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【体験型エンタメニュース12/2-12/8】京都のいけず体験イベント/『ただいまタイムループ』脚本公開 ほか

2024年12月2日~12月8日の期間で石川が注目した体験型エンタメのニュースを取り上げます(「体験型エンタメ情報局」のマガジン「体験型エンタメ情報」にもクロス投稿します)
記事にも書いていますが、体験目的がはっきりした体験型イベントが今年は一気に増えてきた感じ。体験型エンタメの幅が更に広がっていきそうです。
※今回の見出し写真は『この先いけずな京町家』のプレスリリースからお借りしました。


■京都のいけず体験イベント『この先いけずな京町家』

京都人の”いけず“はぶぶ漬けをはじめとしてよくネタにされますが、なんとそれを体験型イベントにしようという企画が現れました。それが『この先いけずな京町家』です。

参加者は大西常商店・4代目の大西里枝氏が演じる「いけず女将」の住む京町家を訪問。女将の何気ない一言の裏には別の本音が潜んでいる場合があり、読み取って適切な行動ができないと「ぶぶ漬けでもどうどすか?」と言われます。これは古来から京都で「早く帰れ」を意味する言葉で、言われた場合は一度退散しなければなりません。5回訪問するうちに全ての「いけず」を読み解き、女将の信頼を得られればクリアとなります。

プレスリリースより

こういった新しい体験型イベントが成功するかどうかは、参加者が頭の中に体験のイメージができるかどうかが大きいと石川は考えますが、これはもうすぐに頭の中で皮肉たっぷりな言葉と共に追い返される自分のイメージが湧き上がります(笑)
これはすぐに満席になるだろうなと思っていたら案の定で、追加公演も含め、あっという間に完売しました。日時が合えば石川も行きたかった!

最近はこういった単なるエンタメではなく、体験目的がはっきりした体験型イベントが増えていますね。エデュテイメント的であったりプロモーションだったり。12月5~8日『お金で払えない中華店』とかもそうでした。

こういったもの、何かジャンル名つけられないかな。

■『ただいまタイムループ』脚本公開!

2024年11月13日~17日に開催された『ただいまタイムループ』も体験目的がはっきりした体験型イベントでした。開催タイミングではうまく紹介できませんでしたが、石川の周りで参加した人の評判はとても高かったです。
そして、なんとそのイベントの脚本が無料公開されたのです!

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kaigo/opencareproject/tadaima_timeloop/index.html

しかも脚本だけでなく、イベント内で使う手紙とかカードとかのデータまで一式入っています。これを使えば誰でも(手間とお金を無視すれば)『ただいまタイムループ』を公演できるのです。
実際、上記の公式サイトでは
「脚本をご使用の際は、お名前、上演情報(日程・場所)をお知らせいただければ、どなたでもご自由に上演いただけます。」
という一文まで!

こういった体験型イベントは経験がないとどう作ればよいのか分からないことが多いので、こういった形でデータが残るのはとてもありがたいことです。
ちなみに脚本は小御門優一郎さん。ノーミーツ作品などを手掛けられた方ですね。

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