに入って飛んでみたいって思って。
ーじゃあ試合の記憶は・・
袴田:サッカーの記憶は全然ないんですけど(笑)サポーターの人たちの熱が響いたんだと思います。そこから通い始めて小学校6年生の時には、もうサポーターの真ん中に陣取るようになって。よく列整理みたいなのあるじゃないですか。整理券に何番目に入れるかが書いてあるんですけど、夜中の3時とかに行って駐車場で待機して、券を引ける時間まで待って、それで1番とか7番とか出したときは周りの人たちから「よくやったー!」って言われたり(笑)。あとアウェーも一番遠いところだと讃岐まで夜行バスで行ったりとか、広島に行ったりとか。そういう場所に行くのもすごい楽しかったです。
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ー小中学生ででしょ!?行動力あるね。
袴田:それがすごく楽しかったんです。小学生で熱狂的なサポーターって珍しかったのか、応援サポーターの方たちとも仲良くなっていって、「いつも一緒に応援しよう」「今日は席ここ取れたね」とか「今日はあそこだったね」みたいな感じで。いつも席取りに走っていました、走っちゃいけないのに(笑)
ーじゃあガンガン応援歌もうたって?
袴田:山雅がクラブで出したサポーターズCDがあるんですけど、そのCDを買ってよく家で流していました。新しいチャントは歌えないんですけど、昔のやつは今も全然歌えるっていう。今振り返ったらすごく楽しかったなって。
クラブの為に働く人の姿がすごく楽しそうに見えた
ーサッカークラブで働きたいと思うようになったのは、そんな充実した時間の影響があったんだね。
袴田:それまではネイリストさんになりたいって言っていたんですけど、サッカーと巡り合って応援に通っているうちに、ボランティアさんとか、クラブのため働く人の姿がすごく楽しそうに見えたんです。だから自分自身も好きなサッカークラブで、別に表に出なくていいから裏方として働きたいなっていう気持ちが芽生えたんだと思います。
よく中学校の時に職業体験とかあるじゃないですか。中2ぐらいのときに担任の先生に「松本山雅の職業体験に行きたい」と伝えて行かせてもらったことがありました。ポスター巻きとかできることだけでしたけど、すごく緊張した記憶があります。
ー中学生の時にすでにサッカークラブで働くという経験をしていたんだね。
JAPANサッカーカレッジへの入学はどういった経緯で?
袴田:山雅のサポーターの仲間内で「将来こういう仕事に就きたいと思っているんです」という話をしたら、「新潟にサッカーの専門学校があるんよ」っていうのを教えてもらって。高校から入りたかったんですけど女子サッカー部専攻しかなかったので、それは難しいからじゃあ高校卒業してからというふうに。
ー専門学校に入る頃には、具体的に将来どこかのサッカークラブへの就職を意識していたの?
袴田:そうですね、中学校の途中ぐらいから、山雅がJ1に上がるタイミングでアウェイの川崎フロンターレの試合を見に行くことがあって。そこで川崎フロンパークっていう場外でイベントをやってる所に行って、「こういう試合会場で楽しめるイベントいいな」と思って。試合以外の時間も、例えばディズニーランドみたいに一日中楽しめるようなスタジアム作りってすごく魅力的だなって思うようになって、それでJAPANサッカーカレッジでは「イベント部」というのがあったんですけど、そういったことをまずは学んでいこうと思いました。
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将来的には、フロンターレに以前いらっしゃった天野さん(天野春果さん:(株)ツーウィルスポーツ代表/南葛SCプロモーション部部長)の下で働きたいってずっと思っていて、ゆくゆくはフロンターレに入れたらいいなと思いながら過ごしていた2年間だったと思います。
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ーいつかその願いが叶うといいね。
フロンターレといえば、はきゃは谷口選手(現ベルギー1部リーグ.シント=トロイデンVV)のファンなんですよね?
