赤鰤(軽く紹介)
はじめまして。もしくはお久しぶり。あゆなかです。
今回は筆者が前期にそこそこ使っていた赤鰤について軽く紹介しようと思います。
デッキリスト
このデッキを作る上での理論
①打倒ライゾウ
今なおtier1と言っても差し支えないであろう、ADの覇者ことライゾウ。赤鰤は対ライゾウデッキとして考えました。
ライゾウに対する対策を考えたときに考えられた対策法は3つでした。
①速度特化にしてライゾウが出る前に勝負をつける
②受け特化にしてライゾウを出されてもカウンターができるようにする。
③ライゾウメタとなるカードを採用する
①として考えられたのは緑単鰤です。《密林の総督 ハックル・キリンソーヤ》などを採用し、速度を非常に重視したタイプの鰤です。
しかしながら、
・ライゾウが有効トリガーを8枚採用している
・《フェアリー・ギフト》を使用したコスト詐欺
などを考えると、緑単鰤の速度ですらライゾウに勝ち越すのは難しいという結論に至りました。てかそもそも速度を重視するなら黒緑速攻でいいですね。
次に考えたのは②です。こちらに関しては、単純に1枚でもトリガーすればそのターンは耐えれるスパーク系トリガーを自然に採用できる白緑鰤の出番となります。
ただ、このデッキを使ってて筆者は大きな問題点に気づきます。
「トリガーは埋まらなきゃ意味ない」
結局のところは運任せになります。トリガーは8枚採用しても盾に1枚以上埋まる確率はだいたい(本当にだいたいだよ、)7割です。そこに鰤特有の事故率の高さを考えれば正直なところ勝ち越すのはかなり厳しいと感じました。
※あくまでも筆者の意見です。
じゃあ③が残ったね。ライゾウメタかぁ…
最初に頭に浮かんだのは《銀界の守護者ル・ギラ・レシール》でした。
ですけど流石にビートデッキに殴れない5コスのブロッカーはなぁ…となりました。流石にね…流石に…
ですが、ここにて朗報です。なんと現代デュエプレにはこいつと瓜二つの能力を持つクリーチャーが存在したのです!
【完】
②守りは捨てた
守りは捨てました。具体的にはトリガーを起点としたカウンターは考えてません。
理由は2つです。
①赤にまともなトリガーがない
赤でまともなトリガーってありますかね…?
………………?
《スーパー炎獄スクラッパー》が1番マシなところではないでしょうか。
しかしながら《永遠のリュウセイ・カイザー》すら破壊できず、手打ちするにも6マナのこのカードは正直に言って弱すぎます。
もっというなら、白鰤の《DNA・スパーク》ほどカウンター性能が高くもなければ、黒鰤の《デッドリー・ラブ》や青鰤の《ドンドン吸い込むナウ》ほど手打ちして強くもない。そんなカードをトリガーとして採用するほどの余裕はないです。
これ以上言うと悲しくなってくるのでやめときます…
②でも完全に守りを捨てたわけじゃないよ
《その子供、凶暴につき》や、《大噴火グレイト・プルーム》は、相手の盤面に干渉できるカードです。要するに彼らは攻めに使えるだけではなく守りにも使えるカードです。
③対応力?捨てたよ〜
現環境において、ライゾウ以外に猛威をふるっているデッキに、アガサ天門があります。このデッキはブロッカーを主体とした天門デッキなので、《超次元シューティング・ホール》や《熱刀 デュアル・スティンガー》などと言った対策札があります。
しかしながら、筆者はこれらのカードは事故率を高めてしまい、本来の目的である打倒ライゾウの妨げとなってしまいます。そのためこれらのカードは採用を見送りました。そもそもこいつらを採用したところでアガサ天門対面で都合よく使えるのかと言われると微妙なところもありますし。
(※ちなみに青単リキピや黒緑速攻は《その子供、凶暴につき》がぶっ刺さってたので有利対面です。)
総括
現段階では、赤鰤に、守りの面での強さや、あるいはさまざまなデッキに対応できるほどの柔軟性を持たせるよりも、あるデッキ(=ライゾウ)に対してメタを張った尖らせた構築にした方が強いと個人的には思います。あくまでも個人的は、です。
あとがき
短時間でパッパと書いた文章なのであまり完成度は高くないnoteとなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!