最終2位「黒緑ブリザード」解説
はじめに
はじめまして。もしくはお久しぶり。あゆなかです。
今回は筆者が「ガロウズゴクドラゴンカップ」において、AD最終2位、最高レート1769まで到達した「黒緑ブリザード」について書いてみました。
最終2位でした〜
— あゆなか (@element0581) February 15, 2023
ずっと2枚目の黒鰤を使っていましたが、最終日に30ほど溶かしたあと、3枚目の黒鰤に握り変えて1769まで行きました。
応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。また最終1位を目指して頑張ります。ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
いい夢見れた! pic.twitter.com/13G89rNcfB
特に話すこともないので早速見ていきましょう。
デッキについて
1 デッキコンセプト
デッキリストを見る前にまず、
「黒緑ブリザードとはどのようなデッキなの?」
ということについて書いていこうと思います。
「黒緑ブリザード」のゴールは
「早期に《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を着地し、《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》を筆頭とするサイキック・クリーチャーで攻めること」
です。そのために、スノーフェアリーが得意とする、マナ加速・手札補充・盤面展開を利用する、というのが正しいでしょうか。
「白緑ブリザード」のような積極的なビートダウンを狙うデッキではありません。あくまでも、「黒緑ブリザード」のゴールは《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の着地です。まずはここだけ覚えておきましょう。
2 デッキリスト
ここから本題です。まずはデッキリストから。
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デッキを構築する上で意識した(したい)点は次の3つです。
①《ダイヤモンド・ブリザード》で回収できるカードの枚数
「黒緑ブリザード」は《ダイヤモンド・ブリザード》への依存度が非常に高いデッキです。なぜなら、《ダイヤモンド・ブリザード》だけしか手札補給ができないからです(当たり前)。
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当たり前ですが、《ダイヤモンド・ブリザード》でできるだけ多くの手札を稼ぐためには、マナゾーンに《ダイヤモンド・ブリザード》以外のスノーフェアリーカードがたくさんなければいけません。
そのため、デッキ内に《ダイヤモンド・ブリザード》以外のスノーフェアリーカードをなるべく多く入れる必要、すなわち、デッキ内のスノーフェアリー率を高くする必要があります。
(※もちろん、マナの枚数も関係するのですが、ここで話すとややこしくなりすぎるので割愛します。)
自分は《ダイヤモンド・ブリザード》で回収できるスノーフェアリーの枚数は最低23枚を目安としています。なぜこの枚数なのかは知りません。なんとなく23枚です。
②マナ加速カードの枚数
《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を早く出すにはマナ加速が必要です。
筆者は、1マナ加速できるカードを12枚以上採用することを意識しています。なぜこの枚数なのかはうまく説明できません。単純に筆者が調整していく上でたどり着いた枚数です。
今回の構築では、《霞み妖精ジャスミン》、《天真妖精オチャッピイ》、《暖氷妖精カオルン》、《無頼妖精ワイルド・リリィ》の計4種がこの12枚に当てはまります。
③黒カードの枚数
《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を召喚するためには黒マナが必要となります。筆者は、黒マナを生み出されるカードを6〜7枚以上採用するようにしています。これも明確な理由は説明できなく、筆者が調整していく上で使いやすいと感じた枚数です。
※ちなみに、「黒マナを生み出さるカード」は、黒カードと《薫風妖精コートニー》のことを指します。
3 各採用カード解説
各カードの具体的な使い方やプレイングは後ほど書くので、ここでは採用理由だけさらっと書いていきます。
<スノーフェアリークリーチャー>
↓
<その他のクリーチャー>
↓
<呪文>
↓
<超次元ゾーン>
↓
<採用候補カード>
という順番で見ていきます。
<スノーフェアリークリーチャー>
・《冒険妖精ポレゴン》4枚(必須)
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スノーフェアリー唯一の1コストクリーチャーです。速攻相手に1ターン目に出す、余った1マナで盤面を展開する、などこのクリーチャーにしかできない動きが多くあります。
・《薫風妖精コートニー》1枚
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黒マナ生成の補助をしてくれる、という名目で採用していますが、正直にいうと自由枠となります。ごく稀にコートニーが非常に役立つことがありますが、それも誤差で割り切っても問題ないレベルです。
・《霞み妖精ジャスミン》4枚(必須)
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出た時に自壊することでワンブーストできるカードです。このカードがあるから「黒緑ブリザード」がデッキとして成り立つ、と言っても過言ではないほど重要なカードです。
後述しますが、《天真妖精オチャッピイ》や《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》などとの相性も抜群です。
・《ダイヤモンド・ブリザード》4枚(必須)
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最強。デッキの核。何もいうことはないです。
・《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》3枚
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コスト軽減を活かして盤面展開をサポートしてくれるカードです。バトルゾーンに並べば並ぶほど、盤面展開スピードが上昇するため、このカードを多く採用するほど速攻デッキに対して強くなります。
