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70歳と90歳は話が合わない

老人ホームに70歳代で入居した方から、入所している人は90歳代が多くて話が全然あわない、と聞いたことがある。

なんとなく僕らは70歳以上を高齢者というカテゴリーに入れてしまうのだが、当然世代が違うのだ。

20歳と40歳は話が合わない、と聞いても当然だと思うだろう。
飲み会などで話をしてもジェネレーションギャップを感じるのは良くある話だ。

でも、70歳と90歳は話が合わない、と言われてちょっと意外に感じるのは、ぼくらにお年寄りのイメージがあるからだろう。

でも実際は違う。今の70歳はインターネットもするし、20代でビートルズを聞いているし、1954年生まれということは、20歳で長嶋茂雄は引退している。

そこで問題になるのが、下の図だ。

高齢者の投票数が多いのはまあいい。
問題なのは、70代、80代、90代、100代の投票数がそれぞれ分けられていないことだ。

高齢者はみんな同じように考えるという僕らの偏見が、統計の取り方にも反映されてしまっているのだ。

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