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スプリンターズS'23の予想と考察
10/1(日) 中山11R 芝1200m
ペース読みから予想していきます。
陣営のコメントからペースを想定していきます。
ジャスパークローネ(団野騎手)「ハナにいけるスピードはあるので、
うまく出してあげたい」
テイエムスパーダ(木原調教師)「自分の競馬をするだけ。小細工は
いらない」
(富田暁騎手)「スタートだけ気をつけて、しっかり出していきたい」
モズメイメイ(音無調教師)「前走は大外枠でスタートを決められ
なかった。スタート次第」
ジャスパークローネとテイエムスパーダの競り合いにはなるが、
ハナを奪うのは、ジャスパークローネになる可能性が高い。
*根拠となる理由*
・過去に2度対戦経験があるが、いずれもジャスパークローネが
ハナを奪っている。
(CBC賞:テ5枠5番,ジ7枠10番/北九州記念:テ6枠12番,ジ7枠15番)
・テイエムスパーダの前走の逃げは恵まれたものである。
セントウルSは6枠11番。スタートで、内の2枠2番ヴァトレニと2枠3番の
レジェーロに出負けしている。
外から8枠15番モリノドリームが内に切り込んで、テイエムスパーダが
それを避けるように、さらに内に切り込んで行った。
その勢いで2枠の2頭を交わしてハナを奪った。
セントウルSの逃げは、そもそも逃げたい馬(逃げ馬)が少なかった事、
外から被せる側になった事によるものであった。
結果として逃げてはいるが、スタートで出負けしている時点で今回、
ジャスパークローネよりも前に出られる可能性は低い。
枠順は、テイエムスパーダが1枠2番に対してジャスパークローネが
7枠13番。ジャスパークローネが外から被せる側に回る以上、
内から抜き返す事は出来ない。
去年のスプリンターズSは、テイエムスパーダが1枠1番でも逃げて
いると指摘されそうだが、パトロールビデオをよく見て欲しい。
スタートは完全に出遅れ。外のジャンダルムが外に膨れて、左右に
大きくスペースが出来ている。
ジャンダルムとファストフォースの陣営は、テイエムスパーダを
見ながらという旨のコメントを出していた。
逃げは逃げでも「逃げさせてもらった逃げ」だという事。
想定するペース
テン3F 33秒フラット程度
中山1200mのコース形態は、下り坂スタート+緩やかなコーナー。
加速がつきやすいのと、減速しなくても周れるコーナーであれば
この程度のペースになる可能性が高い。
<逃げ馬と枠順の関係>
*逃げ馬に有利な枠順とは?*
(ここで言う有利な枠順とは「逃げるのに有利」という意味)
・「速い逃げ馬」にとって有利なのは外枠
単なる逃げ馬ではなく「速い逃げ馬」という事が重要。
・何故外枠が有利なのか?
理由は、外から被せるから。
・外から被せるとは?
スタートしてから内側を目指すので、外枠の馬がハナに立つには、
1.内の馬より速いスピードで、前に出ないといけない。
2.内の馬より速ければ、外から被せる事が出来る。
3.内の馬は内ラチがあるので、前に割り込まれると抜き返せない。
よって「速い逃げ馬」にとって有利なのは「外枠」である。
<印>
◎1.ナムラクレア
〇6.ママコチャ
▲9.アグリ
☆10.マッドクール
△13.ジャスパークローネ
<買い目>
馬連F 1,6-6,9,10,13 計7点