9w0d 42歳高齢妊娠 1回目の稽留流産からの1年間 (重めの話)
久しぶりにnoteを開いて、書いてみます。
現在の話をする前に、noteを書く理由を少し。
もともと継続的にコツコツやることが苦手だったり、パブリックに何かを発信するのが苦手なタイプです。
だけどもnoteをしようと思ったのは、
そんな自分自身を変えるきっかけになるかもしれない。誰かの目を気にしすぎて自己主張が上手くできないこと。
"人生最後"の不妊治療(体外受精)で着床できたから、未来のために記録を残しておきたい。
つわりが辛くてやれることがとても少ない…
この3つの理由な気がします。
そして、前回はじめてのnoteでは体外受精から何日のBTで記録しようと思ったのですが、もはや何日目か分からなくなり、アプリを使って通常の週数カウントに変えました。
実は去年は1回目の心拍確認後、
2回目の心拍確認で稽留流産をしてしまいました。
稽留流産は致し方のないこと、とはよく言いますが、
私はこの体験が凄く凄くすごーーーくトラウマになってしまった。
というのは、理由が2つあり、ひとつめは
スタートアップベンチャーに所属してクライアントコンサルタント兼マネージャー業をしていたことで、月曜〜日曜の朝から深夜まで働き詰め、酷い時は1日14時間くらいのオンライン会議。
自分は政治家か?!と思わざるを得ないような分刻みの働き方をして、その中でも40を越えてもう後がないからと不妊治療、体外受精からの妊娠。
この負荷での妊活継続は無理だと思ったので上司には、なんと着床後すぐの4w目に報告。目的として業務負荷を下げて欲しかったけど、実質夜のMTGを少し早くセーブできただけでハードな生活は変わらず。
ストレスフルで、妊婦継続不可能なんじゃないかと自分ながらに感じていたこと。
そんな矢先、予感が的中してしまい、稽留流産―。
こんな働き方をしていたら、妊活なんて無理だよ…
という1つ目のトラウマとなりました。
2つ目は、ピンポイント麻酔での流産手術だったのですが、あろうことか麻酔がまったく効かず、手術中、病院中響き渡るのではないかと思うような悲鳴を上げ続け、生まれてからこれまでこんなに大泣きしたことがない、というくらい、痛みのせいで泣き喚きました…。小さな子供の頃から割と我慢強く、注射等で決して泣いたりしない子だったのですけど…レベルが違いました。
(大きな総合病院なので、実際は病院中ではなく婦人科待合室に響き渡った感じですが……)
旦那はコロナだからと手術中は、遠くの方の入口の待合室にいて、術後に嗚咽泣きしている私を見ただけ。回復期に数時間ずっと手を握ってくれてはいましたが、1人で辛い時間をやり過ごしたような、強いショックがありました。
この2つの出来事があり、もう不妊治療は、少なくとも今のベンチャーを辞めてからじゃないとできないと思い、そこから約1年をかけてようやく辞められました。
実際、半年後にもう一度体外受精にチャレンジしたものの、着床もせず流れてしまったのも、この思いを確信に導きました。
辞めた後は、辞めたものの体と心の蓄積疲労が激かったので、約3ヶ月ほど仕事から離れ、好き勝手すごして、42歳の誕生日が目前になって、いよいよもう最後の不妊治療と向き合わないと…
さすがに高齢もすぎる…42までに子供を産むのか、産まない人生なのか、決着をつけたい……
という思いも募り、意を決して最後の不妊治療 (採取できた卵も3つきりだったのです) に臨んだ結果、なんと着床に至り、今の9w目に至ります。
長くなってしまいましたが、書き出してみると、自分自身、こんなストーリーの先に、今があるんだなぁ…なんて改めて実感…。今回こそは上手く行って欲しいものです。
ただ、高齢だろうが若かろうが、ほとんどの妊婦さんが苦しむ悪阻。最近はこの悪阻にひたすら毎日の平穏を奪われていて、
とにかく辛い……いつ終わるの……なんでこんなに辛いの……。
私の場合は、デフォルト気持ち悪い、吐きづわり、眠りづわりがメインで、調子が少し良い時に食べづわりのような症状が出る。あとは不定期で匂いづわり、ヨダレづわり。
中でもやはりキツイのは吐きづわりで、毎日食べたいものがコロコロ変わる、何を食べたいか分からない…。
体の声をよくよく聞いて、間違いないものを食べないと、食べた矢先に即戻したり…そんな日々です。
今日は朝から調子がイマイチで、吐きづわりに頭痛に…。
で、吐いた後の遅めの昼はトマトパスタな気分になり、
REGALOの蟹のトマトクリームソースを和えてみたものの、
これも間違い…。
そう、トマトパスタが食べたかったのであり、蟹でもクリームでもなかったので、不幸せな昼食化してしまう……
日々食べ物が美味しくないって、こんなにも、不幸なのね……
すごく痛感しています。
早くつわりが終わってほしい…
でも突然まったくなくなるのも不安だけども……前回はある日突然悪阻がなくなって、稽留流産だと、即気づきました。
つわりはバロメーターでもあるところが、妊婦の辛い所……。
9wになったものの、前回は7w5dでの受診で、まだ母子健康手帳OKが医師から出ませんでした。
だから、厳密にはまだ「妊娠確定」じゃないのですよね泣。
今週の金曜日に検診があって、そこでも心拍確認が出来たら、晴れて妊娠確定できるのだと思うけど…
42歳の高齢妊娠は、9wで3回目の心拍確認が出来たとて、まったく安心じゃない。
そもそもの流産率が40-50%と高すぎるのと、
染色体異常の確率もグンと増える。
今週の検診に答えを求められているのはNIPTを受けるかどうかの判断。とても難しい問題。
35歳の頃から妊娠いつしてもいいよね、とゆるゆる妊活をしてたのもあるけども、なんだかんだ7年。
自然妊娠、どちらかに異常があるかの診察、タイミング療法、人工授精、体外受精とすべてのプロセスを経てきた。
7年越しの実りがあって、NIPTを受けて、仮に陽性でしたとなって、中絶を選択できるのか……?
でも、仮に染色体異常のある子供を授かったら、この高齢スタートに加え、生半可な気持ちで育てていけるのか……?
行けるはずがない。
色んな気持ちがぐるぐると思考をめぐります。
旦那はずっと気楽に捉えているようだけど、42歳の妊娠がハイリスクであることを実感していないのだと思う。
さて、どうなるか……どうするか……今週1週間で悔いのないように考えようと思います。