68 栗まんじゅうと分掌会議
うちの学校では各係が子会社化していて、学校全体の業務の進捗状況について年度途中で話し合う場はこれまでありませんでした。ですが、先日生徒を5hで帰して分掌会議をしました。
僕にとっては、5年ぶりの年度途中での分掌部会でした。総合的な学習の時間や特別支援教育、評価評定、働き方改革、GIGAなど、お互い思っていることをフィードバックするのはやはり楽しいな、と感じました。クラス会議もそうですが、「自分はこう思っている」「でも、僕はこう思う」とみんなであーかなこーかな話し合うのは楽しい。お互いどう思っていたのかを投げ込むのは、健全で良いなと思う。忙しいけれど、学校はこういう時間こそ、大事にしたい。働き方改革で、削ってはいけない部分だと思うのです。
もっとも印象的だったのは「道徳推進教師って何をどうすればいいのでしょうか?」と悩みを打ち明けた場面でした。「じゃあ順番にアイディア出ししましょう」となり、輪番で一人ひとりアイディアを出していきました。途中「右に同じでーす」というジョークを挟みながら和やかに話し合いが進んでいきました。担当者のキャパを考慮しながら、簡単だけれど良い取り組みっぽいことを前任校の事例も踏まえながら交流いきました。さらに、「タブレットの活用方法を同僚に広めたいのだけれど・・・」と嘆いていた先生がいたので、その先生が道徳授業でICT活用実践をして、それを道徳推進教師が記事にして全体に発信すれば、お互いWIN-WINではないか?というアイディアも生まれ、その企画が動き出しそうです。僕は、こういう動き出しが面白くて好きです。仕事しているな、という感じがします。
また、発言する量が同じになるように場をコントロールすることの大事さも、再確認できた会議でした。
何より、無印良品の栗まんじゅうがとても美味でした。