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#017 新旧広報がご挨拶!注目のコミュニティ「宇宙会」に迫る|ゲストは広報・久保さん

ElevationSpaceの『宇宙、配信中」は、プレスリリースやイベントでは伝えきれないディープな情報を、社内外の様々なメンバーと楽しくお届けするポッドキャスト番組です!

今回は、広報・久保さんをゲストに、最近の広報的なトピックや、ElevationSpaceが主催する「宇宙会」というコミュニティ事業についてお聞きします。


ー 最初に、広報を担当しておりました私・武藤が2024年7月いっぱいでElevationSpaceを退職しておりまして、宇宙配信中できちんとご報告できていなかったため、この場を借りてご挨拶させていただきます。在職中は皆様に大変お世話になり、ありがとうございました。
そして、現在広報を担当されている久保さん、自己紹介をお願いします!

久保
広報を担当しております久保と申します。
私は元々、広報とは全然違う映像制作というクリエイティブ畑で15年ほど働いていたのですが、とあるきっかけでクリエイティブをやりながら広報も兼任したというのが、広報になったきっかけです。
そこから何社か広報として転職を重ねて、この7月にElevationSpaceに仲間入りしました。


入社して変わった「宇宙」の印象

ー 久保さんも、宇宙関連の企業にお勤めの経験はないということですよね。

久保
はい、まったくありません。
宇宙といえば「STARWARS」ぐらいの知識しかありませんでした。

私は東京のオフィスに勤めているんですけど、月に一度ぐらい仙台オフィスに行くと、エンジニアがものづくりしている様子を間近で見られて、自分がエンタメ文脈でしか関わってこなかった宇宙のイメージがすごく変わって、真剣にものづくりしている空気を感じられて新鮮です。

ー 私たちは「人工衛星メーカー」なので、宇宙が現実問題なんですよね。
異業種から転職してきて、大変だったことはありますか?

久保
大変なのは、やはり専門用語が飛び交っているところですね。
ただ、私の場合は、社外の方であっても、最初から知識がないことを隠さないスタンスでコミュニケーションを取っているので、分からないことを逆手にとって、何でもすぐ聞いてしまいます!なので、さほど苦になっていないかもしれません。

東京オフィスの働き方は?

ー 私は在職中仙台オフィスの勤務だったんですが、久保さんは東京オフィスにお務めです。東京には今何人ぐらいの社員がいらっしゃるんでしょうか?

久保
ビジネス部門とコーポレートの一部の社員を合わせて、東京オフィスには10人強の社員が在籍しています。
必要に応じて仙台オフィスへ出張するという形をとっていますね。

👇東京オフィスで募集中のビジネスポジションはこちら

ー 皆さんの働き方はどんな形ですか?

久保
基本的にはそれぞれのメンバーがパフォーマンスを発揮しやすい働き方を推奨しています。
私であれば週に1度はオフィスに行きますが、あとはリモートだったり…他のメンバーも同様で「必ずこう」とは決まっていないんですが、週に1、2回はオフィスで顔を合わせられるように工夫しています。


担当している業務や最近のトピック

ー 今現在、久保さんのお仕事はどういう業務が多いですか?

久保
最近は展示会に出て現場に立つ、説明するという仕事が多いですね。
少し前になりますが、高空落下試験という大きな試験の際は、福島まで出向いて、現地メディアとのコミュニケーションを担当していました。
また、元々映像制作をやっていたこともあって、活動の記録を残すための撮影を手配したり、ということもしています。

👇高空落下試験のプレスリリースはこちら

ー 高空落下試験は現地の漁業協同組合さんをはじめ、様々な関係者に支援いただいて実現したものですし、NHKをはじめ、多くのメディアに取材いただきました。

久保
そうですね、やっぱり福島県や東北の関係者の方々の支えがあって、初めてこういう試験ができるんだ、ということは東京にいると実感が難しい部分でもあります。

また、ものづくりそのものの進捗も、画面越しやデータでは分かっていても、どういった方々が関わっているのか、どういう難しさがあるのかといった部分は、現地で見て体感することが重要なインプットになりました。