しかし、除去されてしまうと意味がないため、盤面除去ができる中速デッキやコントロール対面ではあまり強くありません。
そのため、環境に合わせて枚数を調整する必要があります。
・《天真妖精オチャッピイ》4枚(必須)
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速攻対面の鍵となるカードです。初手にこのカードを引けるかどうかで速攻対面は天と地の差ほど勝率が変わります。
一方、マナ加速をしてくれるカードでもあるためコントロール対面でも腐ることはないです。自壊した《霞み妖精ジャスミン》をこのカードでマナへと還す動きは非常に強力なので覚えておきましょう。
・《暖氷妖精カオルン》2枚
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《ダイヤモンド・ブリザード》と一緒に出すことで、ターン終了時にマナ加速をする、という使い方をします。逆にこれ以外の使い方はあまりしません。
・《無頼妖精ワイルド・リリィ》2枚
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このカードを採用する時、もう1枚、候補となるのが《剛撃妖精ユキハナ》です。
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今回筆者は、《ダイヤモンド・ブリザード》で確実に回収できるカード(=《ダイヤモンド・カスケード》)をマナゾーンに置ける、という理由で《無頼妖精ワイルド・リリィ》を採用しています。
しかし、ごく稀に、《ダイヤモンド・カスケード》がデッキ内に残っておらず、泣く泣く《ダイヤモンド・ブリザード》をチャージする時があります。これが嫌な方は、1枚、あるいは2枚とも、《剛撃妖精ユキハナ》に変えても良いかもしれません。
ちなみに、《剛撃妖精ユキハナ》の擬似マッドネス効果は《天真妖精オチャッピイ》の能力で捨てた時にも反応します。滅多に無いですがスーパー上振れを楽しみたい方はチャレンジしてみてください。
・《秋風妖精リップル》2枚
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ザビミラサーチ専用札です。序盤は使用しないため、初手にきた場合は脳死で埋めても大丈夫です。
・《ダイヤモンド・カスケード》3枚
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ビート性能を重視したい場合は4枚の採用となります。今回はそこまでビート性能を重視していないのと、《無頼妖精ワイルド・リリィ》で引っ張ってこれる点も加味して3枚の採用となっています。
<その他のクリーチャー>
・《進化の化身》1枚
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《ダイヤモンド・ブリザード》サーチ札です。サーチ札の役割は後述する《未来設計図》が担っていますが、筆者はそれだけでは足りなく感じたため、サーチ能力の補強という形で採用しています。
・《復活の祈祷師ザビ・ミラ》4枚
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デッキコンセプトであり、ゴールでもあるカードです。
このカードの採用は3枚と4枚で割れることが多いです。
筆者は、デッキ内の全ての《復活の祈祷師ザビ・ミラ》がマナ落ち、あるいは盾落ちしてしまうことを非常に嫌っています。
また、《秋風妖精リップル》でサーチできるとはいえ、素引きできるに越したことはありません。素引きできれば、《秋風妖精リップル》を召喚するために支払うマナで別な動きができるからです。
マナ落ちと盾落ちの確率を下げ、素引きの確率を上げるために4枚の採用としています。
<呪文>
・《デッドリー・ラブ》2枚
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このデッキ唯一の除去札となります。
このカードは、人によって0〜4枚まで採用が分かれるカードなため、筆者が2枚の採用とした理由を書いておきます。
まず、筆者は、《デッドリー・ラブ》を「シールド・トリガー」として見ていません。単なる除去札、として見ています。そのため、盾に埋まることを希望していなく、4枚採用する意味は感じていません。
また、《デッドリー・ラブ》は毎試合必須のカードはありません。《デッドリー・ラブ》はスノーフェアリーではないため、《ダイヤモンド・ブリザード》で回収することもできなく、使わない試合においてはただの腐り札となります。
正直にいうなら、筆者は《デッドリー・ラブ》を1枚も採用したくないです。
しかしながら、《勝利のリュウセイ・カイザー》や《永遠のフォーエバー・カイザー》などの除去を必ず当てなければならないようなカードの存在、また、デッキ内の黒カードの枚数を考えた場合、採用しない、ということはできません。
その結果、2枚という枚数に落ち着きました。
また、この枠には同じく黒の除去カード、《トラップ・コミューン》も採用候補として挙げられます。
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《デッドリー・ラブ》よりもマナコストが重い分、パワーマイナスによる除去が行うことができます。そのため、現環境で流行している《予言者ヨーデル・ワイス》を貫通して相手のサイキック・クリーチャーを除去することができます。
環境に応じて、《デッドリー・ラブ》を入れるのか《トラップ・コミューン》を入れるのか検討しましょう。
・《未来設計図》4枚
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この枠には、候補として《未来設計図》の他に《進化設計図》もあげられます。ここでは、筆者が《未来設計図》を選択した理由を書いていきます。
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《進化設計図》のメリットは圧倒的な上振れ性能です。時には2〜3枚回収し、その時点でほぼ勝ちとも言える状況を作ることもあります。
一方、デメリットは、その安定性のなさです。1枚も回収できず、セルフ1ハンデスになった、という苦い思い出がある方も多いのではないでしょうか?
