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白薔薇殺人事件/クリスティン・ペリン
ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母の住む村に招かれた。大きな屋敷に住む資産家の大叔母は、16歳のときに占い師から告げられた、いつかおまえは殺されるという予言を信じ続けており、奇妙な老婦人として知られている。アニーが屋敷に到着すると、大叔母は図書室の床に倒れて死んでいた。両手には血がついていて、そばには白薔薇が落ちていた。予言が的中したときのために大叔母が約60年をかけて調査した記録を手がかりに、アニーは犯人探しに挑む。犯人当てミステリの大傑作!
【相関図】
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【感想】
相続人の母親を差し置いて大叔母の相続人となってしまった推理小説家志望の女性が単身村の大邸宅に乗り込む。時折差し込まれる1966年の話がタイトルはあるものの,現在の人物が登場してくるので誰が誰?となる。また,現在の中で大叔母の日記を読むので「私」は誰なんだと?すごく分かりづらい。証拠がないので最後は自分を囮にというのも何だか。協力者もいるわけでもなく,ワトソン役って推理小説に必要だなと。う~ん,犯人当てではあるものの「本格」なんだろうな?と念押ししたいような。お嬢さんが活躍する推理サスペンスだろう。