バブル世代からポスト氷河期世代にかけての30-37歳死亡率の推移
以前作成した記事の追加の解析を行った。
大卒者 22歳で就職と仮定すると
バブル世代
1964-69年生まれ
氷河期前期
1970-75年生まれ
氷河期後期
1976年-81年生まれ
ポスト氷河期
1982-86年生まれ
高卒者 18歳で就職と仮定すると
バブル世代
1968-73年生まれ
氷河期前期
1974-79年生まれ
氷河期後期
1980年-85年生まれ
ポスト氷河期
1986-90年生まれ
となる。
つまり高卒者と大卒者が一つの世代に含まれる生年は
バブル
1968.69年生 (2023年に54、55歳)
氷河期前期
1974,75年生(2023年に48,49歳)
氷河期後期
1980,81年生(2023年に42,43歳)
ポスト氷河期
1986年生まれ(2023年に37歳)
であり、この前提に立って、おのおの年齢で世代別死亡率がどうなるかを解析してみた。
見る限り、死亡率は氷河期前期>氷河期後期>ポスト氷河期
の順で高い傾向にある。これは若い世代ほど喫煙率が低いとか、医学が発展しているなどの影響を加味すると妥当な結果である。
36,37歳でポスト氷河期世代の死亡率が上昇しているが、これはこの世代の貧しさよりは、2022年、2023年の新型コロナウイルス感染症の流行と、それによる景気後退の影響と考えた方が良いかもしれない。
少なくとも、死亡率の変化で世代間格差を語れるほどには、状況は悪化していないのだろう。
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