
菊花賞’22の予想と考察
10/23(日) 阪神11R 芝3000m
ペース読みから予想していきます。
基本的に、距離が長くなればなるほど、ペース読みが難しくなります。
なので、ステイヤーレースは「おおまか」な想定になります。
阪神開催の菊花賞は去年しか例が無いので、去年の結果から考えます。
今年のメンバーは明確な逃げ馬が居ないので、序盤のペースがかなり
読み辛い。
去年のタイトルホルダーのような逃げ切りを狙う陣営も当然居るはず。
ただ、逃げ経験が無い馬が簡単に逃げられないということはポイント。
逃げるには、楽に先行出来るだけのスピードが必要。
(逃げたくなくても、掛かってしまって、仕方なく逃げるパターンもある)
去年の菊花賞の1000m毎のラップ
序盤:60.0
中盤:65.4 +5.4
終盤:59.2 -6.2
最遅ラップ 14.3 1400m~1600m区間
最大ラップ差(スタートを除く) 14.3-13.1(-1.2) 1600m~1800m区間
最後の1ハロンを除く、6区間に及ぶ加速ラップ
今年もこれに近いペースを想定。ただ、中盤はもう少し流れると予想。
<道中の動きを考える>
*競馬の戦法のひとつ、「捲り」について。
捲りとは、道中後方からペースアップして先団まで取り付き、そのまま
押し切る形を意味する。
「捲り」は
1.道中のペースが緩い
2.外に馬が居ない
この2つの条件が満たされて、初めて「捲り」が起こる。
今回その「捲り」をする可能性があるのがディナースタ。
ディナースタが「捲る」ためには、この2つの条件が揃う必要がある。
そして、仕掛けるタイミングは、逃げ馬がペースアップをする直前。
理由は、前の馬のペースが速くなれば、捲るために、さらに速いスピードが
必要になるから。
<狙い目>先行馬 長く良い脚が使える馬
*先行馬を狙う理由
阪神大賞典 菊花賞
・古馬G2 世代限定G1
・ステイヤー 全馬初距離
・天皇賞(春)の叩き ここが目標
・少頭数 フルゲート
上記は、去年の考察記事から抜粋。
差しが効きやすい阪神大賞典と同じ狙い方は間違い。
阪神開催の天皇賞(春)でもそうだが、後方からの馬は、なし崩しに脚を
使わされて、ただ回ってきただけのレースになってしまう。
去年の結果だけでしかないが、掲示板に入った5頭は二桁人気は無し。
先行した馬のほとんどが二桁人気だった。
逃げたタイトルホルダー以外は、ディヴァインラヴが3着に入っている。
通過順位だけを見て「先行より差しを狙う事が正解」とは言えない。
今年の上位人気は先行勢が多数。だから先行を狙うのではなく、そもそも
力が無い馬が食い込んでくるレースにはならない。
*長く良い脚を使う、の詳細
2000m以上のレースで、最後の5ハロンを1分以内で好走した馬。
*但し、レース上がり33秒台を除く(ドスローの瞬発力戦だから)
皐月賞:59.5
ダービー:59.0
セントライト:59.2
神戸新聞杯:58.6
<印>
◎14.アスクビクターモア
〇1.ガイアフォース
▲17.ジャスティンパレス
☆4.ボルドグフーシュ
△12.ヴェローナシチー
消11.ドゥラドーレス
<買い目>
馬連F 1,14-1,4,12,17 7点