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Bahirparimarjana chikitsaバヒルパリマルジャナ チキツァ

バヒルパリマルジャナ チキツァ(治療)とは


アビヤンガやレパなどの外用薬の塗布や湿布はバヒルパリマルジャナ・チキツァに属します。
※バヒルパリマルジャナ チキツァ(治療)とは、皮膚の状態や体の外側の症状に対処する外用療法で、単独で行われたり補助的に行う治療法です。
アーユルヴェーダの古典チャラカ・サンヒターではバヒルパリマルジャナ・チキツァの説明として太古の昔から経皮経路の形での薬の使用についてこのように述べています。
「ヴィールヤ(薬物の効力)はburajak agniブラジャカ・アグニによって皮膚で変換された後、ダーマニを通じてのみ体内に入る」と言及しています。

※ブラジャカ・アグニとは皮膚に存在する消化の火です。
肌に色合いを与え、その光沢と維持を保つ、皮膚の温度の調節、 汗腺を活性化し、体温調節、 皮脂腺の機能を調節し、皮膚を健康に保ち潤滑に保つ役割を果たします。
ヴィールヤについてはアグニを知る必要があります。

 
バヒルパリマルジャナ チキツァには 局所塗布、局所洗浄、アビヤンガやシロダーラなどの施術、薬用スチーム、湿布、シャワー、湿布、軟膏などの治療があります。

バヒルパリマルジャナ チキツァのいくつかの治療の例


・Kushta chikitsaクシュタ・チキツァ
クシュタ チキツァは皮膚疾患、特に乾癬などの皮膚疾患です。
皮膚疾患にはヴィレイチャナ、スネハ、スナナ(薬草バス)、食事療法、内服薬、レパなど様々な治療法があり、ドーシャの不均衡と特定の症状を特徴とする皮膚疾患に対処することを目的とした総合的な治療方法を重視しているため、医師はいくつかの治療と組み合わせた治療計画を立てます。
・Dhanyamla Parisheka ダンヤムラ・パリシェカ
関節リウマチの治療に使用されるバヒルパリマルジャナ・チキツァの一例です。
Dhanyamlaとは 米などの穀物や薬草を発酵させた薬用調合物で
Parishekaとは煎じ薬、ミルク、オイル、ギー、バターミルク、スープを患者の体に流し続けることです。
Dhanyamla Parisheka では熱めの液体をシャワーのようにふりかけたり、蒸したり、発汗させたり、湿布したりして治療します。


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