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【ニュース9/16-9/22】カセットプレイヤー使う周遊ミステリー/第四境界のアパレルブランド など
今回は2024年9月16日~9月22日の間に石川が目にした面白そうな体験型エンタメの情報から取り上げます。先週末東京に行っていたこともあって更新遅れました。すみません。
あと見出しの日付表記、期間が分かりやすいように変えてみました。年号を外したのは長期的には分かりにくくなる可能性がありますが、まあ執筆日みれは見当つくかなと。では、記事をお楽しみください。
※今回の見出し画像は『カセットプレーヤーの持ち主を探しています』のプレスリリース資料からお借りしました。
■カセットプレイヤーを使う池袋の周遊ミステリー
ARG的なギミックや物語体験感の強いコンテンツを制作している「謎組」と池袋で様々な体験型ミステリーを展開している「池袋ミステリータウン」が、カセットプレイヤーを使う体験型コンテンツ『カセットプレーヤーの持ち主を探しています』を9月25日から開始します。
なんといってもその特長はカセットプレイヤーを使うこと。昔懐かしいギミック(若い人には未知のギミックw)を使って謎の持ち主の声を聞きつつ、周遊する場所も池袋の隠れたレトロスポットを巡るという内容です。石川もいち早く体験してきたので、のちほど別記事で取り上げたいと思います。
また、ARG的な仕掛けとして、この依頼を受けた人物のX(Twitter)アカウントやnote記事が非常に凝っていて面白いです。周遊を解くのには必要ありませんが、体験の前後に読むと世界観が広がって面白いと思います。
【カセットプレーヤーの持ち主を探しています】
— 霧島渉 / 失せ物返却人 (@kirishimawataru) September 18, 2024
先日ポストした失せ物の件。#謎組(@nazogumi)さんに依頼して「ノンフィクションゲーム」として本格的に持ち主を探すことになりました。本件にご協力いただける方は、詳細について記した私のnoteをご覧ください。#返活 #NFGhttps://t.co/udZG64RcbK
■今年のM3はレトロな温泉で開催
役者と同じ空間を共有し参加者の眼の前で事件が起きる、没入感高いイマーシブシアター的ミステリーイベント『ミステリー・ザ・サード (M3)』。次回はなんと温泉での開催となりました。2024年11月8日~12月1日の間の週末に開催されます。
毎回、開催場所を活かした物語体験を提供してくれるM3だけに、温泉という場所でどのような体験を生み出してくれるか楽しみです。ちなみに温泉に入っている時に殺人事件が起きる訳ではなさそうです(笑)
M3の11月公演、温泉に入るのは任意です。温泉に入らなくてはならない物語ではありません。
— 城島和加乃 JOSHIMA,Wakano (@w_jo) September 28, 2024
誤解なきよう(笑)
「純烈さん」たちもライブを行ったことのある、温泉施設の上の会場が舞台です。
とても昭和レトロなミステリー向きの温泉施設です。
楽しく過ごしましょう。#イーピンエムスリー https://t.co/b4Rdm8UlFS
■第四境界のアパレルブランド始動
9月に大きな発表が3つあると予告していた「第四境界」ですが、その1つとしてアパレルブランド『D4KK』が発表されました。
商品は「UNLOCKED」と「RESTRICTED」の2種類を展開。
「UNLOCKED」は第四境界の世界観をモチーフとしたデザインになる予定で、年内中に誰でもい購入できるようになる予定とのこと。
一方「RESTRICTED」は、『人の財布』を始めとした第四境界の作品をモチーフとしたデザインになっており、それぞれの物語を最後まで調査した方しか購入できないそうです。
今までも関連商品は本編の物語体験とうまく絡み合った内容だったので、「RESTRICTED」がどう本編の物語と関連する内容になるのか興味深いところです。
ちなみに、アパレルを使ったARGは海外ではいくつか例があります。興味のある方は英語ですが以下の記事をご覧ください。
ちなみに、ARGとTシャツなどのアパレルアイテムの組み合わせは昔から挑戦事例はあって、『Edoc Laundry』(2005)などが初期の事例では有名かと思います。
— えぴくす (@epi_x) September 20, 2024
最近だと、『MatPat’s Quest Jackets』(2022) という事例も。
ARGNのウェアラブルARGのまとめ記事:https://t.co/Cf9FKTJlPG
■太秦映画村の没入アトラクション第3弾は小泉八雲がモチーフ
京都・太秦映画村で過去2回開催された没入アトラクションの第3弾『ムジナ屋敷 – 鏡、小泉八雲にうつりて』が発表されました。開催期間は2024年10月5日~11月24日の週末となります。
幕末期が舞台だった過去作から一転、今回は明治時代を舞台に小泉八雲がメインモチーフの作品となりました。
マーダーミステリーの店舗を運営する『Rabbithole』が制作しているため、大人数の屋外マダミスと誤解されやすいですが、どちらかというとイマーシブシアターと屋外周遊アトラクションを組み合わせた、あまり他に例のない体験型イベントといえます。ハンドアウト等ないので、親子でも気軽に参加できるかと思います。
私は過去2作とも参加していますが着実に面白さが進化していて、第3弾で没入体験が更にどこまでアップするかとても楽しみです。
■この期間の石川note記事
【お知らせ】
体験型エンタメ研究のメンバーシップ(月額500円)を作ってみました。
メンバーシップ向けの特典コンテンツというよりは、石川が今回のような体験型エンタメのnote記事を安定的に執筆するための支援となります。
詳しくは下記記事を参照ください。ご支援いただけると、とても嬉しいです。