初日で見つけた成長のカギ
こんにちは!ツアーガイドのFujikoです。
7月上旬についに京都でツアーガイドとしてデビューしました。
その日は先輩ガイドが同行してくださり、ツアー終了後には貴重なフィードバックもいただきました。
その中でも、私の心に深く刺さったのは、
「もっとゆっくり、明確に伝えなさい」
というアドバイスでした。
ついつい早口になりがちだったので、自分の話し方を振り返る良い機会となりました。
ビジュアルエイドとスクリプトの重要性
デビューまでの準備期間では、視覚的な補助となる「ビジュアルエイド」と、伝えるべき内容をまとめた「スクリプト」の2つが特に重要だと先輩方から教えてもらいました。ビジュアルエイドは、パワーポイントで作成し、実際のツアーでお客様に見ていただけるように工夫しました。このエイドがあると、情報の定着率がぐっと上がると言われており、せっかく日本に来ていただいたお客様に、より深い記憶を持ち帰ってもらいたいという思いで作成しました。
情報の厳選とストーリー性の追求
スクリプト作りでは、情報の厳選がとても重要です。例えば、観光地に関するガイドブックや一般的な資料に載っている基本的な情報(1階層目)や、ネットで深掘りした建築や歴史に関する詳細な情報(2階層目)を集めることはできました。しかし、ツアーをより印象深いものにするためには、その場所にまつわる人々の生活や感情、物語など、さらに深いレベルの「人間味のあるストーリー」(3階層目)を伝えることが大切だと感じています。デビュー時の私のガイドでは、まだ1階層目や2階層目の情報にとどまっていて、3階層目のストーリー性のある内容を十分に伝えられていなかったと反省しています。
今後の目標と成長への意欲
これからは、もっと「人間味のあるストーリー」、例えば歴史的な背景だけでなく、そこで生きた人々のエピソードや感情に触れる情報を集めていきたいです。そうすることで、お客様がその場の歴史や文化をより身近に感じ、記憶に残る体験を提供できると信じています。
来週もツアーガイドの仕事がありますので、今回の学びを活かして更に成長していきたいと思います。
準備をしっかり整え、情報を蓄積し、その中から厳選した内容を丁寧に伝える。そんなガイドを目指して、引き続き頑張ります。