また、《進化設計図》のデメリットとして、進化クリーチャーしか回収できない、というものがあります。「黒緑ブリザード」は、《ダイヤモンド・ブリザード》が唯一の手札補充カードであり、正直にいえば《ダイヤモンド・カスケード》は回収する価値があまりないです。
そのため、《進化設計図》を打ち、無事手札を増やせても、《ダイヤモンド・ブリザード》が回収できなければほぼ意味がありません。
言い換えるならば、《進化設計図》の及第点は、「《ダイヤモンド・ブリザード》を回収できた場合」のみともいえます。
一方、未来設計図は必ず1枚は回収でき、かつ、《ダイヤモンド・ブリザード》を回収できるのはもちろん、《霞み妖精ジャスミン》や《天真妖精オチャッピイ》、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》などと言ったカードも回収できます。
そのため、時と場合によるものの、《未来設計図》の及第点は、「《ダイヤモンド・ブリザード》もしくはその時に欲しいカードを回収できた場合」となり、《進化設計図》よりも範囲が広がります。
以上の理由から、筆者は《未来設計図》を採用しています。
※後付けみたくはなりますが、筆者が《ダイヤモンド・クラック》を採用しておらず、デッキ内の進化クリーチャー比率が低いのも理由の1つにあげられます。
<超次元ゾーン>※筆者のモチベーションが死んでいるためかなり適当です。ご了承ください。
・《竜骨なる者ザビ・リゲル》
・《ハイドラ・ギルザウルス》
・《ガロウズ・サブ・カイザー》各1枚ずつ
(この先、この3枚のことを《死海龍セット》と呼びます。)
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《復活の祈祷師ザビ・ミラ》から基本的にはこの3枚を出します。攻撃時に相手のクリーチャーを2体までバウンスし、「シールド・トリガー」が使えない3点を叩き込みます。
ひっくり返ると最強になのに簡単にひっくり返るお茶目な奴らです。可愛がってください。
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・《時空の喧嘩屋キル》1枚
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対「ルドルフ天門」専用にして最強クリーチャーです(後ほど解説します)。
自分のサイキック・クリーチャー全てにバウンス耐性を与えます。《ドンドン吸い込むナウ》《陰謀と計略の手》《アクア・バースター》など、現環境でよくみる軽量除去カードを無力化できるのは非常に強力です。
・《時空の探検家ジョン》1枚
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基本的には裏面しか出しません。「進化クリーチャーの攻撃制限」という能力は、「白緑ブリザード」「黒緑速攻」「ツヴァイランサー」などのAD特有のデッキに対して非常に刺さります。
・《時空の戦描シンカイヤヌス》1枚
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《復活の祈祷師ザビ・ミラ》からこのカードと《死海龍セット》を出すことでリーサルを作れるのはもはや誰でも知っていることだと思います。
また、他のデッキにおいて、「最大打点を作るため」このカードを複数枚採用する場合がありますが、「黒緑ブリザード」というデッキは進化クリーチャーが多く、このカードを複数枚入れなくても最大打点を作ることができます。
・《勝利のプリンプリン》
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相手のクリーチャーの攻撃を止めることで速攻デッキ相手に時間を稼いだり、相手のブロッカーを止めて自分の攻撃を通したりと、とにかく便利な1枚です。
・《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》
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マナに落ちてしまった欲しいカードを回収するのに使います。《復活の祈祷師ザビ・ミラ》《デッドリー・ラブ》《ダイヤモンド・カスケード》を回収することがほとんどです。
<採用候補カード>
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これらのカードがその他の採用候補カードとなります。今回はそれぞれについて解説する気力が無いため割愛させていただきますが、自分好みにデッキを調整する時に少しでも参考となれば幸いです。
デッキの回し方
1 基本的な回し方
ここでは、「黒緑ブリザード」の基本的な回し方について書いていきます。この回し方をベースにしましょう。
※「黒緑ブリザード」ではビートプランを取るのか?《復活の祈祷師ザビ・ミラ》プランを取るのか?で迷うこともあるかと思います。
筆者は基本的に迷ったら《復活の祈祷師ザビ・ミラ》プランを取ります。理由は明確です。こっちのプランの方がケアできるものが多いのと、ビートをしたいなら「白緑ブリザード」を使えば良いからです。わざわざ「黒緑ブリザード」を使っているので、せっかくなら《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を出しましょう。
序盤(1〜4ターン目)