袴田:はい、もうどっぷり浸かってしまって(笑)
ー当然谷口選手の推しグッズは・・
袴田:たくさん持っています(笑)当時はもうユニフォームからタオルマフラー、あとやっぱりガチャガチャとか。毎回行く度に5,000円位使って(谷口選手を)出そうとするんですけど簡単には出せなくて。SNSを使ってこの選手と交換してくださいとかやってました。そういうのも楽しかったですね。
DFとしてチームを後ろから支えて身体を張ってプレーしている姿が大好き!なんですが、私もサッカークラブで働くのは縁の下の力持ちみたいになりたいと思ったからなので、少し通じる部分があるんじゃないかと思っています。
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土台を作れるし、経験も積める
ー専門学校を卒業して、エルフェンへ入社した当時の話を聞かせてもらっていいですか。
袴田:就職活動で何件かインターンも行かせてもらっていたんですけど、自分の中でここだなというところが決めきれなくて。それで先にエルフェンにインターンに来ていた松本(松本訓子さん:ちふれASエルフェン埼玉チケット・ファンクラブ・広報担当。袴田さんとは専門学校で同期)から連絡が来て、エルフェンがいま人を探していてもしよかったらどう?みたいな話で。ぜひと思って履歴書を書いて、面接を受けさせてもらって、内定をいただきました。
ーもともとはホームゲームの運営、イベントをやってみたいという希望があったと思いますが、就職が決まってグッズ担当を任されると聞いた時はどんな印象でしたか。
袴田:でもイベント事も結局スケジュール立てじゃないですけど、計画力が必要じゃないですか。そこは形としては一緒かなって思いましたし、グッズを絡めた企画はできやすいなと思ったんですね。(グッズ製作は)学校では学ばなかったことだけど、挑戦してみようと。まずはサッカークラブに入ること自体が重要なことになるかなと思っていたので。ちょうどWEリーグができたばかりの年でしたので、土台というものは作れるかなと。やりがいを感じたし、経験も積めるんじゃないかということを考えていました。
ー入社当時のことで何か印象に残っていることはありますか。
袴田:そういえば、面接で初めてここに来たときに、事務所で働いていた理絵さん(薊理絵さん:元エルフェン選手/スタッフ)に部屋に入るなり「私かわいい??」って初対面でいきなり質問をされて。
ーえっ、どういうこと!?
袴田:なんでその質問をされたか分からないんですけど(笑)それを一番最初に言われた記憶が強くあります。
ー新しい仲間が来るから、薊さんなりに距離をつめようとしたんですかね?
袴田:多分そういうことなんだと思うんですけど、自分は初対面だからどういうリアクションしていいかわからないから、「かわいいです」と言ったような気がします(笑)よくよくこのクラブに入って、あの人元日本代表なんだという話を聞いて「えぇー!」みたいな。でも改めて感じるのは、今のこのクラブが支えられてるのは理絵さんがクラブ内部からあたたかい雰囲気で支えていたからだと思っていて、もう人柄も含めて本当に尊敬しています。
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広い層に買ってもらうこと、尖ったアイテムを作ること
ーでは、グッズ担当としての日々の業務内容を教えてください。
袴田:まず最初に、今のクラブに足りないアイテムを考えて、その中から他のクラブや他のスポーツで流行ってるものをリサーチして、このアイテムいいなと思ったらロット数と金額の設定を考えて業者に問い合わせをします。その後にデザインをどうするかを決めていくのですが、業者さんにお願いするときはやっぱり費用感、どれだけお客さんにリーズナブルな形で買ってもらえるかとか、平均的に他のクラブはこの金額で売ってるからそこをちょっとずらさないようにとか、そういうのを考えながら確定していきます。
その後サンプルとしてあがってきたものの色や形、素材を確認して問題がなければ製作に入りますが、その中でちょっと色があんまり良くないねとか、ここの素材の厚みを変えた方がいいかもとか、そういうことがあれば差し戻しで、第二構成をあげてくださいというやり取りをさせてもらうこともあります。
