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東南アジア旅の甘い疑似恋愛💛

去年の12月から1月初めにかけての東南アジア旅で、まだ触れていなかったトピックがあります。それは「恋愛」に関すること。
私自身、もともと恋愛体質で、小学生の頃から好きな男の子が次々と変わるタイプでした。それが大人になっても時折顔を出し、出会いが多い旅では、そのような出来事はちょぼちょぼありました。でも、ここ最近はその感覚が落ち着いていました。
そんな中で迎えた今回の旅、インドネシア・ロンボク島でのシュノーケリング中、思いがけず心が揺れる出来事がありました。


シュノーケリング中の出会い🌊

シュノーケリングツアーでは、コーチが私たちを魚がたくさんいるスポットやウミガメが見られる場所へ連れて行ってくれました。私はライフジャケットを着用し、泳ぎが苦手なこともあってコーチにリードしてもらいながら進みました。

最初は腕をつかんでサポートしてくれる程度だったのが、次第に自然な流れで手をつなぐ形に。それがいつしか「親指を上にしたつなぎ方」や「親指を下にしたつなぎ方」など、阿吽の呼吸で変化していくほど。3つ目の島に着く頃には、手をつなぐことがまるで日常の一部のようになっていました。

その瞬間はまるで、長年一緒にいるカップルのような親近感があり、心の中で思わず「これ、デートっぽい」と感じてしまったほどです。波が強くなったとき、コーチの大きくて色黒い手が、私の白くて小さな手をしっかりと包んでくれました。その安心感と共にドキドキ感も混ざり合い、まるで映画のワンシーンのようでした。


笑いと会話が生んだつながり🎭

島から島への移動中や食事の際、コーチとの会話がとても楽しい時間でした。彼は多少の英語を話せる程度で、私もインドネシア語が分からないため、ガイド兼通訳のニーサさんの助けを借りながらのやり取りでした。それでも、身振りや手振り、表情を駆使したコミュニケーションは笑いに満ちていて、言葉の壁を感じさせないものでした。

「この人、私と笑いのセンスが似ているな」と感じる瞬間が何度もありました。非言語コミュニケーションでここまで笑いのポイントが合う人に出会えるのは本当に稀です。

左:コーチ 真ん中:ニーサ 右:筆者

別れのとき、疑似恋愛の余韻🌅

シュノーケリングツアーが終わり、出発地点の島に戻るとき、別れが名残惜しく感じられました。最後に彼にチップを渡したとき、彼が嬉しそうな表情を浮かべるのを見て私もほっとしました。しかし、車に乗り込んで彼が見送ってくれる姿を見たとき、その顔が少し寂しそうに見えました。

もしかして彼も、この短い間に疑似恋愛のような感覚を感じていたのでしょうか?
みなさん、吊り橋効果を聞いたことありますか?
吊り橋を渡るドキドキを恋愛のドキドキに置き換える現象のことです。例えば、吊り橋のドキドキ感が恋愛のドキドキ感に変換されて、恋愛に発展していくこと。今回の体験も、まさにその吊り橋効果に似た感覚だったのかもしれません。


心が揺れた時間からの学び💡

旅が終わった今でも、その穏やかで温かな瞬間を思い出すたび、心に小さな幸せが蘇ってきます。
疑似恋愛体験があったので、ロンボク島への特別な思いがいまだに続いているのかもしれませんね!

旅先での出会いや経験が特別に感じられるのは、日常から離れた環境だからこそ。そして、異国の地で言葉や文化の壁を超えたつながりを感じられる瞬間は、かけがえのないものです。この出来事を通じて改めて、旅の魅力と不思議さを感じました。

今回の経験を胸に、次の旅ではどんな新しい出会いが待っているのか、楽しみで仕方ありません。

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