見出し画像

57 ラクガキコーナーを設けると

最近の美術授業では「墨絵で遊ぼう」をしています。障子紙、画用紙、半紙、画仙紙などいろいろな種類、いろいろな大きさの紙を選んで、墨ならではの表現技法をたくさん「ためし」てもらってします。
「今日は、ためしの時間だから、まずはとにかく遊ぼう」と言うと、たくさんのラクガキが生まれていきます。美術室の一角に授業中に生まれたラクガキコーナーを設けることにしました。それがなんとも彼ら彼女らの「らしさ」が垣間見えて楽しいんですよね。
他の学年の子たちが、韓国語が書かれたラクガキを見て「先生、これ誰が書いたのですか?」と質問してきたので教えてあげると「私と推しが同じ」と喜んでいました。そういうつながりをつくってあげられることは、小さな取組だけど僕は教師として大事な仕事の一つだと信じています。