マナ加速をします。バトルゾーンにクリーチャーを並べる必要は無いです。そのため、《冒険妖精ポレゴン》のような、特に効果がないクリーチャーを出すことはまず無いです。《霞み妖精ジャスミン》や《天真妖精オチャッピイ》、《無頼妖精ワイルド・リリィ》などのクリーチャーでマナ加速をしましょう。
また、手札に《ダイヤモンド・ブリザード》がない場合は、《未来設計図》や《進化の化身》を使い《ダイヤモンド・ブリザード》を回収しておきましょう。
中盤(4〜5ターン目)
《ダイヤモンド・ブリザード》を召喚し、手札を補給します。
ここで、ちょっと詳しく「《ダイヤモンド・ブリザード》を召喚するタイミング」について解説しようと思います。
筆者は「マナゾーンにカードが5枚以上あり、かつ、回収できるカードが4枚以上ある。」というタイミングを《ダイヤモンド・ブリザード》を召喚する目安としています。
もしくは、「手札にこれ以上マナゾーンに置くカード(=スノーフェアリー)が無くなったタイミング」です。
1〜4ターン目におこなったマナ加速で失った手札を取り戻す、といった感覚が近いかもしれません(多分伝わらないかな...)。
当たり前ですが、マナが沢山あればあるほど、《ダイヤモンド・ブリザード》で回収できる枚数も増えるため、デッキとしての出力もリソース力も上がります。そのため、できるだけマナをためてから《ダイヤモンド・ブリザード》を召喚したいです。そのタイミングの目安が、上記2つのタイミングのことが多いです。
《ダイヤモンド・ブリザード》を召喚した後は、増えた手札からマナ加速と盤面展開、そして必要なカード(=《復活の祈祷師ザビ・ミラ》)の回収を行いましょう。《暖氷妖精カオルン》や《秋風妖精リップル》を召喚するのは基本的にはこのタイミングです。
終盤(5〜6ターン目)
《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を出して、バトルゾーンの自分のクリーチャーを強力なサイキック・クリーチャーに変身させます。基本的には《死海龍セット》+αを出します。状況に応じたサイキック・クリーチャーを出して基本的には2ターンかけて詰めていきます。
ただ、次のターンに負けてしまう可能性がある場合と、相手が《超次元ホワイトグリーン・ホール》&「スパーク系トリガー」を採用している場合に関しては《次元の戦描シンカイヤヌス》+《死海龍セット》で最大打点を作り、勝負を決めに行くことが多いです。
※2ターンかけて詰めようとした時に、《超次元ホワイトグリーン・ホール》から《勝利のプリンプリン》を出して《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》を攻撃不可に、その効果で盾に「スパーク系トリガー」を埋めることで相手に耐えられて泥沼化することがあるからです。特に「4cメンチ」などは1ターンの猶予を与えてしまっただけでコンボをされる可能性があるので、2ターンに分けず勝負を決めに行くのをお勧めします。
2 各対面のプレイング
次は、環境でよく見るデッキに対するプレイングを書いていきます。
4cメンチ…若干不利
《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》をリンクして、ハンターをいっぱい投げつけるデッキです。
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①「4cメンチ」側の息切れを狙う
「4cメンチ」のドローソースとなるカードは《サイバー・N・ワールド》と《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》の2種類です。
このうち、《サイバー・N・ワールド》は、「4メンチ」側から見ると、「黒緑ブリザード」対面ではプレイするのがあまりにも危険なカードのようです。筆者はこのカードがプレイされた覚えがありません。
また、《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》に関してもプレイされることは少ないです。なぜなら、《超次元リュウセイ・ホール》を打ったなら基本的に出すのは《勝利のリュウセイ・カイザー》でしょう。ブリザード系統のデッキにこのカードが刺さることは誰でも知っていることですもんね。
そのため、「4cメンチ」は中盤こそサイキックを展開したりと派手に動いてきますが、終盤になると手札が減り、思うように動けてないことが多々あります。
鍵となるのは《デッドリー・ラブ》です。このカードの除去をどこに当てるのか、ということが重要になります。
自分の手札が良く、相手の《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》完成よりも自分の《復活の祈祷師ザビ・ミラ》着地の方が早くいける、という時であれば除去を早い段階で《勝利のリュウセイ・カイザー》に当てる、一方、自分の方がゆっくりならば、相手の《魂の大番長「四つ牙」》を《バンカラ大番長 メンチ斬ルゾウ》がサイキック・リンクをするギリギリで除去して相手のテンポと計算を狂わす、といった感じです。
