スナックキズツキ

今夜は子どもたちも夫も早く寝たので、風呂上がりに１人で梅酒を飲みました。久しぶりに夜のカップヌードルも…。ああ、また太る。けど、たまにはいいや。
何度も読んでるスナックキズツキをお供に、夜ののんびりタイムでした。
スナックキズツキ、出てる人たちにいつも親近感。ドラマ版も全部見たけど、よかったけど、やっぱり原作もすごくいいな。
原作は、トウコさんが無表情なのがいい。いろいろ聞いてくるしやらせてくるけど、踏み込んでこない感じ。
登場人物がみんなつながってて、感じが悪かった人も、その人目線で見たらみんな理由があって、結局一人も嫌な人はいなくて。
みんながみんな、自分の心の中の世界で粛々と生きているんだよな、と思いました。

ここ数日、調子の悪い姉の話を受け止めていから、なんていうか、私までずーん、となってて、姉の状況を自分に置き換えて考えたり、姉の悩みを想像して最善策を考えたりしてたけど、やっぱり姉のことは姉にしかわからないわ、という結論に。
私と姉は違う人間だから。
私が楽になる方法と、姉の方法は違う。
私がすごく嫌なことと、姉が嫌なことは違う。元気になれる嬉しいことも、姉とは違うんだ。
姉は、自分でそれに出会っていかないと。
結局は、人の悩みは受け止めてあげるだけで、他人はどうすることもできないね。私には、姉の人生を変わってあげられないんだからね。
強くならなくていいから、うまく交わしてやり過ごせるといいな。
そんなに思い通りにはならないよ、私だっていつも、いろんなことに目をつむってぼんやり受け止めてばかりだよ。

スナックキズツキを読んで、そんな結論を出して、少し気を楽にして、梅酒で酔っぱらって眠るのでした。
吐き出せてよかった。
おやすみなさい。