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リモートワークの最強デスク構築

はじめに

リモートワークを快適にするためには、自分に合ったデスクやチェア、モニターなど、作業環境を支えるアイテム選びが欠かせません。本記事では、実際に使っている製品を元に、スペックだけではなく、実際に使ってみたからこそ分かる使用感や効果を中心にお届けします。



快適な作業姿勢を作るアイテム

FlexiSpot E9 電動昇降デスク

FlexiSpot E9は、リモートワークの質を大きく向上させる電動昇降デスクです。このデスクの最大の特徴は、ボタン一つで高さを調整できる機能。座り作業と立ち作業を簡単に切り替えられるため、長時間のデスクワークによる腰や肩への負担を軽減してくれます。さらに、高さの調整は用途に応じて柔軟に活用でき、例えばPC作業や書き物、スタンディングでの集中作業、さらには家族が使用する際にも、スムーズに高さを変更できます。

天板サイズはいくつか選べますが、私は140cm×70cmを選びました。広々しており、デュアルモニターや大型ノートPCを置いても余裕があります。耐荷重は100kgまで対応しているため、重いデスクアクセサリーを載せても安心です。また、高さの調整範囲が73cmから123cmと幅広く、自分の体格や作業スタイルに合わせた最適な高さを見つけることができます。さらに、メモリー機能を使えば、よく使う高さを登録してワンタッチで設定可能。調整する手間が省けるので、作業がスムーズに進みます。

「コの字型フレーム」の採用により、壁際にもピタリと設置できるのも嬉しいポイントです。脚の奥行きが58cmとコンパクトで、狭いスペースにも無理なく収まりました。また、組み立ても簡単で、主要な部分があらかじめ組み立てられた状態で配送されるため、30分ほどで設置が完了しました。1人で組み立てようとすると少し重いので手間取ります。

価格は通常39,600円程度ですが、セール時にはさらに割引されることがあり、コストパフォーマンスにも優れた選択肢です。特に電動昇降機能や障害物検知といった機能を備えつつ、この価格帯は非常に魅力的です。私はクリスマスごろのセールで2万円台後半で購入しました。一度導入すれば、その快適さに驚くことでしょう。今ならE9もおすすめです。



Ergohuman Basic エルゴノミクスチェア

FlexiSpot E9のようなデスクとセットで使うのに最適なのが、Ergohuman Basicです。このチェアは、リモートワーカーの腰や背中の負担を軽減するために設計された、エルゴノミクス(人間工学)に基づく製品です。

まず特筆すべきは、腰をしっかり支える独立型ランバーサポート。背骨の自然なカーブを維持し、正しい姿勢をサポートしてくれるため、長時間の作業でも腰が痛くなりにくい設計です。先日整体に行ってから購入しましたが、現状そこまで痛くなっていません。また、メッシュ素材を使用しているため通気性が高く、夏場でも快適に使用できます。

リクライニング機能は最大26°まで倒すことができ、深くリラックスした姿勢で休憩するのにも最適です。座面の高さやリクライニングの反発力も調整可能で、自分にぴったりの座り心地をカスタマイズできます。さらに、アームレストの高さ、前後、左右の細かい調整が可能で、デスクや作業内容に合わせたポジション設定が簡単です。

購入に向けて試しに展示場に出向き、自分にフィットする椅子を探しました。みなさんも高級チェアを購入の際には必ず実際に試すのをおすすめします。写真は新宿にある大塚家具の展示場です。ハーマンミラーやErgohumanなどのメジャーなチェアが取り揃えられており、おおよその有名どころを試すことができます。

今回購入したチェアはフレームは頑丈なアルミダイキャスト製で、耐久性に優れています。新品価格は115,500円ほどですが、中古市場では6万円程度で購入可能な場合もあり、高性能ながらコストを抑えて導入することができます。今回は家具マルシェでSの美品を購入できました。ヘッドレスト付きでこの値段は安いと感じます。現状ヘタリなく、満足です。



作業効率を劇的に向上させるディスプレイ環境

JAPANNEXT 29インチ ウルトラワイドモニター

モニター選びは作業効率を大きく左右します。その点で、JAPANNEXTの29インチウルトラワイドモニターは、リモートワークに最適な一台です。21:9のアスペクト比を持つ2560×1080のWFHD解像度は、一般的なフルHDモニターより横幅が広く、複数のウィンドウを並べて表示するのに最適。例えば、左側でエクセルを開きながら右側でブラウザを操作する、といった使い方ができます。

