【体験型エンタメニュース】トランスメディア・エンタテインメント鼎談/ホリプロ✕夕暮れのイマーシブ演劇詳細 ほか(2024/12/16-12/22)
2024年12月16日~12月22日の期間で石川が注目した体験型エンタメのニュースを取り上げます(「体験型エンタメ情報局」のマガジン「体験型エンタメ情報」にもクロス投稿します)
今回の見出し写真は「RE:PLAY AFTER SCHOOL」のプレスリリースからお借りしました。
年内のニュース更新はこれで終わりです。次回は年末年始2週分まとめてお送りする予定です。ときどき遅れながらもなんとか毎週更新がサイクルとして定着してきたので、来年はニュース続けつつ、他の記事も増やしていきたいですね。
では、よいお年を!
■トランスメディア・エンタテインメントに注目した鼎談
ソニーグループ クリエイティブセンターの新メディア『SIGNALS Creative Research』のメンバー尾崎史享氏、永谷実紀氏と、集英社で数々のヒット作を担当したマンガ編集者・林士平氏の鼎談。
『SIGNALS Creative Research』創刊号は「エンタテインメントのトランスメディア化の動き」をテーマですが、今回の鼎談もそれに沿ったものになっています。
作品の単なる別メディア化ではなく物語や世界を拡張するトランスディアとして捉える視点は、ARGが長年やってきた切り口でもあり、そういった意味でも興味深い内容です。
■ホリプロ✕夕暮れのイマーシブ演劇詳細発表
ホリプロときださおり氏の新会社「夕暮れ」がタッグを組むイマーシブ演劇の正式タイトルが『RE:PLAY AFTER SCHOOL』に決定。詳細も発表されました。
本物の学校を会場として使うせいか、開催期間は2025年3月27日(木)~3月30日(日)の4日間のみとなっていて、石川も行けるかどうかドキドキしています。
内容的には参加者のスタンスによってコースが4つに分かれているのが興味深いです。日本でのイマーシブシアターも上演数が増えるに従って体験できる範囲も作品ごとにかなり違ってきており、それによって参加者とのミスマッチもけっこう発生するようになっています。
今回は4つのコースごとにどのような体験ができるかが明示されていてとてもよい試みだと思いました。
また、詳細に合わせてきださおり氏とホリプロ・篠田麻鼓氏の対談も公開されています。やはり篠田氏もかなりイマーシブシアターに注目していてこの企画が実現したことがわかりますね。