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ナムチョーク | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です!
本日紹介するのは、先日の記事でお伝えした「元失業ゾウ」の46歳のレディ、ナムチョークです。

ナムチョークは、コロナ前まではスラタニー県の観光施設で働いていました。コロナで施設が廃業することとなり、収入がなくなったためスリン県に一時的に滞在していました。
現在の所有者でありゾウ使いでもあるウィットさんは、実はコロナ禍にナムチョークを購入しました。パンデミックの最中、仕事もなく、前の所有者に時間がなかったためあまり構ってもらえていなかったナムチョークの様子を見て、購入を申し出たそうです。

ウィットさんは、10年以上ゾウ使いとしての経験があり、スリン県では奥さんと協力してナムチョークの面倒を見ていました。
他の失業ゾウと同様に十分な収入を得ることは難しかったため、ライブ配信とオンラインでの果物販売を行ってナムチョークの食費の足しにしていたそうです。

YouTubeではスリン県でナムチョークがのびのびと暮らしていた様子を見ることが出来ます!
ナムチョークのチャンネルでは、ゾウの村の他のゾウたちの動画もアップされているので、この地域に暮らすゾウたちの雰囲気が伝わってきます。

そんなナムチョークとウィットさんですが、動画・ライブ配信と果物販売では十分な食費を得ることが出来ず、経済的に厳しい状況に直面したそうです。そのため、ウィットさんとその家族はナムチョークと出稼ぎに出ることを決めました。
ウィットさんによれば、可能であれば家の近くで暮らしたかったものの、コロナが落ち着くにつれてフォロワーからの支援も少なくなり、出稼ぎに出るしかナムチョークと一緒にいられる方法が見つからなかったそうです。

現在、ナムチョークはプーケットの観光施設で働いています。
ナムチョークのYouTubeチャンネルでは、観光施設でのナムチョークの様子や、勤務時間外に散歩する様子を映し出した動画を配信しています。

プーケットに観光に行く際には、ぜひナムチョークを訪ねてくださいね。

コロナ禍での失業後、暮らしていくために出たナムチョークとウィットさんを、引き続き動画の視聴などで応援頂けましたら幸いです。

ナムチョークのYouTubeチャンネル(こちらがメインです)↓

ナムチョークのTik Tok↓

ナムチョークのFacebookページ↓


今回は「元失業ゾウ」を紹介しましたが、ゾウの村にはいまも失業ゾウが多く暮らしています。中には困難な状況にあるゾウ、出稼ぎに戻れない事情のあるゾウたちもいます。
現地の失業ゾウ調査・支援チームでは、そうしたゾウたちの支援も行っています。もし支援にご協力いただけるようであれば、noteのサポート機能からお願いいたします。

「元失業ゾウ」と現在行っている支援についてはこちらから↓

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ゾウの村の住人
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