小樽の無人古着屋「ストレージ・ゼロ」に行ってみた 画期的システム
先日、小樽に帰省がてら、古着屋巡りをしてみた。JR小樽築港駅から直結のウイングベイ小樽の2階にある「無人古着屋ストレージ・セロ」。PRTIMESのニュースで見ていて気になっていたが、ついに時間があったので入ってみた。店員さんがいない古着屋。入るのにめんどくさい手続きあるのか、と思いきや、入り口の顔認証機器の前に立ち、設置してあるタブレットでどこかに「コール」すると、お姉さんの声が。「お入りくださーい」との一言で、ドアの施錠が空いてすんなり入店。所要時間1分かからない。すごい。
店内はかなり広い。アウターやスェット、シャツ、パンツ、Tシャツなど品数は多い。レディースサイズもありましたね。Tシャツの品揃えは豊富な感じでしたね。リーバイスとかカーハートのパンツもありましたね。
お店のオリジナル商品のパーカーやスェット類などもありました。
洋服ごとに千円~1万円台の値札が書かれていて、購入の際は、自動販売機のようなボックスにお金を投入するシステムです。
私はこの冬、ちょっと遠出旅行の予定あり、長距離フライトで着れる薄手のフリースとかナイロンジャケット類探してみました!スターターやナイキ、アディダスなど色々ありました。ちょっとサイズ感あうものなくて、今回は買いませんでしたが、無人店、自分のペースでゆっくり吟味したり、見回したりできるんで、落ち着くかもしれませんね。
古着屋に行く人って、明確な目的意識、何かアイテムを探していたり、自分のファッションテーマなどは確立している人が多いと思うんで、店員さんに何かを聞いたり、ファッションの提案を求めることも少ない気がしますよね。状態やサイズ、値段を、ひとり黙々と服を凝視してチェックすることにむしろ集中する。そう仮定すると、無人でも全然いいわけですよね。古着のストーリーだったり、服の年代の知識を教えてもらったり、そういうところには店員さんの良さがもちろんありますが!
服を見た後のおすすめは、ウイングベイの外通路から眺めるマリーナ、海です。穏やかですね~。ウイングベイ内の回転寿司「魚一心」もリーズナブルで新鮮な北海道の魚をいただけます~。
ウイングベイ小樽を未だに昔の呼び方、「マイカル小樽」と呼んでしまう私でした。ウイングベイは、広いテナント、空室が目立つようですね…。現在は市役所の機能も少し入ってるようでしたね。昔は観覧車や、高級ブランドのアウトレット、よしもとの劇場なんてのもありました。なかなか、大型モール、ハコモノ運営も難しかったんですね。
なんとなく小樽は、北海道でも歴史が一番古いまちなんで、昔ながらの物作りや小売りをもっと大切にしていって、例えば、ヨーロッパ、例えばイタリアの田舎町のような方向性なんていかがでしょうか。
小樽には老舗のいい長靴メーカーも縫製工場もあるんですよね。アパレルの魅力発信強化はいかがでしょうか(言われなくてもやっとるわ~だったらすいません)。確固たるまちのブランドと観光力があるんで。食はいわずもがな、小樽は北海道の中でも特においしいと思うんです。蕎麦は江戸前が多いです!(北海道は、太くきめ荒い田舎そばが主流です)、故に私はおさないころから、そばは江戸前派になったんですね。天ぷらも寿司も技術も高い店が多いです。では、また。