見出し画像

06_小学校受験は第二子の方が超大変・・・

第二子の小学校受験の方が大変な理由

我が家は長女も次女も小学校受験を経験しましたが、圧倒的に次女の時の方が大変でした。それは次女を絶対に合格させなければいけないというプレッシャーが非常に大きかったからです。
もちろん長女の小学校受験も真剣に取り組んでいましたが、心のどこかで「合格したらラッキー」程度に思っていたことは事実ですし、もし志望校に受からなければ公立の小学校に通わせて中学校受験にチャレンジすればいいやと思っていました。
ただし、次女の小学校受験の時には、長女と同じ小学校に何としてでも通わせてあげたいという気持ちが非常に強かったと思います。親戚や友人からは「妹も小学校受験するんでしょ?」「お姉ちゃんが通っていたら妹も合格しやすいんだよね?」みたいな言葉をもらうことも多かったし、そして何より次女自身も長女と同じ小学校に通いたいという気持ちになっていました。そんな状況に追い込まれて(自ら追い込んでしまった部分もありますが・・・)、とにかく次女を何としてでも合格させてあげなければ、という気持ちで取り組んでいました。

次女の小学校受験に向けてやったこと

ここまでやって不合格だったら仕方ないと思えるほど、考えられることは全てやったと思います。ビジネスでも同じことが言えると思います。目的の達成の為には手段を選ぶ必要はありません。勝てば官軍です。

我が家が次女の受験に向けてやったことを共有していきます。

①小学校の近くに引っ越し

長女が合格した時、学校まで徒歩と電車で1時間弱かかるところに住んでいたのですが、長女が入学のタイミングで小学校の近くに引っ越しました。もちろん長女の通学時間を短くしてあげたいという想いもありましたが、次女の小学校受験も見据えていました。
小学校の先生方からすると「生徒の通学に不安が少ない」というのはけっこう大事なことなのではないかと思います。実際に通学途中の生徒が電車の中でうるさい等の苦情が学校に入ってくることもあるようです。また事前の見学会等で先生と話せる機会があった時にも「どこに住んでいるんですか」という質問は多くの学校で聞かれました。小学校によっては近くのエリアに住んでいるご家庭しか受験できないところもあります。
もちろん学校の近くに住むことがどこまで意味があるか分かりませんが、遠いよりは近い方がまし、と考えていました。

②長女の学校行事に積極参加

とにかく長女の学校行事に次女も積極的に参加させました。それには理由が2つあります。
1つ目は先生方に次女がいることを認識してもらうことです。長女が通っていることがどこまでプラスになるか分かりませんが、少なくとも先生方に「きっとこの妹も受験するんだろうな」と認識してもらうことはできます。
2つ目は次女自身に「この小学校に入りたい」という気持ちを強くしてもらうことです。優しい先生方に声を掛けてもらったり、長女が学校行事を楽しそうに取り組んでいる姿を見て、その気持ちは強くなっていったと思います。
運動会、学習発表会、中高の文化祭、部活の試合の応援、夏休みの海外教室、大学創設者の故郷を巡る教室等、様々な学校行事に次女を連れて参加させました。

③(妻が)小学校の父母の会の役員に

長女が2年生~4年生のタイミングで妻が小学校の父母の会の役員を務めました。もちろん学校ともっと深く関わりたいという気持ちで務めたのですが、結果的には多くの先生方と交流する機会があり、校長先生や教頭先生とも良好な関係を構築できていたようです。

④長女の成績や宿題をさぼらせない

長女があまりにも成績が悪かったり、宿題や課題を提出しなかったりすることが、次女の小学校受験に悪影響を与えることは避けたかったため、長女の小学校のお勉強はそれなりにしっかり取り組ませていました。
ただし、元々真面目な性格の長女は親があまり言わなくてもさぼることなく勉強に取り組んでいたので、ここはあまり大変ではありませんでした。

⑤寄付

結局はそこかと思われそうですが、寄付に関してはそれなりに悩みました。長女の合格報告を塾の先生方にした際、「妹も受験を考えているようでしたら寄付はしっかりしてくださいね」と言われました。また学校からもらった寄付についての案内にも、寄付目標額の記載があるので、単純にそれを入学生徒数で割れば学校が1家庭に期待する寄付額も分かります。
もちろん寄付なので任意です。全くしない家庭もあるでしょう。私が私立中学校に入学した際には寄付はしなかったと親からも聞いていました。
ただやはり寄付額が少ないことが次女の小学校受験に悪影響を与えたらどうしようという心理もあり、結果的に学校が期待していると考えられる額を寄付しました。
正直寄付もどこまで意味のあるものなのかは分かりません。本来寄付は次女の小学校受験の為にするものではなく、長女の通う学校の教育環境を良くするために使ってもらう為のものだと思います。
ただ当たり前だとは思いますが、学校側も寄付を1円もしないご家庭よりは、学校が期待する額の寄付をしてくれるご家庭に入学してもらいたいと考えるのではないでしょうか。

周りでは第一子が通っていてもその弟や妹が受験で落ちることは普通にあるようなので、兄弟が通っているから必ず受かるというものでもないようです。我が家が次女の小学校受験に向けたやったことのどれが意味があって、どれが意味がなかったかは分かりませんが、考えられることは全てやったつもりです。少しでもこれから第二子の小学校受験をされる方の参考になれば幸いです!