【国立】小学校のお受験前に知っておきたい試験のエグさ
うちの子供(親)は国立小学校専願でした。国立の小学校を4つ受験しました。
ですので、私立は一切受験していません。
ここでは国立の小学校を受験して感じた試験のエグさについてお伝えします。
まず国立の小学校は、志望者が多いと抽選になります。学芸大大泉などは年によって、抽選になることも、抽選にはならないこともあるようです。
文京区にある国立小学校、具体的には筑波、お茶の水、竹早は志望者数が多いので毎年抽選があります。これはほとんどの方はご存じのはず。
抽選については、どこの小学校もメチャクチャ公平です。
実際の抽選前に、学校側がいかに公平に抽選するかということを、その場で示しながら抽選手続に入ります。
抽選までは、本当に公平です。
ただ抽選後の実際の試験は、メチャメチャ公平とは言えないと思います。
採点する先生達の主観がかなり影響すると感じました。先生の目に留まるかどうか、これが本当に大切。
そして、これがまた難しいし、国立のお受験をエグいものにしています。
大学受験は、点数で決まりますよね。これって、客観性があって、とても公平です。
ほとんどの親御さんは、大学受験を経験しているはずなので、点数で合否が決まる客観的な試験に慣れていて、それが当たり前だと思っているでしょう。
でも国立小学校のお受験に関しては、そんな客観性は全くないと考えていた方が良いと思います。
小学校のお受験で大切なのは、
・先生の目に留まるかどうか(子供が光っているかどうか)
・先生が、その子と一緒に勉強したいと思うかどうか、
これが本当に大切だと感じました。
もちろん、ペーパーテストや口頭試問においては、必要最低限はクリアする必要があるけれど、ペーパーテストの点数が良い子が合格するとは限りません(このことについては、通っていた受験向け幼児教室の先生もおっしゃっていましたが、実際にお受験を経験して実感しました)。
この点が国立小学校のお受験の難しさであって、エグさでもあります。
抽選は本当に公平ですが、抽選後は公平とは限らないし、客観性なんかありません。国立のお受験は本当にエグいと感じた試験でした。