エーン | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介
ゾウの村の住人です。
今日は、失業ゾウのエーンを紹介します!
エーンは、2012年1月22日にスリン県で生まれた女の子のゾウです。
テオさんが所有者ですが、ノンさんがゾウ使いとして面倒を見ています。
エーンは元々チョンブリー県のパタヤで仕事をしていましたが、働いていた観光施設が一時閉鎖になり、収入がなくなっためスリンに戻ってくることになりました。
現時点でまだパタヤの観光施設が一時閉鎖中のため、スリンで営業の再開を待っています。それまでは、ライブ配信でエーンの飼育にかかる費用を賄いたいと思っているそうです。
ですが、ライブ配信では十分な収入の見込みがないため、もしスリン県内のプロジェクト等で雇ってもらえる機会があれば、応募したいと考えているとのことです。
現在は、ノンさんとその家族が協力しながら、ライブ配信とオンラインでの果物の販売を行っています。
パタヤの観光施設にいた頃は、主食となる多年草は施設が確保していたため、副食であるバナナやパイナップルの葉以外は購入する必要がありませんでした。ですが、スリン県に戻って来てからは、畑で多年草を育てているものの十分な量ではないため、外部から購入しています。
なるべく支出を減らすために、エーンが食べる植物を森にとりに行ったりもしているそうです。ただ、食糧を運搬するための車がなく一回に運べる量が限られているため、生活に余裕が出来たらピックアップトラックを購入したいと考えているとのことです。
テオさんからは、「まだまだ育ち盛りのエーンのためにもぜひソーシャルメディアを通じてご支援頂きたいです」というメッセージを預かりました。
エーンのYouTubeチャンネル ←こちらがメインで運用されています。
YouTubeやTikTokでは、幼い頃のエーンの動画も公開されています!やんちゃで可愛いエーンの様子を見ることが出来ます。
ぜひYouTubeの動画視聴、ライブ配信の投げ銭等でエーンをご支援頂けますようお願いいたします。
なお、noteのサポート機能を通じて失業ゾウへの支援金も受け付けています。ソーシャルメディアにアクセスがなく、支援が届きにくい困難な状況にある失業ゾウの支援を行いますのでご協力ください。
次回の失業ゾウは、サオノーイとダイモンを紹介します。
「失業ゾウ」については以下の記事で紹介しています。
※本記事の内容は、学術研究・調査の一環として行なった聞き取り式のアンケートのデータに基づくものです。無断での内容の転載やデータの使用は盗用と見なされますのでお控えください。