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国民民主党の政策について考えてみる
https://www.youtube.com/watch?v=iVpG0DF7yDU
国民民主党のインタビューに関して、考えてみる。
現在の国会の状況、つまり与党も野党もいずれも過半数を取れず、立憲と自民党の合同というのは現実的ではない以上、国民民主党や日本維新の会のような中規模政党の存在感が増している。
上記のような政治的状況をハング・パーラメントと呼ぶことができる。
この状況は、各党の合議による建設的な提案を進めることができる状況である。
党として、若者重視の政策をすることに決めた。
基本的には補助金よりも減税、基礎控除増額、消費税減税、社会保障費の負担減額、高齢者の自己負担額増額、高齢→高齢の相続をもっと生産的な方面にできないかという政策を提唱している。
また、教育投資、特に3歳から高校生までの教育を重視するスタンスであった。
複雑怪奇な税制、健康保険における高すぎる後期高齢者支援金などを問題視していた。
考えてみれば、これらは今までの政治で誰も言及していなかったが、僕が今間のnoteで書いてきた問題と結構合致していた。
また、ここ20年の支える人と支えられる人のバランスが崩れていくのが問題、という意識も共通していた。
僕は教育問題については全然言及していないので、そこはちょっと違ったけど、高校生までの教育を支援するのは僕も賛成だ。
本当の意味で現役世代、特に20代、30代が求めていると思える政策で、これは支持されるだろうと感じたが、これを当選前だけじゃなくて当選後も発言している点や、他の政党に合流はせず、政策の議論をすると明言している点も好感が持てた。
コメンテーターに対しても理路整然と回答しており、しっかりと考えているように見えた。
若干財源をどうするのかという議論は甘い気がするが、政治家という立場はどうしても明るい未来を語るものだし、高齢者医療費の自己負担率、そして後期高齢者支援金を問題にしたという点は大きい。
75分のインタビューだが、話題の殆どが確かに重要なものだと感じられた。
本当の意味で政治が変わっていく瞬間をこれから見ることになるのかもしれない。
というか、ここで変わらないようなら、かなり希望がしぼんでしまうだろう。