マンゴーの種を植えました
こんにちは、うっちーです。
今年のお盆休みは、いかがでしたでしょうか。
私はご先祖様に会いにお墓参りを、と考えていましたが…暑すぎたために少し涼しくなってからとなりました💦
それではELEMUS発、今週のウルシ情報をお伝えします。
お盆休み前に、マンゴーの種を植えました!
15㎝ほどの大きな種や5㎝程度の小さな種など様々なサイズがありました。
マンゴーの種を覆っている白い皮は触れるとふわふわしており、しかし種を取り出そうとハサミを入れると、意外と硬くなかなか切ることが出来ませんでした。
下の写真は四苦八苦して取り出したマンゴーの種たちです。
なぜ漆を原料としているELEMUSがマンゴーも育てているのかと言いますと、マンゴーはウルシ科マンゴー属であり、漆の仲間だからです!
そもそもこの“漆とマンゴーの関係性”とは何でしょうか。
気になって調べてみました。
まず、類似点として
マンゴーも漆と同様にかぶれを引き起こします。
これは「マンゴール」という「ウルシオール」によく似た構造式をもつ物質であり、接触性皮膚炎(かゆみ)の原因となります。
ちなみに、ウルシオールはマンゴーの皮にも含まれているそうです。
相違点としては、
マンゴーは常緑樹のため年中葉がついていますが、漆は落葉樹のため秋には葉を落としていきます。
これはマンゴーがアジアの中でもインドからインドシナ半島周辺が原産であり、光合成による養分確保が効率の良い方法であるためです。
反対に漆は同じアジアでも中国・朝鮮・日本が原産であり、気温が低下します。
これにより根の活動が弱くなると、水を吸い上げる力が弱まってしまうため葉から生じる水分の蒸発を防ぐために、葉を落としてしまうのです。
また種子で比較してみると、漆の種子は4-6㎜程の大きさで、蝋のような物質に硬く覆われています。
一方でマンゴーの種子は白く硬い内果皮に包まれています。
調べてみた結果として、かぶれという点が最も大きな共通項目であるという印象でした。
マンゴーちゃん、すくすく育ってね。
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