...と、長々と偉そうに言ってきましたが、結局のところ、《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》完成よりも早く《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を投げるために《デッドリー・ラブ》を使えれば何とかなります。《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》で殴られれば相手は守りに転じてしまい、ゲームの主導権を自分が握れます。
②《カチコミの哲》のポン置きに注意
時々、3〜4ターン目に《超次元ホワイトグリーン・ホール》から《カチコミの哲》をポン出ししてくることがあります。これを放置すると、次のターンに《予言者ヨーデル・ワイス》から《魂の大番長「四つ牙」》を出され、《デッドリー・ラブ》1枚では対処できず、そのまま次のターンに《紅蓮の怒り 鬼龍院 刃》が出てきて負ける...といったことがあるとか無いとか。
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この動きには本当に泣かされます。《カチコミの哲》に《デッドリー・ラブ》を当てても次のターンには《超次元リュウセイホール》から《勝利のリュウセイ・カイザー》が飛んできてしまう可能性があるからです。
この戦略にはめられたく無い方は、《予言者ヨーデル・ワイス》を無効化できる《トラップ・コミューン》の採用をオススメします。
ルドルフ天門…有利
《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》と自壊クリーチャーを組み合わせた、守りと妨害に長けたデッキです。
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ルドルフ天門相手は「《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》で2回殴れば勝ち」ということを意識しましょう。
①手札をキープしよう
「ルドルフ天門」は序盤からハンデスを飛ばすことができるデッキです。そのため、手札を減らしてしまうと、《ダイヤモンド・ブリザード》がハンデスされてしまい負けてしまう、ということにつながりかねません。
そのため、先行2ターン目の《霞み妖精ジャスミン》などは絶対にプレイしてはいけません。
そもそも、「ルドルフ天門」が本領を発揮しパチンコを打ち始めるのは相手の6ターン目の次の自分のターンからです(6ターン目に《ヘブンズ・ゲート》から《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》と《大河精霊エル・ドラード》を出してきた場合)。そのため、「黒緑ブリザード」は先行なら7ターン目、後攻でも6ターン目に《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》を出せば勝てます。だから、序盤に積極的にマナ加速する必要はなく、序盤は手札を温存して問題無いのです。
また、序盤のマナ置きについて1つ。無理のない範囲で「白緑ブリザード」に採用されていそうなカードをマナに置くことで相手の序盤の動きを狂わすことができます。「白緑ブリザード」だと勘違いした相手が《墓守の鐘ベルリン》を出してくれたり、手札に大型ブロッカーをキープするために序盤のハンデスを控えてくれることも多々あります。
②《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》+《次元の喧嘩屋キル》のセットが最優先
「ルドルフ天門」に対しては、《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》と《次元の喧嘩屋キル》のセットが非常に強いです。
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《復活の祈祷師ザビ・ミラ》から《死海龍セット》と《次元の喧嘩屋キル》を出し、《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》でブロッカーを蹴散らしながら3点を入れた盤面を考えてください。
この場合、「ルドルフ天門」は《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》を除去しなければ次のターンに殴りきられて負け、という状態です。
しかし、《次元の喧嘩屋キル》によって《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》はバウンス耐性を持っています。そのため、《陰謀と計略の手》や《アクア・バースター》では除去できません。
《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》はタップしているため、《地獄門デス・ゲート》でも破壊できません。
《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》の効果を無理やり誘発させ、何らかの除去呪文を打とうとしても、《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》の効果でコストを支払わずに呪文を唱えることはできません。
お分かりいただけたでしょうか?「ルドルフ天門」はこの盤面を返す手段を基本的には持っていません。
(《エターナル・ガード》を採用していれば話は変わりますが...今採用してる人ほとんどいないでしょ...多分...)
