10/11 準備する1日
今日は『準備を楽しむ自分』をテーマに1日を過ごすと決めた。
まずは友人が『行きたい!』と言っていたキッチンカーに行き、
ホットサンドを食べた。
この友人は、私からみると、少し照れ屋さんで奥手なところがある。
まるで自分の若い頃を見ているようで、微笑ましかったり、もどかしかったりすることがある。
彼女は、今回のキッチンカーの情報を見つけた時に『美味しそうだからここのメニューを食べてみたい&誰か友人と一緒に行きたい』と思って、また、自分も出店するフリーマーケットのチラシをキッチンカーの人に渡したくて、行った。(丁寧にキッチンカーの人にメッセージも送っている)
しかし、いざチラシを皆で渡そうという段になると、下を向いて携帯をずっと触っている。『チラシをキッチンカーの人達に渡したいから持ってきて!』と言ったのは、直接渡すことを叶えたいのは、彼女なのに。
『どう声を掛けていいか分からなくて戸惑っていて、チラシが相手の手に渡ればいい、ということにして、自分が紹介することを諦めてるんだろうな。』と分かった。
私は、どう声をかけるべきか一瞬考えたが、一番私が言いたいことを伝えよう、と思った。
『チラシ渡すよー!〇〇が、キッチンカーの人達に渡したい!と思って持ってきて、と頼んだものでしょう。知らんぷりするのは違うし、腹が立つよ。』
(あ、書いていて『腹が立つ』の前に、私の捉えている相手の状況を言っていなかったと気づいた。今振り返るなら”〇〇が自分の想いを大切にしていないように見えて腹が立つ”、と伝える。)
結果、彼女はにやりと笑って、
同行していたもう1人の友人と一緒にチラシを渡すことが出来た。
彼女が、人のせいや環境のせいにして、諦めたことにしているもの・こと・想いがいっぱいある。それが見えるのは、私も人のせいや環境のせいにして、諦めたことにしているものがいっぱいあるからだ。
そんな彼女に、今日の自分で感じ考えたことを伝える機会は、多くなるだろう。
今の彼女という人間の生き様や表現方法を見て、私がどう感じ考えるか、それを伝える機会が増えるだろう。
どちらかというと思考を働かせて抑えがちな『腹が立つ』や『むかつく』を伝える機会も増えるだろう。
躊躇、怖さもある。しかし、観察力、洞察力が磨かれる機会でもあると思うと、ワクワクも感じる。
その後、皆でうちに集まって、フリーマーケットの出店準備をした。
最初は、初めての出店準備に慣れていなかったりとまどったりしていた
し、「私下手やけん、値札とかも全部書いてー」と人に丸投げしようとするので、「自分の出店やろ。人に丸投げして自分はなんもせんのは、違うやろ。」と伝える。
(ここも、正しくは”違う”ではなく、”むかつく”だな。いかに、自分の気持ちを違う表現に置き換えているかが分かり、ばつが悪い。が、自分で知れて実感することにホッとする。)
プライスカードを書くのが好きなもう1人の友人にも影響を受けてか、
なんだかんだいいつつも、彼女が自分でプライスカードの字を書いた。
写真は一部。とても可愛いプライスカードが数枚出来上がった。
私にはお菓子のグミに見えて、名前を「ぐみふぉんと」にしよーよ!とか
提案をしてみていた。笑
また、写真は撮れなかったのだが、彼女は「携帯の画面に指で字を書いて、友人の誕生日に合わせて画像を作ってるよ、と、数枚画像を見せてくれた。
そのデジタル手書き文字で作った友達たちへのメッセージ&写真の画像が、文字の色使いも、写真と文字全体のバランスもとてもよく、素敵だった。彼女が、自分が普段から何気なく作っているものを見せてくれたことも嬉しかった。
自分ちの出店には、空き家になったおうちの大家さんから許可を得て、
不用品のラックとハンガーをいただくことが出来た。
お洋服は、それで出店できることが分かりホッとした。
むねじは、大家さんと話したいこともあったようだ。
フリマの準備する隣の部屋で、ゆっくり話も出来ていた。
『準備』と言っても、誰の何を指して『準備』というのか、
様々な『準備』がある。
この日はフリマの準備をしたが、そこに集まった他の人達と交流をすることで、他の事柄や仕事の準備も同時に進んだ。
私自身も、感情や考えていることが豊かに耕されていくのを感じて嬉しくなった1日だった。
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