オヤジの象祭り | オヤジのゾウ村ライフ
サワディカップ!
現在、スリンでタイの三大祭「スリンの象祭り」が開催中ですが、オヤジが初めて象祭りを見たのはちょうどゾウの村に住み始めた頃。
象村の象達は祭りが近づくとトラックの荷台に乗って、象使いと一緒にスリンまで移動します。
昔はトラックではなくて、象使い達と一緒に歩いて行っていたそうです。象村からスリンまで約60kmの距離、長い道のりです。だから、途中で1泊して向かったそうです。まさに象達の大移動です!
祭りの期間中はスリンの街中には象使いを乗せた象さん達がたくさん歩いていました!あの大きな身体をした象さんが車が行き交う街中を行列でノシノシと歩く姿に感動しました。それはもうビックリと感動の光景でした。
でも、スリンの街中で象に出会うのは祭りの時だけで、普段のスリンの街には象は1頭も居ません。居るのは造り物の象だけです。
この造り物の象ですが、とても良くできていて近くで見ないと本物と見間違うほどに完成度の高い物です!
オヤジの住む村の隣村で造っているので今度、製作の様子を記事にしたいと思っています。
エレファントショー!
ショーに出演する象達は象使いの指示で行動します。200頭ものたくさんの象達ですが、みな同じ行動をします。それは、象使いとの練習の成果だと思いました。素晴らしいの一言です。象は賢い動物と言われますが、ソレを実証しています。もちろん、象と象使いとの信頼関係があってのことだと思います。
タイの前国王プミポン国王が死去された時は開催が心配されましたが、ショーの演出を変えて行われました。
あの年は出演の象達も象使い達も、そしてショーに来ていた観客達もみんな一体になって、亡き国王を追悼する素晴らしい演出のショーになっていたと思います。
オヤジも側で観ていて感動の余り涙しました!
今年は残念ながら行くことができませんでしたが、素晴らしいエレファントショーだったと思います。
明日、祭りが終了すると象達と象使い達は一緒にトラックに乗って村に帰ってきます。しばらくの間、象達が居なくて静かだったゾウの村にまた賑やかさが戻ってきます。
象祭りに参加したゾウさん、象使いの皆さんに労いの意味でバナナと酒を買って渡したいと思っています。