③《希望の親衛隊ファンク》に注意
ここまで「黒緑ブリザード」は「ルドルフ天門」に対してとても有利を取れる、といった内容で進んできました。しかし、1枚、気をつけなければならないカードがあります。それが《希望の親衛隊ファンク》です。
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《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を機能不全に陥れるこのカードは、出されると非常に厄介です。除去する手段がなければそのまま負けてしまうこともあります。このクリーチャーを除去できる《デッドリー・ラブ》はなるべく手札に残しておくようにしましょう。
速攻(黒緑速攻・赤白速攻・青黒速攻)…五分
4キルを目標として爆速で攻めてくるデッキです。青黒速攻は他の2つよりも速度が遅いですが、やることは全く同じなので一緒に取り上げさせていただきます。
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先ほど筆者は「序盤はマナ加速を優先させ、盤面展開はしなくて良い」と書きましたが、例外的に盤面展開をしてもよい場面が、「速攻」対面です。
①リーサルを作るのか?ザビミラを出すのか?
「速攻」相手には、通常のように《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を使ったプランの他に、「速攻」の盾が貧弱なことを利用してリーサルを作って殴るプランもあります。
基本的に、どちらのプランを取るにしろ、序盤から盤面にクリーチャーをなるべく並べるのと、《天真妖精オチャッピイ》をキープしておくのは変わりありません。
基本的に、相手が積極的に殴ってくる場合は、《天真妖精オチャッピイ》をただ出しできたり、相手が《死神人形デスマーチ》などのブロッカーでも殴ってくることが多いため、リーサルプランを取りやすいです。
逆に、相手が「ためる」プランをとってきた場合は、《天真妖精オチャッピイ》のただ出しができなかったり、ブロッカーで守りを固められたりと、リーサルを狙うのが困難になります。そのような時は、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》着地を目指したいです。
②《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を間に合わせる方法
鍵となってくるのは《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》です。
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《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》はあらかじめバトルゾーンに出しておくことで、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の召喚コストを減らすことができます。
例えば、《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》が盤面に1体いれば、以下の条件下でも《復活の祈祷師ザビ・ミラ》が召喚できます。
・7マナあり、1体目に実質1マナクリーチャー(《冒険妖精ポレゴン》や《霞み妖精ジャスミン》、2体目の《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》)を出せる時。
・6マナあり、1体目に《ダイヤモンド・ブリザード》を出してマナを3枚以上アンタップできる時。
また、幸運なことに《剛勇妖精ピーチプリンセス》が2体並ぶことができれば、5マナ下で1体目に実質1マナクリーチャーを出せる時にも《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を出すことができます。
「速攻」対面においては《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》は最もバトルゾーンに並べたいクリーチャーです。
また、《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》が引けない場合でも、先行ならば5ターン目までに8マナ貯め、《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を召喚することができます。いくつか実際の例を挙げておきます。
例1
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2ターン目 《未来設計図》
3ターン目 《霞み妖精ジャスミン》
4ターン目 《天真妖精オチャッピイ》
→《ダイヤモンド・ブリザード》
→《天真妖精オチャッピイ》
→《暖氷妖精カオルン》
この後、マナチャージ後、《冒険妖精ポレゴン》と《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を出して《時空の戦猫シンカイヤヌス》+《死海龍セット》を出して勝ちです。
例2
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2ターン目 《霞み妖精ジャスミン》
3ターン目 《秋風妖精リップル》
4ターン目 《霞み妖精ジャスミン》
→《天真妖精オチャッピイ》
5ターン目 マナチャージ
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《復活の祈祷師ザビ・ミラ》から《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》と《ガロウズ・セブ・カイザー》を出しました。《ガロウズ・セブ・カイザー》はブロッカーになるため、次のターンはほぼ確定で耐えることができます。また、次のターンに相手がブロッカーを出さなかった場合には、バトルゾーンだけでリーサルがあり、そのまま殴って勝ちとなります。
上の例1、例2のどちらでも《霞み妖精ジャスミン》と《天真妖精オチャッピイ》のマナ加速コンビを使っていることからもわかる通り、この2枚を使えるとマナ加速のスピードが飛躍的に上がります。
先行を取ることができれば、3マナ加速できれば5ターン目に《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を召喚することができます。一度出せてしまえば、バトルゾーンに《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の「種」となるクリーチャーが少なくても何とかなることが多いです。《ガロウズ・セブ・カイザー》がブロッカーとなることだけは覚えておきましょう。
白緑ブリザード…若干不利
《ダイヤモンド・ブリザード》を主軸にしたビートダウンデッキです。
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基本的には上記の「速攻」相手と同じように動いてもらって大丈夫です。しかし、「白緑ブリザード」は「速攻」よりもキルターンが遅く、《天真妖精オチャッピイ》を恐れてためてきやすく、盾が厚いのが特徴です。
そのため狙える時はリーサルを狙ってもらって大丈夫ですが、「速攻」よりもキルターンが遅いので、基本的には《復活の祈祷師ザビ・ミラ》プランを取りたいところです。
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「白緑ブリザード」は進化クリーチャーしか打点を作る方法を持たないため《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》が非常に刺さります。
また、《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》の攻撃時能力で相手のクリーチャーをバウンスできますが、その時は進化クリーチャーをバウンスすると良いことが多いです。《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》の効果で進化クリーチャーは攻撃制限が加えられますし、相手の手札を上限まで増やすことで盾を手札に加えられないようにし、相手の《天真妖精オチャッピイ》を出させなくすることができます。
そのくらいしかないですかね...
