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年末弾丸 韓国・ソウル旅 平和市場(ピョンファ・シジャン)

2023年年末韓国・ソウル、2泊3日の弾丸旅。
宿「ファイブホテルチョンノ」から徒歩15分ほどの早朝、8時の散歩。
平和市場をのぞきました。

ガイドブックなどによると、平和市場は、韓国最初の総合衣類市場で約1,700の店舗が入店しているようです。もともと、朝鮮戦争(1950年~)時代に北朝鮮から避難してきた人たちが衣類を売る市場で、1958年の火災で大半が焼け、1962年に現在の建物が建ち「平和市場」と名付けられたとのこと。

営業時間は、22:00~翌18:00 ※祝日も通常営業 ということで、夜通し、世界各国から小売バイヤーたちが集まるのだそうだ。

夜、行きたい思いに駆られたが、弾丸スケジュールのため、
「旅ではけして無理をしない」の鉄則に鑑み、今回は朝の訪問にした。

平和市場の朝。眠らない市場と言われているが、朝は人影が少ない。

1階の紳士服・婦人服・ファッション雑貨などの売り場を歩いてみる。
帽子や紳士・婦人肌着、シャツ、水着、マフラーなどが軒並みうずたかく積まれている。ほとんと値段が付けられてないので、卸価格なのだろう。
中には帽子、肌着10000ウォンなどと付いているものもあった。

耳や首を覆えるあったか帽子が気になった。
中高年向けの衣服が多いと、ガイドブックなどにあったが、
肌着なんかはあったかそうで、買いたいと思った。

「観光客ですが、一つでも買えますか」
と英語で聞いてみたが、上手く通じなかった。
英語は多分、ほとんど通じないようだ。

韓国語を勉強してくるべきだったと痛恨の極み。
「いくらですか」と韓国語で聞いたところで、
店員さんがおっしゃっている言葉が全く分からない。
翻訳アプリは必須だし、できるなら韓国語を勉強すべきだ。
やはり、相手の言葉で話すことが大切だと気づいた。

朝8時の平和市場1階部分。ほとんど客がおらず、ゆっくり見て回れた


紳士服シャツ屋さん。日本人と韓国人は体型が近いので着やすそう。縫製がいい。
下の黒いゴミ袋のようなものは、恐らくバイヤーさんが買い付けたもの。この袋を平和市場の近くではたくさん抱えている男性たちをたくさん見た。

韓国アパレルが勢いがあるのは、
この市場が礎となっているに違いない。
この平和市場の周辺、東大門(トンデムン)は、卸売のためのファッションビルがたくさんある。

次に再訪するときは、韓国語をマスターし、市場の歴史や、そこで働いている人、恐らく北朝鮮に帰れなくなった「失郷民」たちの子孫の声を届けたいと思う。

市場の名前のように、衣服を礎に、いつか朝鮮半島に平和と安全がもたらされる日がくることを願う。

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