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沖綾乃

1994年に栃木県で生まれ、2020年に武蔵野美術大学造形学部日本画学科を卒業。

彼女は日本画の伝統を基にしながらも、現代的な視点を取り入れた独自のスタイルを持つアーティストとして知られています。特に「美人画」と呼ばれるジャンルの作品が多く、包み隠す事なく「性」を表現する作品で注目されています。

エゴンシーレ、クリムト、ホルスト・ヤンセン、アントニオ・ロペスなどからの影響を語っていて、画風にも表れている。
とても柔らかな雰囲気の方ですが、荒目の絵の具にキャンバスへ溢したかのような偶発的な色彩で強烈な作風。にも関わらず繊細で柔らかい肌の質感が美しい。
恋人や家族などの親密な関係性を描くことに力を入れており、性を隠さず自然なものとして捉えている。
観察から生まれる感情や動きが作品に反映され、モデルとの関係性が画面にも現れる。

彼女の主な個展には、「裸に咲く花」(2023年、八犬堂ギャラリー、東京)や「37.2℃の肌」(2024年、GALLERY SCENA、東京)などがあります。

2022/11には村上仁美との2人展「密やかなる日常」が行われ、主観的な作家村上と観察に重きを置く沖の相反する作風が混ざり、素晴らしい展示となった。



グループ展にも参加しており、「ART FAIR TOKYO 2021」や「しわざ」(2023年)などで作品を展示。
2018年にはKENZAN 2018で八犬堂賞と準オーディエンス賞を受賞するなど、評価も高まっている。

最近では2024年4月18日から27日まで開催されるグループ展「Imaginary Green」に参加し、「花」と「木目」をテーマにした作品を展示しています。

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