ただ販売スケジュールとしてここで売りたいというのがあるので、そこに間に合うかどうか、スケジュール感がすごく難しいです。
本当にいい物を作りたいからこそ、製作に時間をかけることは重要かなと思っているので、もしちょっと(販売を)ずらすしかないという時は告知に時間をかけようとか、そういう判断に変えていく感じになります。
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ー日々微調整しているんですね。
袴田:そうですね、頭の中でいつもスケジュールは立てているんですけど、海外から取り寄せることもあって予定外のことは起こるので、シーズンの前からこの時にはこれを打って、次はあれをみたいな事は計画して考えてるようにしていますね。
商品が完成したら、サンプル品を使ってプロモーションの準備に入ります。選手に撮影を依頼して、写真や動画を撮ってホームページでのリリースやSNSに投稿します。実際に商品が納品されたら無事お客さんのところにお届けできる流れになっていて、ホームゲームやイベント等での販売と、今オンラインショップも力を入れているのでそこへの対応をしたりしています。
ーグッズ製作の過程の中で大切にしているポイントはありますか。
袴田:そうですね、Jリーグのクラブとかを見てもやっぱりアイテムが充実してるなと感じます。応援グッズもしっかりあるし、アパレルアイテムだったり、日常使いできる物も多いので、そこは基盤としてエルフェンのグッズでもちゃんと作りたいなと思っています。
今よくご購入いただいてる方は30代から50代の方が多いんですけど、うちのクラブは女性と子供の入場者数も多いので、皆さんが買いやすいようなガチャガチャだったり日常使いできるようなマグカップとかが、クラブに来たらちゃんと販売している状態にしたいなと思っていて。
ただ、今後必要となってくるのは話題性のあるアイテムだったり、もっとお客さんにグッと刺さるようなアイテムを出したいなと思っていて。尖ったようなアイテムも、広い世代に買いやすようなアイテムも売れてという、二段構えでできたらいいなと思っています。
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ーそう言えば昨年末に販売した福袋は完売して、「松竹梅」の松(55,000円/限定5セット)は販売開始2分で売り切れたとか。
袴田:去年も1分で売れて今年も2分で売れたのはすごいなと思います。絶対(販売時間に合わせて)待機してくださっていたなと思うんですけど、想いが届いてよかったです。
ーどんなイメージで作られたんですか?
袴田:福袋限定アイテムを何個か作ろうと考えて、コースとしても去年は2コースだったんですけど、3コースに増やすことによって買いやすさのバランスを考えました。あとはエキサイティングピッチシートというクラブとしても新しい試みになる観戦権をつけたり。いろいろな層の方たちに刺さるようなことを重要視しました。
ー福袋限定のコンフィットTシャツもデザインを決めるのに試行錯誤していたもんね。あれ私も欲しかったなぁ。
グッズ製作で課題だと感じていることも聞かせてもらって良いですか。
袴田:業務として足りてないなと思うのは、新グッズはリリースを強めてこれが今度出ますということは伝えているんですけど、新商品が出た後の既存の商品のPRがちょっと手薄になってしまっているなというのがあります。
新グッズを毎回出すのは確かに重要なんですけど、それだけでは売り上げも上がっていかないし、在庫も抱えて新しい商品が作れなくなってしまう。ずっとある商品の魅力をどうお客さんに伝えていくかというのが課題かなと。
ー新商品を作り続けること、既存の商品の魅力を伝えて購入してもらうこと、ずっと走り続ける感じだね。
袴田:オフシーズン入っても来シーズンのことを考えますし、ずっと動いている感じですね。他のスポーツとかクラブの試合も見に行って、そこで商品を見てこれ面白いなやってみようって思うんですけど、業者にこの個数で作れますか?って聞くとちょっとこの金額じゃ作れませんとか、こう削られるんですよね理想はあっても、現実のところで。それが悔しいってなりますね。
ー理想と現実のギャップ、ですね。
ここまでいろいろとお話を伺ってすごく勉強になります。
袴田:いえいえ、全然正解がわからないというか、今ひとりで担当しているのもあって、すごく迷いながら進めている感じにはなりますね。
