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ムック | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です!
ゾウ祭り期間中のゾウの村滞在についてのお問い合わせをちょこちょこ頂いております。その間ゾウとゾウ使いたちは市街地に滞在しています。観光施設等も休業しているので、12月以降にお越しください。
ゾウ祭りに関しては以下の記事もご覧ください。

この記事では、失業ゾウのムックについて紹介します。

ムックは、21歳のメスのゾウです。
ゾウ使いは、ムックが生まれたときから一緒に暮らしてきたゴーフさんです。
コロナ前、ムックとゴーフさんは一緒にチョンブリー県で働いていました。
ですが、コロナで観光施設が一時閉鎖することになり、収入と住む場所がなくなったため、スリン県に戻ってきました。

その後、ゴーフさんはムックと再び出稼ぎに出ることを検討していましたが、ムックが体調不良で長期入院することになったため、出稼ぎを延期することにしました。
今も症状が良くなったり悪くなったりするため、ゴーフさんとムックは失業状態のまま家で暮らしています。

体調不良時のムックと看病するゴーフさん

ムックは食べ物によって体調が悪くなることがあるため、ゴーフさんは何を与えるかに気を遣っています。
ファンからの支援もありますが、ムックの食費、息子の教育費、そして家族の生活費をどう捻出するか頭を悩ませています。

以下、ゴーフさんからのメッセージです。

「ムックは僕の家で生まれ、今まで遊びも仕事も一緒にしてきました。これからもそうだと思っています。ですが、今年に入って体調が優れず、出稼ぎに再び出れば症状が悪化するのではないかということを危惧しています。それでも生活を続けていかなければならないので、どうかご支援を頂けたら嬉しいです」

ゴーフさんはYouTubeでのライブ配信などを熱心に行なっています。どうかライブ配信の視聴、投げ銭、果物購入、寄付金の直接送金などでゴーフさんとムックを応援してください。

ムックの治療には、私を含めた失業ゾウ支援チームも携わってきました。ムックの体調のことを第一に考えるゴーフさんとその家族への応援をぜひともお願いしたく存じます。

なお、現地の失業ゾウ調査・支援チームでは、ムックも含めた失業ゾウたちの支援を引き続き行っています。もし支援にご協力いただけるようであれば、noteのサポート機能からお願いいたします。
現在行っている支援や、「元失業ゾウ」についてはこちら↓をご覧ください。

また特に困難な状況にある失業ゾウに対する支援として、有料記事も公開しています。所有者へのインタビュー動画なども視聴出来ますので、ぜひ購入頂ければと存じます。手数料を除いた全額を、失業ゾウに寄付します。

ソーシャルメディアを活用することが難しいゾウや、特に困難な状況にあるゾウについては、寄付金による応援も受け付けております!noteのサポート機能をご利用ください。

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ゾウの村の住人
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