黒緑ブリザード(ミラー)…五分
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ミラーはトリガーが薄いため、先にリーサルを作った方が基本的に勝ちとなります。
「速攻」対面と同じように動きながら、《デッドリー・ラブ》で相手の足を引っ張って先にリーサルを作りましょう。
これくらいしか書くことないです...強いて言うなら、ミラーを厚くみたい人は《デッドリー・ラブ》を多く採用しましょう。
赤黒MRC…有利
《ヴォルグ・サンダー》で大量に墓地を肥やし《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》の着地を目指すデッキです。
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《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》が着地してしまうとほぼ負けです。しかし、「黒緑ブリザード」が先に《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》を出せれば、その効果で、《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》は呪文をただ撃ちできなくなり、無力化できます。
先に《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》が出るか《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》が出るのか、という試合です。
大体《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》の着地ターンを6ターン目と見積もると、先行ならば6ターン目、後攻でも5ターン目までに着地させれば大丈夫なのでかなり間に合う対面です。
しかし、《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》を先に着地できたとしても脳死で殴ってはいけません。7マナあれば、《時空の凶兵ブラック・ガンビート》+《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》で逆転される可能性があります。《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》で殴らずにアンタップしたままターンを返し、次のターンで過剰打点で詰める、という判断も時には必要です。
もちろん、《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》がアンタップしていても、8マナあれば《地獄門デス・ゲート》+《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》で負ける可能性はあります。
手札に《ダイヤモンド・カスケード》や2枚目の《復活の祈祷師ザビ・ミラ》があるのかないのか、試合の状況などを見て攻めるのかためるのか決めましょう。
バルガライゾウ…有利
バルガライゾウはバルガライゾウです。
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リーサルを作って
殴りましょう。
【完】
真面目なことをいうと《永遠のリュウセイ・カイザー》などが出てきてもまだ逆転のチャンスはあります。相手が手札を全て使い切って《永遠のリュウセイ・カイザー》を出してきた時などはかなりの確率で逆転できます。タップインお構いなしにバトルゾーンにクリーチャーを並べ、相手の処理能力以上の展開を目指しましょう。
シータNエクス系統…五分
※「シータNエクス」「シータキリコムーン」などの「シータNエクス基盤」のデッキ全般のことです。
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これらのデッキで気をつけなければいけないのはやはり《勝利のリュウセイ・カイザー》です。《デッドリー・ラブ》の除去をしっかりと当てれるようにしましょう。
また、意外と思われるかも知れませんが、雑に《ボルバルザーク・エクス》で盤面を広げながら殴られるとそのまま負けることが多々あります。相手のバトルゾーンに《勝利のリュウセイ・カイザー》がいたり、自分が《天真妖精オチャッピイ》を持っていなければ尚更負けてしまいがちです。
やはり「白緑ブリザード」に比べて盾が貧弱だったり、全体のパワーラインが低い(特に《愛嬌妖精サエポヨ》の偉大さが分かる)ことが原因と思われます。
ということを加味しても、やはり《デッドリー・ラブ》の除去を《勝利のリュウセイ・カイザー》に当てることが大事です。
また、《悠久のフォーエバー・カイザー》を出されて《復活の祈祷師ザビ・ミラ》が無力化されても、今の「シータNエクス系統」のデッキは「スパーク系トリガー」が採用されておらず、殴ると貫通することも多々あります。《復活の祈祷師ザビ・ミラ》に固執しすぎないようにしましょう。
5cコントロール…有利
最近はあまり見かけなくなりましたが、カードパワーの塊かつ器用なデッキです。
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散々口うるさく言ってきましたが、《勝利のリュウセイ・カイザー》を除去してください。ただし、「5cコントロール」には《超次元ガード・ホール》や《超次元ミカド・ホール》などの、《勝利のリュウセイ・カイザー》を呼び出せるカードが多く採用されていることが多いです。そのため、7、8マナ到達まで待ち、《デッドリーラブ》+《ダイヤモンド・ブリザード》or《ダイヤモンド・カスケード》をすることで、1ターンで一気にバトルゾーンにクリーチャーを並べるプレイングをすることがあります。
相手がマナを貯めた後は、《ロスト・ソウル》のケアのため、《秋風妖精リップル》をマナに残しておくと良いでしょう。
ADでよく見るデッキはこのあたりでしょうか...
