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【超雑に映画批評】「アイアムレジェンド」シンプルな設定に詰まる想い

このnoteは映画を見た感想を雑に語ったものです。ネタバレ注意です。

この映画を見るのは、何度目になるだろうか。

小学生のころに地上波で放映されていたときが、人生で最初にこの映画を観たときだった。

それ以降、何度かふと思い返した時に観たくなる。
冒険心と感傷を呼び起こす作品。

ありふれた設定、だけど新鮮

映画「アイ・アム・レジェンド(2007年)」より

荒廃した世界。
誰もいない都市を1台の車が疾走する。

ビルの立ち並ぶ都会的な風景だが、道路の割れ目からところどころ緑が生えている。
鹿を追いかける主人公。
ついに鹿を追い詰めたと思ったら、ライオンが登場し、獲物を横取りされた。
人類がいなくなった世界のニューヨークだった。

小学生の僕はこんな世界観がとっても新鮮だった。
当時バイオハザードも知らなかった年齢だったから、ありふれた設定でも刺激的だった。

孤独なサバイバル

自分が破滅した世界でひとりぼっちなんて、今となっては退屈しそうな設定だ。
実際に「終末少女旅行」やフェルミ研究所の「人類滅亡して最後の1人になったら?」シリーズなんかも僕は試聴した。

ダークシーカーというゾンビがでてくる。
ゾンビ映画やドラマなら「バイオハザード」「ワールドウォーZ」「新感染」「ウォーキングデッド」「アイアムアヒーロー」なんかも見た。
(どうでもいいけど、アイアムアヒーローってアイアムレジェンドとゾンビ映画でタイトル似てるよな)

だけど、何度見てもこの作品は劣らない。
なんでだろう。

シンプルな設定ながら、展開が練り込まれている。
アクションシーンもあり、孤独なシーンもあり、愛犬を失う絶望のシーンもあり、希望の見えたシーンもあり、自らの命を捧げるシーンもあり…。

映画「アイ・アム・レジェンド(2007年)」より

主人公の愛犬のサムをあやめるシーンは、胸が張り裂けそうになる。
僕も当時、愛犬と暮らしていたから特に。

ひろゆきもこの映画が好き

ひろゆきはYoutubeで自身の見解を語っている。

敵のゾンビは、主人公に仲間を連れ去れれたから、連れ戻しに来ただけ

たしかにそう見える。

「進撃の巨人」のように、敵も自身の正義に突き動かされていただけ。
さらにちょっと虚しくなるね。

続編が楽しみ。

今まさに続編が作られているらしい。
本来ならもう今頃公開されているはずだったんだけど、主演のウィルスミスのビンタ騒動があり、制作がストップしていたという噂を耳にした。
楽しみだ。