#3.服飾 店舗で買う意味
ネット通販が当たり前になったこの時代に、フィジカルの店舗で買う意味はいくつかある
★ここで言う店舗は百貨店系ブランドを取り扱う店を指す
店員から服についての基礎知識やコーディネートをタダで教えてもらえる
百貨店系ブランドを扱う店舗のショップ店員は服のプロだ 服飾学校などで基礎をしっかり学んでいるため、服の流行やコーディネートはもちろんのこと、素材別のお手入れの仕方や服の組み合わせの配色など、服について熟知している
筆者は子供時代に百貨店系子供服をよく着ており、ショップ店員から服の素材の特性や配色やコーディネートなどなど服に関する知識を詰め込まれた経験がある(その知識が今に生きている)
通販で買うのもお手軽だが、商品ページを読んで手に入れたというだけで、商品に関する情報は乏しい
店員はどういう時にこういう服があったら便利かとか、服の長所だけでなく短所も知っている 自分の見聞を広げ、服に愛着を持つためにも、ぜひ店員からいろんな情報を仕入れて知識を増やしていこう
店舗に来ているおしゃれな客を見て勉強する
何も店の見どころは名物カリスマ店員だけじゃない いい店にはおしゃれな客が寄って来るのである 筆者もこれがたのしみでわざわざフィジカルの店舗に通っている
自分と違うファッションを楽しむ人を見るのはいい刺激になる 筆者は特にメンズをよく見て、ストリートっぽさを足すスタイリングの参考にしている
筆者も馴染みの店に顔を出すと、よく別のお客から、あの子が着ているアイテムは何?と聞かれた経験がある お店で売ってるアイテムを着てるだけなんだが、筆者が着るといい感じに見えるらしい
同じアイテムを買っても、100人いれば100通りの着こなしがある そこがおもしろいのだ
色味や素材感やサイズ感がわかりやすい
自分の目で現物を見て試着できるので、やっぱり安心感がある いろんなサイズを着てみて、マイサイズを選ぶことができる
また、ハイブランドの洋服に一度袖を通してみると、ファストファッションのそれとは全然違うことにショックを受けるだろう
豊かな色の表現、生地感、縫製、着た時のシルエットの美しさ、全てが別次元だ
この感覚は実際店舗で試着してみないと感じられない不思議な感覚だ
基本的に店員が優しい
百貨店の店員も物腰柔らかで優しいが、特にブランドのフラッグシップ店になるとめちゃくちゃ腰が低い ブランドの価値を下げないようにちゃんと教育されているし、とにかく丁寧に応対してくれる 商品説明もすごくていねい…やさしい…
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ファストファッションが台頭してきたことで、店舗で店員から接客を受ける機会も減ったことと思うし、したがって服の説明を受けるのもぐんと減ったのではないだろうか
先日も言及したが、ファッションレベルを10→100に上げるには、専門的な知識が必要になってくる その一助としてフィジカル店舗を利用するのは有効な手なのだ
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