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ペフの役割・種類

エレントのカーポート・ガレージに使用している屋根材の折板(セッパン)には、『ペフ』と呼ばれる『結露防止材』が標準で取り付いています。(ペフ無し屋根を選択する事も可能です。)
今回は、この『ペフ』の役割・種類をご紹介します。

《ペフの役割》

結露防止材 としての役割があります。折板カーポート・折板ガレージの屋根材は、『ガルバリウム鋼板』を使用しいます。ペフが屋根材下側に貼られている事により、熱伝導率を抑え、結露が発生しにくくなります。

※結露とは
空気中の水蒸気が物質の表面に触れて冷やされる事により、空気中の水蒸気が水滴となり、目に見える形で物質の表面を濡らします。
冷やした缶ジュースなどを冷蔵庫から出して、室内に置いておくと、缶の表面に水滴がつきます。この水滴が結露となります。

《ペフの種類》

エレントの屋根材に取り付いているペフは大きく分けて「標準ペフ」、「高耐久ペフ」、「準不燃ペフ」の3種類あります。

【標準ペフ】
材質は『ポリエチレンフォーム』となります。
色は『ベージュ』『グレー』『ブラック(オプション)』の3種類あります。

【高耐久ペフ(オプション)】
・材質は『ポリオレフィンフォーム』となります。
表面は紫外線遮蔽、紫外線劣化防止機能を有し、耐候性に優れています。
防傷性が向上しており、傷がつきにくくなっています。
色は『ベージュ』『グレー』の2種類があります。

・下の写真は、標準ペフの経年変化の一例です。

※周辺の環境、使用状況により写真と同じ様にはならない場合があります
※土間コンクリートによる太陽光の照り返し等によって、劣化の進行具合が 変わります
紫外線による劣化でペフの剥がれが心配な場合は、高耐久ペフ(オプション) を選択されてはいかがでしょうか。

【準不燃ペフ(オプション)】
・材質は『水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム混入ポリエチレン系樹脂フォーム』ガルバリウム折板t0.6mmとの組み合わせにて、不燃材として国土交通省の認定を受けています。
不燃材認定番号『NM-4617-1(1) もしくは(2)』
色は『ベージュ』です。(グレーも選択できます)

準不燃ペフは、防火地域・準防火地域等、建築基準法で定められた地域にカーポートを設置しようとする場合に使用します。
(ガレージは地域等に関係なく準不燃ペフ仕様となっています。)
 
今回は結露防止剤『ペフ』について種類や特徴、用途などについてご紹介をしました。エレントのカーポート&ガレージをご検討頂く際に、お役立て頂ければ幸いです。

ELENT(エレント) | カーポート&ガレージ


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