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ノップカオ&アンダー&カムセーン | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です。
日本での学会発表を終え、久々にチェンマイに滞在しています。

先日は、知り合いの研究者たちとゾウの話をしたのですが、北タイと東北タイでは異なる文脈で同じような問題が生じているようで、とても興味深かったです。
詳細はまたお伝えできたらなと思っています。

さて、今回は失業ゾウのノップカオ、アンダー、カムセーンを紹介します。

ノップカオは12歳のオスゾウです。

アンダーは9歳のレディゾウ。

カムセーンは34歳のレディゾウです。

三頭はコロナ前まではチョンブリー県の観光施設で、ゾウ使いのタモーンさんとオップさんと働いていました。ですが、施設が閉鎖することとなったため、スリン県に戻ってくることとなりました。

スリン県では、ノップケーオとアンダーのYouTubeチャンネルを開設し、ライブ配信やオンライン果物販売を行って生活をしています。

【ノップケーオとアンダーのYouTubeチャンネル】

今後については、各地の観光施設が再開し始めているので、チョンブリーの元いた施設が営業を再開するかどうか様子を見ているそうです。もし再開すれば再び出稼ぎに出る予定とのことですが、スリン県内のプロジェクトへの応募も検討しているということでした。

以下、タモーンさんからのメッセージです。

「我が家には複数の失業ゾウがいるので、食糧を確保するためにもとにかく収入を増やさなければと頑張っています。また、草もなるべく自給しようとしていますが、草を植えることのできる土地が限られているので、十分な量の収穫がありません。ゾウの食糧や食費の支援をお願いしたいです」

YouTubeでの動画の視聴、ライブ配信での投げ銭、オンラインでの果物購入を通じてノップカオ、アンダー、カムセーンの応援をお願いします!

なお、現地の失業ゾウ調査・支援チームでは、引き続き失業ゾウたちの支援を行っています。もし支援にご協力いただけるようであれば、noteのサポート機能からお願いいたします。
現在行っている支援や、「元失業ゾウ」についてはこちら↓をご覧ください。

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