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グッズ担当の推しグッズ3選
ーところで、思い入れのあるグッズはありますか。
袴田:3つのアイテムを用意してみました。
まずこちらは去年の秋から販売している『ELFENあしもとネット付きクッション』になります。あるグッズの展示会で見つけたアイテムで、クッションが元々クラブにはアイテムとしてなかったので作りたいなとは思ってたんですけど、座席に巻きつけて荷物を入れられる物を初めてそこで見て。野球界では売ってたらしいんですけど、「サッカー界はまだなんですよ」という話をもらって。これはやらなきゃいけないと思って、話を進めてもらいました。それで(ホームスタジアムの)熊谷の座席に合わせた形で作りたいなと思って、業者の方と熊谷まで行ってサイズを細かく測ってもらって商品化しました。
いまは他のJリーグさんも売っていますが、商品化の実現はエルフェンが一番早かったんです。
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実はこれ、ネットの向きが元々は反対向きだったんです。それでは荷物を入れづらいなと思ったので向きを変えてもらって今の形になりました。私も昔スタジアムに行って雨が降った時に荷物の置き場所ってすごい困ったので、これがあればそのまま下においても鞄も汚れないし「めっちゃいい!」ともう自分自身が思って。熊谷のスタジアムは風が吹くと寒くて座席が冷たいから、これを敷くだけでも全然違うし、荷物も汚れずに収納できるのは一石二鳥だなと思います。それに畳めば半分になるので持ち運びも楽ですし、ぜひ来る人はひとり1本みたいな感じで使って欲しいなと、買わなきゃ損!と思います。
ー続いてこちらは?
袴田:『ELFENマルチチケットホルダー』になります。
紙チケットをなくされてしまう方も多いので、チケットも入れられるし、小銭とか会員証とか全部まとめて入れられて、首からかけられるのでこれ一式あれば便利かなと。あとガチャガチャをする時も小銭をすぐ取り出せるので良いかなぁと。チャックが2個ついていて小銭入れもあるしカード入れもある。他にもアクリルキーホルダーを入れたりとか、推し選手のアイテムを見せる使い方もあると思いますし、邪魔だなと思ったら二つ折りにしてコンパクトにもなるので、これもサッカー観戦にはオススメです!
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ー機能性とデザイン性のバランスはどう考えていますか?
袴田:いやもう半々ですね。やっぱり使いやすさという機能性も重要視しますし、デザインのところもずっと身につけているものなので、シンプルな作りの中にエンブレムを目立たせるようにいつも心がけています。
ーありがとうございます。では3つ目は?
袴田:こちらは『ELFENタオルマフラー(マスコット柄)』なんですけど、マスコットのグッズがそもそもあんまり多くなくて、タオルマフラーがあったら小さい子供でもつけれるなと思って作りました。マスコットの絵が元々はもっと細かい絵だったんですけど、タオルマフラーの生地となるとシンプルな絵にしなくちゃいけなくて。デザイナーの方とタオルの製造業者と何度もやり取りをして制作に時間がかかった商品なのですが、可愛くて使いやすいのでぜひ手に取ってみてほしいなと思います!
ー時間がかかったといえば、そちらに鎮座しているのは・・
袴田:作るのに一番時間がかかったのは、エルルンぬいぐるみキーホルダーですね。
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ー作ろうとしたきっかけは?
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話のつづきは【後編】へ。
商品化されるまで9ヶ月かかったというエルルンぬいぐるみキーホルダーの製作秘話から、仕事をする上で大切にしていること、そしてクラブへの想いなど、袴田さんの熱いコトバを後編もたっぷりとお届けします!
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文・写真・編集:伊藤香菜子
撮影協力:渡辺陸
写真提供:袴田さん