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憧れのドラゴンアイを見るために、御嶽山へ!

2024年6月12日、ドラゴンアイを見に御嶽山へ登った。

ドラゴンアイとは…
毎年春の一時期だけ出現する自然現象。
すり鉢状の沼を覆っていた雪がリング状に解け、雪どけ水が流れ込むことで、まるで青い瞳のように見えることから、竜の目「ドラゴンアイ」と呼ばれています。沼、空、天候といった様々な自然条件が一致したときにのみ、「開眼」します。

御嶽山おんたけさんは、長野県と岐阜県にまたがる活火山。2014年の噴火でたくさんの死者がでたちょっと怖い山。

ドラゴンアイを見れる場所はほとんどなくて、もっとも有名なのは、秋田県の八幡平というところ。
僕は長野県に住んでいるので、気軽にいけるような場所ではない。
だけど、登山の必要があるが、御嶽山の火山湖ならドラゴンアイが発生するということで、登ってきた。

実際の見頃は「5月下旬〜6月上旬」。
しかし僕は時期を勘違いしていて、「6月下旬ごろ」と思っていた。
別の登山者の山行記録を読んで、いっそいで登りに行った。


今回は濁河温泉登山口から登った。御嶽山自体に登るのは、2023年5月下旬ぶり、約1年ぶり。
そのときは黒百合登山口から登って、ドラゴンアイ発生する三の池まではいかなかった。今回の登山ルートでは、ほとんど初めての道を通った。

黒百合登山口からのルートは5月下旬でも残雪がすごくて、チェーンスパイクだけだと滑落して死んでしまう恐怖を感じてた。
だけど、今回登った濁河温泉登山口からのルートは全然雪はなくて、一部短い雪渓が2箇所あったが夏靴でもいけるかな。

終わりかけのドラゴンアイ 御嶽山 三の池

登山口から標高差1000mほど登って、やっぱり結構疲れたけど、終わりかけのドラゴンアイは美しかった。
蒼い水に、白い雪。
正直「眼」には見えないかもしれなかったが、美しかったし感動したので満足!

池以外も展望が最高

最終的には、目的地の三の池からプラスで片道1時間ほど歩き、二の池まで歩いた。
去年5月下旬は銀世界だったのに、雪はかなり溶けて荒野のような感じになっていた。
前回の登山で死にそうになりながら二の池に辿り着いたので、そのときの記憶が蘇って涙がでそうになった。

2023年5月下旬の二の池周辺
2024年6月12日の二の池

帰りに急にあられが降ってきて驚いた。二の池山荘 新館を通りすぎようとした時、中のいたスタッフが優しく声をかけてくれて少し雨宿りした。
あられ自体は20分ほどで止んだので運が良かった。


あと、登りで野生のテンに出会って、めっちゃかわいかった。

野生のテン。かわいい

御嶽山の頂上「剣ヶ峰」は夏のシーズン以外立ち入り規制がかかっており、まだ僕は行ったことがない。
御嶽山には登山ルートが3つあり、剣ヶ峰への立ち入りが解禁したら、まだ登ったことのない王滝ルートをつかってもう一度登りたいな。


想像以上に、体力的にへとへとになりながら16時30分頃に下山。
7時30分頃から登ったので、9時間も山登りしていたことになる。

なんとか入浴できた濁河温泉

登山口にある濁河温泉の市営露天風呂は、なんと月に2度の定休日で入れず落胆したが、なんとか温泉旅館の日帰り温泉を利用することができて、疲れを癒した。
源泉掛け流しの高温泉で、鉄の味がする濁った温泉でとっても気持ちよかった。


帰りには、日本最大の宿場町「奈良井宿」と、日本一のホタルの里「辰野ほたる童謡公園」に立ち寄ってから帰宅した。

夜の奈良井宿は、観光客がいなくて静かでとてもよかった。週末の昼間の奈良井宿は、観光客でごった返しているので。
あと、テレビの旅番組の撮影にたまたま遭遇した。

夜の奈良井宿

辰野ほたる童謡公園では、数千匹のホタルが飛び交っていた。
ホタル、なんどか見てるけど、やっぱりすごいよな。

辰野町のホタル(iPhone13のタイムラプス撮影)

ギャラリー

最後に適当に登山の写真を載せておきます!

五の池
水枯れていた ”お助け水”



よければ別のnoteも!

こちらは去年の5月に同じ山 御嶽山登った時の山行記録です!

ほかにもいろんな山を登って、登山系noteもときどき書いているので読んでみてくださいね!