3 その他の小技
最後に、覚えておくと使える小技を紹介して、このnoteを終わりにしたいと思います。
①《霞み妖精ジャスミン》+《天真妖精オチャッピイ》は最強
何度も言ってきましたが、この2枚のコンビは最強です。手札にこの2枚と《ダイヤモンド・ブリザード》が揃えば、2or3ターン目に《霞み妖精ジャスミン》を召喚、4ターン目に《天真妖精オチャッピイ》+《ダイヤモンド・ブリザード》の動きをしてまず間違い無いと思います。
②バトルゾーンに《暖氷妖精カオルン》、手札に《秋風妖精リップル》がある場合
バトルゾーンに《暖氷妖精カオルン》がいて、7マナ以上あり、このターンに《秋風妖精リップル》以外のカードを使わない、という時、手札の《秋風妖精リップル》をマナチャージし、マナ爆誕を使用して召喚することで、手札から4マナ払って召喚するより手札を1枚得することができます。
③《時空の戦猫シンカイヤヌス》と《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》
《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》→《時空の戦猫シンカイヤヌス》に覚醒させることで1ドロー、
《時空の戦猫シンカイヤヌス》→《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》に覚醒させることで「スピード・アタッカー」と「パワーアタッカー+2000」を付与できます。
④《未来設計図》で山札の下に置いたカードは覚えておく
「公開領域に見えたカードは覚えておく」というのはデュエプレでは鉄則の1つでもあります。このデッキにおいても同じですが、全て覚えるのが難しい場合は、とりあえず「山札の下に《復活の祈祷師ザビ・ミラ》があるかどうか」だけ覚えておくと良いです。山札の下にあることがわかれば、マナ落ちなどを気にせずプレイすることができます。
⑤無理やり「プリン効果」を無効化する
現実味は薄いですが、《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》が「プリン効果」を受けてしまった時、無理やり無効化する方法があります。
10マナある状態で、《デッドリー・ラブ》で《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》を破壊し、残った8マナで《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を召喚、バトルゾーンに残った「死海龍セット」を全て破壊し、もう一度「死海龍セット」を出し直すことでプリン効果を無効化できます。
⑥《予言者ヨーデル・ワイス》と《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》
《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》の攻撃時能力で相手のサイキック・クリーチャーをバウンスしたいが、《予言者ヨーデル・ワイス》が邪魔だ、というときがあると思います。
相手の《予言者ヨーデル・ワイス》が1体しかおらず、サイキック・クリーチャーが2体以上いる状態では、《死海龍ガロウズ・デビルドラゴン》の効果で除去したいサイキック・クリーチャーを2体目に選ぶようにしましょう(1体目は他のサイキック・クリーチャー)。1体目のサイキック・クリーチャーに対して《予言者ヨーデル・ワイス》のウルトラセイバーが働き、2体目に選んだサイキック・クリーチャーを除去できます。
⑦除去札は何度も使いたい
墓地に行った《デッドリー・ラブ》も《天真妖精オチャッピイ》で墓地からマナに還し、《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》でマナから手札に回収できます。
⑧ゲームメイクに困ったら逆算
ゲームメイクに困ったら、「何ターン目までに《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を出せば良いのか?」を考えましょう。そうすると何マナ加速すれば良いのかが分かり、ゲームメイクがやりやすくなります。
例えば、4、5ターン目まで、と結論が出たならば、《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》が必要だ、またはビートプリンを取るしか無い、みたいなことがわかりますし、逆に7、8ターン目でも間に合うならば、手札を温存しながら途中で軽く1マナだけ増やせばよい、のようにハンデスのリスクを回避しながらも動けます。
あとがき
最後まで読んでいただきありがとうございます。
全体を通してかなり下手な文章となってしまい、内容も参考になったかは分かりませんが、皆さんの「黒緑ブリザード」に対する理解が深まるキッカケとなれば幸いです。
当noteの内容に関する質問や意見などがありましたら、私、あゆなか(@element0581)のTwitterのDMやリプなどでお気軽にお声掛けください。
それではまた。どこかでお会いしましょう。