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【ニュース10/28-11/3】体験する物語 projectが新作発表/『Sleep No More』今度こそ終了!? ほか

今回は2024年10月28日~11月3日の間に石川が注目した体験型エンタメのニュースを取り上げます。
「体験型エンタメ情報局」がnoteに移行したのに合わせ、今回から再び石川のnoteと「体験型エンタメ情報局」のマガジン「体験型エンタメ情報」にクロス投稿します。
今回の見出し画像はThe McKittrick Hotel公式サイトより、『Sleep No More』のファイナルイベント「APPARITIONS」からお借りしました。


■体験する物語 projectが新作『カジノ・シュレディンガー』を発表

SCRAPのイマーシブシアター系ブランド「体験する物語 project」が前作から約1年半ぶりの第4弾『カジノ・シュレディンガー』を2024年11月29日~12月15日に開催すると発表しました。
今回注目なのは過去3作のディレクターだったきださおり氏が監修に回る一方で、脚本、演出にイマーシブシアター『藍色飯店』『ホテル・インディゴ』などを手掛けた山崎彬氏が参加していること。
個人的に『藍色飯店』は石川がもっとも好きなイマーシブシアターの1つなので、今までとまったく違った「体験する物語 project」作品が生まれるのではないかとワクワクしております。

■今度こそ本当に終了!?『Sleep No More』

本来は2024年1月に終了するはずだった、ニューヨークのイマーシブシアター『Sleep No More』。
その後、終わる終わる詐欺がごとく、毎月のように延長が繰り返され、ひょっとしてこのまま何事もなく続くのではと思っていた方も多いと思います。しかし、どうやら2025年1月に本当に終わりそうです。
現在、公式サイトでは『Sleep No More』の通常公演は2025年1月5日までとなっており、その後1月9~11日の3日間に『APPARITIONS』(亡霊?)という名のファイナルイベントが行われ、そこで「McKittrick Hotelの扉は閉じられる」と書かれています。

The McKittrick Hotel公式サイトより

また、ネットメディアでも『Sleep No More』の終了は報じられており、今度こそ本当の本当に終了となりそうです。

石川の個人的な思い出として、2024年1月に終わると聞いて慌ててNY行きを手配し『Sleep No More』に参加して予想以上の内容に感動しました。そのあとの延長につぐ延長にはなんだかなあと思いつつ、このまま延長が続くならもう1回くらい行くチャンスあるのではとも思っていて、今回の終了発表はなかなかに複雑な心境ではあります。

一方で上海版『Sleep No More』は上演が続いており、更に2025年にはソウル版の上演も予定されていて、ニューヨーク版にこだわらなければ日本からはより参加しやすい状況になってきています。石川もソウル版の開始日の正式発表を首を長くして待っている所です。

■都立明治公園がAR技術で「Niantic Park」に

高度なAR技術で『Pokémon GO』『モンスターハンターNow』などを提供するNianticと都立明治公園を管理運営するTokyo Legacy Parks株式会社は都立明治公園にAR体験をもたらすことを目的に戦略的なパートナーシップを締結しました。
手始めとして『Pokémon Go』には「Niantic PARK」のロゴが入ったポケストップやジムが登場したり、『Pikmin Bloom』では、「Niantic PARK」のロゴが付いたスペシャルスポットが出現して「金の苗」を受け取ることができるなど、Nianticが提供するコンテンツに特別な要素が追加されていきますが、目指す先にはもっと大きな目標があるようです。
コンピューターが使える地図情報を作成することを目的に、Nianticのスキャニング技術「Scaniverse(スキャニバース)」を活用し、都立明治公園の詳細な3Dマップを構築。外部の開発者がこのデータを利用できるようにすることで、公園内の正確な場所に結びついたAR体験やサービスが作成できるようになります。つまり、都立明治公園を舞台したさまざまなARコンテンツをNiantic以外でも提供できる下地を用意するわけです。
このあたりの詳細はgamebizの説明会レポートが詳しいので、興味のある方はぜひ読んでみてください。


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