【国立お受験】1日あたり勉強時間と年間費用
そろそろ国立の小学校は受験本番といったところでしょうか。
子供の学校の関係で茗荷谷に行くことがありますが、今年はお受験ルックを着た子供たちを見かけることは少ないような気がします。
また筑波名物の願書出し行列も今年はなかったようですよね。
さて今日はお受験に向けて勉強した1日あたりの勉強時間と年間費用(幼児教室にかかった費用)について本当のところを書いてみます。
お受験のためにかけた1日あたりの勉強時間
国立小学校受験のための勉強時間は(おそらく)平日2時間くらい、週末は3時間くらい。
よく幼児教室では1日5時間くらい勉強時間が必要と言っていましたが、うちは現実的に5時間は無理でした。
理由は、パパママが2人とも働いているからです。2人とも働いていると、平日は2時間くらいが限度でした。
直前期はもっと勉強時間を減らしました。理由は、子供の精神状態にストレスをかけたくなかったからです。筑波とお茶は、快適な精神状態で検査に臨ませたかったからです。学芸の受験で失敗したので、この点は修正しました。
そもそも子供の本来の仕事って、勉強することではなくて、遊ぶことだと思うんですよね。遊びの中から勉強することだって沢山あります。
自分自身は年長のときに勉強することは全くなくて、遊んでばかりいました。でも、遊びの中から学んだこともたくさんあったと思います。
また各家の方針もあると思いますが、うちは小さい頃から何時間も子供に勉強させたくはなかったし、子供の頃から何時間も勉強していたような大人にもなってほしくなかったという思いもありました。
幼児教室では、例えば、夏休みは1日200枚ペーパーを解いてくださいみたいなことを言われましたが、(2人とも働いているので)1日に200枚も解くなんて現実的に無理です。
幼児教室のパパママ友は、(共働きの家庭は)200枚なんて無理とみんな言っていました。200枚解くほどの勉強時間なんて確保できないですよね。
また、他の小学校お受験ブログを読むと、身長を超えるほどのペーパーを解いてトレーニングしないと合格しない、ようなことが書かれていることがありますが、そんなに問題を解かなくても合格できると思います。
ただし子供の膝上くらいのペーパーの量は解いて練習する必要はあると思いますが、、、
パパママの仕事の状況と各家庭の方針にもよるかもしれませんが、個人的には勉強のしすぎは良くないと思いましたし、外や自然で遊んでも勉強になります。
子供の本来の仕事は、遊ぶことだと思います。
お受験のための年間費用
前提をお話しますと、うちは国立専願で、塾(幼児教室)は1つしか通っていませんでした。
年長のときにかかった塾代はトータル、授業料、模試、直前講習をすべて含めて、合格発表があった12月までの1年間(12ヶ月)の費用は60~70万円でした。100万円までは費やしてはいないです。
私の昔からの友人の家庭は、有名私立を受験させるために塾代などに月20万くらいかけていると言っていました。そのことを聞いた私は、そのときひっくり返りそうになりました。
でもうちは国立専願なので、私立の方と比べるとそれほどかかっていないと思います。ただ、他の国立専願の方たちと比べると、投資した方だと思います。
自分自身のことですが、昔、資格をとるために資格予備校に通っていて、そのとき感じたのは「やる気があるならば」ケチケチすることなく(試験科目の)講座に投資した方が成績は伸びるということでした。
この経験則があったので、子供のお受験のときは、ここが勝負所だと感じたので躊躇することなく積極的に投資しました。私立受験の方に比べれば、安いと思いますが。
自分の資格試験のときは、自分自身はどちらかというと苦学生のほうで、ケチケチしていてそれほど積極的には講座を受講しなかったし(必要最低限を受講しただけ)、独学でもなんとかなるだろうと考えていたんですよね。でも資格の合格後に感じたのは、もっと積極的に投資すれば良かったと思ったし、もっと積極的に投資すればもっと早く合格できたのではと感じました。
周りを見ていても、それほど勉強が得意でない友人でも、積極的に講座受けてた人って、結構成績は伸びていたんですよね。
この資格試験のときの失敗経験があったので、子供の受験のときは(自分なりにではありますけれど、国立専願の人たちのなかでは)躊躇することなく投資はした方だと思います(※)。
※ 幼児教室関係者ではありません。
結論を言うと、国立お受験にかかった費用は60〜70万円ほどです。
60~70万円ほどはかかりましたけれど、子供が大人になったときには回収してくれると思うので特に心配はしていないですし、私立受験の準備とか、私立合格後の学費のことを考えれば、コスパはうまく抑えられたかなと思います。