ー ElevationSpaceは東北に本社を置いて、「東北から宇宙へ」ということをキーワードにして仙台でものづくりをしているわけですが、なかなか東北を拠点とした宇宙の企業は多くない。そういう意味で、仙台・東北の自治体や企業、メディアの方に応援していただいている、というのは強く感じます。

昨年に続いて開催された「福島スペースカンファレンス2024」も非常に盛り上がっていました。
ElevationSpaceも事務局としてお手伝いをしておりましたが、このイベントでも、地元の方から「福島・東北を宇宙で盛り上げていく」という強いエネルギーを感じました。
ElevationSpaceも応援いただいていることに感謝して、その恩返しをしていきたいですよね。

👇福島スペースカンファレンス2024の様子(SpaceConnect WEBサイト)


ElevationSpaceが手がける「宇宙会」コミュニティとは?

ー 展示会以外にも、ElevationSpaceが主催する「日比谷宇宙会」のお手伝いもされたとお聞きしました。

久保
7月中旬に入社して、1週間ぐらいしか経っていない時に「日比谷宇宙会」がありまして、営業チームから「来てみる?」と声をかけてもらって参加しました。

「宇宙会」というのは、ElevationSpaceからお声がけをして、業種も領域も様々な企業の方に参加いただいているイベントで、企業間の交流が新たなイノベーションや宇宙産業の活性化につながればという期待を込めて主催しています。

宇宙参入支援事業の一環として開催しているわけですが、ElevationSpaceがビジネスを展開していく中でも、企業にはどういったニーズがあるのかなどをお聞きできる、重要な場になっています。


ー ElevationSpaceが提供する「宇宙環境利用・回収プラットフォーム」というのは、宇宙で実験・実証して、その成果物を地球に戻してお客様にお返しするというサービスですが、これを「使いませんか!」と言っても、なかなか企業側で、そのサービスを利用する具体的なイメージが湧かないということが多いんですよね。

ただ、宇宙産業参入を検討する企業自体は非常に増えているので、「どういう切り口で、各企業が宇宙と関わっていけるか」を、宇宙会の場で考える・知恵を出し合うというような側面もあると思います。

また、ElevationSpaceからは営業チームだけでなく、エンジニアも参加したり、CTO・藤田さんも参加するなどして、各企業の技術的な悩みにエンジニアリングの視点で相談に乗る、コンサルティングに近いことも宇宙会きっかけで起こっています。

👇2024年4月に発足した「名古屋宇宙会」の様子


ー 「宇宙会」はどれぐらいの頻度で開催されているんでしょうか?

久保
私はまだ「名古屋宇宙会」のほうには参加できていないんですが、「日比谷宇宙会」にはすでに3回参加しています。必ず月1回開催というわけではないんですが、直近はそれに近いペースです。

ー それだけ、「宇宙会」に参加したい企業の方のニーズもあるということですよね。会では実際にどのようなことが行われてるんでしょうか?

久保
参加者層でいうと、大企業から中小企業まで、一部個人でいらっしゃる方もいます。
多いのは新規事業開発関係の部署の方で、今まで宇宙事業をやっていなかったけれども、今後興味があるというような企業の方が多いです。

会では、3~4社ほど、あらゆるテーマで企業からのプレゼンがありまして、その後は懇親会で交流を深めるという二部構成ですね。
今すぐビジネスに結びつけるというより、まずは顔を合わせる、ネットワークを作る場という感じです。
また、宇宙に対してまだそんなにしっかりとした事業計画があるわけではない企業でも、ハードル低く参加いただけるということを意識しています。

ー なるほど。
すると、私たちのような宇宙にまったく関わりのなかった人で、各企業で突然、トップダウンで「うちも宇宙やるべきだと思うんだよね~」とか言われて、どうしようか困っているというような新規事業開発部の担当者の方の学びの場としてもお使いいただけますよね。
宇宙会に参加してみたいと思った企業の方はどのように問い合わせればいいのでしょうか?

久保
まだ弊社の営業とつながりのない方であれば、ホームページの問い合わせフォームからでもお気軽にご連絡ください。
その際、「どういう文脈で宇宙会に興味があるのか」なども添えていただけるとスムーズにおつなぎできると思います。

👇問い合わせフォームはこちら


ー 久保さん、本日はありがとうございました!

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