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ナムワーン&アーリー&セーンダーオ | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です!
オヤジの日記が楽しみだという声を頂いております。いまオヤジは諸事情で忙しく、なかなか記事に手を付けることが出来ていない様子です。
少々お待ちいただければと思います。

さて、この記事ではナムワーン、アーリー、セーンダーオ、そしてコロナ禍で生まれたナムペットを紹介します。

ナムワーンは26歳、アーリーも26歳、セーンダーオは36歳のメスゾウです。
三頭はコロナ前まではチョンブリー県で一緒に働いていました。
ですが、コロナ禍で観光施設が一時閉鎖し、収入がなくなって生活を維持することが出来なくなりました。そのため、三頭揃って帰ることとなりました。

コロナ禍で、三頭の世話をしているテープさんとその家族は、ライブ配信を行なって、生計を立ててきました。
三頭の日々の世話をして、食糧も確保することはとても大変でしたが、なんとかこの危機を乗り越えなければと頑張ったそうです。

そんな中、2021年にはナムワーンが出産しました。

生まれたゾウは、ナムペットと名付けられました。
ナムペットの姿をYouTubeで配信すると、ファンの方々が一緒になって喜んでくれたため、テープさんとその家族はとても幸せな時間を過ごすことが出来たと言います。

ですが、だんだんとファンの反応がなくなり、視聴するだけの人が増え、支援をしてくれる方が減ったということで、ライブや動画の配信に疲労感が積もるようになっていったとのことでした。
現在は、ライブ配信や動画のアップはされていないのですが、ナムペットの誕生とそれを喜ぶテープさんたちの様子をぜひ覗いてみてください。

<ナムワーン・アーリー・セーンダーオ・ナムペットのYouTubeチャンネル>

聞き取りを行った時点で、テープさんはゾウたちを連れて再び出稼ぎに出ることを検討していると言っていました。
ただし、ナムペットがまだ小さいことから、家族で離れて暮らすのかなど、まずは家族内で話し合いをしなければならないということでした。

以下、テープさんからのメッセージです。

「三頭の失業ゾウが一緒に暮らしているので、何よりも食糧の確保に苦労しています。またナムワーンにはナムペットという子どもも生まれたので、あっちのゾウもこっちのゾウも気にかけてやらねばならないといった風に、毎日家族でてんやわんやしながら世話をしています。可能であれば、食糧の支援を頂けたら嬉しいです」

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