このモニターのもう一つの大きな魅力は、USB-C接続に対応している点です。これにより、映像出力と電源供給をケーブル一本で完結できるため、デスク周りのケーブルがすっきりします。特に、USB PD対応のノートPCを使用している場合、充電器を別途用意する必要がなくなり、シンプルな作業環境が構築できます。またドックとしても動作し、USB Aが2つ備わっています。しかも接続デバイスの切り替えができるので、複数PCを利用しているユーザーには特におすすめです。

さらに、sRGB 100%対応のIPSパネルを採用しており、色彩表現が非常に正確です。HDR10にも対応しているため、写真編集や動画制作など、色の再現性が求められる作業にも適しています。また、リフレッシュレートが100Hzに対応しているため、滑らかな画面表示が可能で、作業だけでなくゲームやエンターテインメント用途でも快適です。最近はValorantで活躍してくれています。

VESAマウントに対応しているため、モニターアームに取り付けることで、自由な配置が可能になります。これだけの性能を持ちながら価格は33,980円と手頃で、初めてウルトラワイドモニターを使う人にもおすすめできる製品です。現在は売り切れなので、Xiaomiのウルトラワイドをおすすめします。



デュアルモニター構成:WORLDLIFT モニターアーム

デュアルモニター構成を実現するために欠かせないのが、モニターアームの活用です。私が使用しているWORLDLIFTのモニターアームは、最大32インチのモニターに対応し、1本あたり8kgまでの耐荷重があるため、29インチのウルトラワイドモニターでも安心して取り付けることができます。

このアームを使うことで、29インチのメインモニターをデスク上で自由に移動させたり、27インチのサブモニターを上部に配置することで視線移動を最小限に抑えることができました。特に、サブモニターはChatGPTやブラウザ検索専用として使用し、作業効率が飛躍的に向上しています。

アームの設置はシンプルで、VESA規格(75×75mm、100×100mm)に対応したモニターであれば簡単に取り付け可能です。また、高さ調整もポールに沿って自由に行えるため、理想的なモニター配置を実現できます。ポールの高さが45cmあるので、上下2枚のモニターを余裕をもって重ねられるのも大きな利点です。


作業環境をさらに快適にする周辺機器

Xiaomi ScreenBar モニターライト

長時間の作業では、目の疲れを軽減するための適切な照明が必要です。その点、XiaomiのMijia ScreenBarは非常に優れた選択肢です。このモニターライトはモニター上部に設置するタイプで、デスク全体を均一に照らしながら、画面への映り込みを最小限に抑える設計になっています。

特徴的なのは、色温度と明るさを無段階に調整できる機能です。日中は5000Kの白色光で作業を行い、夜間や目を休めたいときには3000Kの暖色に切り替えることで、環境に応じた最適な明るさを提供します。また、自動調光機能を使えば、周囲の明るさに合わせてライトの明るさを調整してくれるため、設定の手間も省けます。

さらに、リモコン付きなので手元で簡単に操作でき、作業中に中断することなく調整が可能です。私自身、このライトを導入してから、長時間のデスクワークでも目の疲れが軽減されたことを実感しています。


まとめ

リモートワーク環境を整える上で重要なのは、自分の作業スタイルや体に合ったアイテムを選ぶことです。FlexiSpot E9の昇降デスクで姿勢を自由に変え、Ergohuman Basicのチェアで腰への負担を軽減。そして、JAPANNEXTのウルトラワイドモニターで作業領域を広げる。さらに、WORLDLIFTモニターアームを使ったデュアルモニター構成や、Xiaomi Mijia ScreenBarで目に優しい作業環境を構築する。これらを組み合わせれば、快適かつ効率的な作業環境を実現できます。

すべてを一度に揃える必要はありませんが、長く使えるアイテムへの投資は、作業効率と健康の両方を向上させる最良の手段です。まずは一番必要だと感じるアイテムから試してみてください。快適なリモートワーク環境が、あなたの毎日を大きく変えるでしょう。


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